児童館プロジェクト 平成27年度以降

2019年坪沼八幡神社自然探検WS/7月20日 榴岡児童館

開催日時:2019年7月20日(土)10:00~15:30
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童29名(1年生20名、3年生8名、5年生1名)、職員4名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、佐藤)、宮城教育大学生3名

活動内容詳細:
今回は初めて参加する1年生も多く、バスから降りて神社まで歩く道のりでも「どんな所なんだろう?」と辺りを見回したり、カエルやバッタを見つけ捕まえたり、初めての環境にドキドキやワクワクの様子だった。
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一部の子ども達の間では「地獄の階段」と呼んでいるらしい神社の長い階段を登る時には「エレベーターとか無いの?」「これが上までエスカレーターだったら良いのに…。」といかにも都会っ子らしい発言をしていた。
荷物を下ろして身支度を整え、神社の神様にみんなで挨拶をしてから探検に向かった。
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マンションの多い住宅地で暮らす子ども達は、神社の裏の林を歩く時も、足元の枝や地面の盛り上がりにすぐに足を取られ、転びそうになる子が続出した。「こういう森みたいな所、初めて来た。」「ちょっと怖い。」
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根添舘の城跡付近の深い堀を下る体験は5年生や3年生の挑戦を見てから1年生が果敢にチャレンジした。ロープをしっかり掴んでゆっくり堀の底へ下りていく。恐る恐る下りて行った子も、上へ登って戻ってくると「もう一回やりたい!」と楽しそうにしていた。
お昼をブルーシートの上で食べ、午後はヒノキ林での自然遊びを行った。
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それぞれにやりたい事に自由に取り組んだが、1年生が多い事もあってか今回はのこぎりで木を切る子は少なく、木に登ったり丸太を渡って遊んだり、木の枝を集めてテントの骨組みのようなものを作ったりする子が多かった。
女の子数名が家を作ろうと枝をたくさん集めたはいいが、どうしたらいいかと困っていたところに、齋じいが現れ3本柱を組んで土台を作る方法を教えてくれた。家の形が出来ると、彼女らは枝にカラフルな葉っぱを刺してきれいに飾り付けるなどしてマイハウスのできあがりを楽しんでいた。
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今回は新しく、ロープと滑車を使ってターザンロープを作った。順番を決めて一人ずつ見張り台の上から滑り下り、その距離としては5mにも満たないが、子ども達は楽しかったようで何度も登っては降りてを繰り返していた。最初は頼りなかった足取りも遊ぶうちに林の中の歩き方に慣れた。中には何回転んでもさっと立って元気よく走り回る男子もいた。さすがは榴岡児童館の子どもたちである。
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観察日記では、育てている野菜やお米は30cm定規では測れないほどに大きく伸び、たくさんの葉を描くのも一苦労。
よく見たり手で触ったりしながら、しっかり観察していた。
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1年生が少し遊び疲れて来たところに雨が降り始め、時間的にもちょうど活動終了の時刻となっていた。別れ際は「また来るね!」と手を振ってくれ、普段とは違った自然の中での活動を満喫できたようだった。

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