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artgalleryそあとの庭5周年企画第三弾「東京学芸大学・くっつけて空間!発表展」終了の報告

「くっつけて空間!発表展」は7月28日(木)~8月9日(火)の期間延べ100名様ほどのご来館を頂き、盛況のうちに終了致しましたので、ご報告いたします。

展示内容
7月16日(土)にそあとの庭で開催された、国立東京学芸大学と児童館のこどもたちとの、野外の造形活動ワークショップの風景写真を、ツタにみたてたロープに張り込んだ作品と、
「木の再生」をテーマに実際に庭で作った大木とテープの作品の一部の展示、
学生6名による、7枚の絵画を組み合わせると樹になるコラボレーション作品「木になる木はみんなの樹」等、ワークショップを通して学生とこどもたちが交流し、そあとの庭でアートな空間を共有する様子が伝わる展示となりました。
来場された方からは、
・スマフォやテレビゲームで遊ぶより、こどもたちは生き生きとした様子が覗えるワークショップの様子が分かる展示になってますね。
・自然遊びが思い切りできる場所での活動展示で、いいですね。等ご感想を頂きました。
IMG_9961IMG_9954IMG_9951IMG_9944IMG_9941IMG_9934第三弾チラシ(最終)
国立東京学芸大学×児童館(子どもと保護者)×SOATコラボレーション企画が、開催されました。
7月16日(土)
場所:そあとの庭
内容:
東京学芸大学美術分野准教授、附属小、中学校の教授たちの専門知識で企画されたカリキュラムを使い同大学生、SOATスタッフなど専門知識を持つサポーターで実施するアートワークショップに日清製粉グループの食育分野の専門家が、加わり「そあとの庭」でしかできない活動を実施する。母子家庭や共稼ぎで普段親子の時間が少ない児童館に通う子どもたちや遊び場所が限られている3・11の津波による被災地の子どもたちが、参加することでの心のケアと子どもの育成、家族のコミュニケーションを図る。
企画指導:
東京学芸大学 教員4名
花澤洋太(美術分野准教授)、石井壽郎(美術分野准教授)、山田猛(非常勤講師)、桐山卓也(付属竹早小学校教諭)
東京学芸大学生6名
田中咲也子、早川みはる、川上由真、遠山彩夏、菊川天照、中島悠美

午後は美術系大学教員と学生と一緒に造形活動を行いました。
最初にみんなでお庭の外を探検!
学生がリードしながら、普段は入らないような道を通り、「あ、変なきのこがあるよ!」「これなんだか知ってる?」「この稲はこれからお米になるんだよ。」など子どもたちは学生やお父さん・お母さんとのコミュニケーションを取りながら歩いていきます。
自然に囲まれながら「「ヤッホー!!!」」と叫びはしゃぐ子どもたちを見て、お母さんたちも「思い切り声を出してはしゃげる場所で良いね。」「普段とは違う雰囲気も良いね。」と嬉しそう。
お庭に戻り、見つけた枝や笹の葉、ビニール紐などそれぞれに興味のある色々な素材を使い、自由に形にしていきます。
先生や学生は「どんな使い方が出来るかな?」「こうしてみたら面白いかも!」など創造性の膨らむ声掛けをしながら子どもと同じ目線で一緒に造形を楽しんでいました。
最後は大きな木を庭の真ん中に運んで、「木の再生をしよう!」。
周りに葉っぱや作ったものを並べ、色々な場所にカラフルなビニールひもを引っ掻けて、お庭全体が素敵なアート空間になりました。
「楽しかった~!」「また来たいです。」等の感想をいただき、子どもはもちろん大人も普段とは違ったリラックスした雰囲気で楽しい時間を過ごせていたようでした。
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