児童館プロジェクト 平成27年度以降

H29年度SOAT×4児童館協働プロジェクト9/27榴岡児童館・砂場ワークショップ

9月27日(水)砂場ワークショップ実施
講師:齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ:藤原久美子・佐藤晴香・西村優衣子・石森ももこ
概要:
榴岡児童館を訪問して館内及び榴岡小学校内で砂場ワークショップを行った。
11:00~12:30
開催場所:榴岡児童館
参加者:未就学児親子10組 20名
午前中の未就学児親子との砂場ワークショップでは、スタッフが大きな穴を掘り、そこに水をためて大きな落とし穴を設置するという仕掛けを施した。
見たこともない大きな穴に恐る恐る足を入れてみたり、水を注ぎ込んだりする姿が見られた。
最初は手足が汚れることを嫌がり砂に近寄らなかった子どもも、植物に水をあげる等のきっかけで夢中で水と砂遊びに没頭することができた。
泥のペタペタする感触、ざらっとした砂の感触、冷たい水の感触など様々な感触を自分の手足でしっかりと感じ取ることができたようだった。
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14:30~16:00
開催場所:榴岡小学校砂場
参加者:小学生80名
 午後からは榴岡小学校で砂を堀るワークショップを行った。「砂場の下には何がある?」の問いかけに「お宝!」「何もない!」等と想像を膨らませながらどんどんと砂を掘っていった。
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途中大きな石や人形、粘土など様々なものが発見され、子どもたちはその一つ一つを興味深く観察していた。
最後にはまるで化石を発掘する研究者のように深く深く掘り続けた。砂を掘るだけでなく、足を砂に埋めてみたり、砂をバケツに詰めて型を取ってみたり、出てきた石を洗ったりなど、普段はしないような砂場遊びをそれぞれ楽しそうに行っていた。
最後には掘り返した砂を先生たちに見つからないようにこっそりと元に戻すところまでみんなで力を合わせて行った。
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全身砂だらけになった子どもたちは水で体をきれいに洗い流し、「砂を掘るのは大変だった」「いろんなものが出てきた」などと感想を伝えてくれた。
普段は考えられないような視点からの砂場遊びに子どもたちも満足したようだ。

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