にじいろぱれっと

H26年度「にじいろぱれっと・えんそくワークショップ」報告④

『僕らの庭を創ろうワークショップ』
開催日 10月18日(土) 10:00~15:00
場所 「ArtGalleryそあとの庭」(〒989-3121 仙台市青葉区郷六笹ノ上5-4)
参加者 WE ARE ONE 北上(子どもハウス)(〒986-0201石巻市北上町十三浜字丸山37-1)
小学1年~6年生 20名 保護者2名 石巻北上地域復興応援隊4名 計26名
参加スタッフ:11名
講師/花澤洋太(東京学芸大学 美術分野 准教授)
石井壽郎(東京学芸大学 美術分野 准教授)
藤原久美子(SOAT)小川牧(SOAT)佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)
東南さゆり(東京学芸大学 大学院 教育研究科美術教育専攻美術コース1年)
中村翔太郎(東京学芸大学 教育学部A類美術科4年)
尾関亜也(東京学芸大学 教育学部芸術スポーツ文化課程美術科1年)
石井花苗(東京学芸大学 教育学部B類美術科3年)
井料苑実(東京学芸大学 教育学部中等教員養成課程美術専攻1年)
國武葵(東京学芸大学 教育学部初等美術科1年)

概要:
そあとの庭で自分の庭を創っちゃおう!
食事をする場はもちろん自分の場所を自ら創りだし、そこから自分の『おもしろい』をもとに遊びながら場を発展させていくワークショップ。
そあとの庭に既にあるもの(前日までに造られた物含む)を利用し自分の陣地をつくり様々な表現方法で広げていきます。
・6〜12歳児の発達そして個人差に応じ表現援助をして児童自らの意思を大事にカタチにしていきます。
・それぞれの表現形態を保証する為に介在者複数名(保護者含む)を準備。

ワークショップ風景
0056_originalIMG_6487IMG_6414IMG_6418IMG_6490IMG_6367
活動報告
前日の打ち合わせや当日朝のシュミレーションもしっかり行って学生スタッフも気合いを入れて迎えたえんそくワークショップ最終日。
2時間かけて石巻市北上町からやってきた小学生の子どもたちは朝から元気いっぱい。
最初は学生のガイドに続いて、みんなでそあとの庭を探検!
池や田んぼのまわりの細道を通り、色々な植物、木の実、小さな生き物など、子ども達は目を輝かせながら「こんなもの見つけた!」「早く行くぞー!」とどんどん進んでいきます。
そあとの建物の近くには道具屋さんと…謎のラミネートおじさんが登場?
IMG_6364IMG_64290224_original0258_original0119_originalIMG_6507
女の子たちに人気だったラミネートのグッズ作りでは、拾った綺麗な葉っぱやカラフルな色紙、ペンを器用に使って、オリジナルの透明ネームプレートやバッグなどを作成。こだわりの出来栄えと自由な発想にスタッフも感心です。
一方男の子たちには竹の細工や釣り遊びが人気。背丈よりも長い竹を扱ったり、ミミズを使っての本格的な釣り、親子で協力して竹の流し台の制作など、ワイルドな遊び心がキラキラしていました。
パスタやサラダなど美味しいバイキングのお昼をたくさん食べて腹ごしらえしてから、
午後の活動でも子ども達は学生スタッフと一緒に新しい遊びを見つけたり高度な遊びにチャレンジ。
子ども達からは「まだまだ遊びたい!」「楽しかった~」などの嬉しい声が聞こえ、そあとの庭の環境、大学教授と学生スタッフとの活動ならではの楽しく充実した時間を過ごしていました。
2日間の活動を終えた学芸大生たちにとっても、実際に子どもたちと接して感じたこと、新たな学びなど、今後に繋がる有意義な経験となったようです。
0290_original

カルビーニコニコこども基金助成事業
協力:幸町児童館・石巻市立橋浦保育所・北上子育て支援センター・石巻市立相川保育所・we are one北上・石巻北上地域復興応援隊・東京学芸大学・東北芸術工科大学
齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)すがわらじゅんいち(作家、調理師)
企画開催:NPO法人東北の造形作家を支援する会(SOAT)

↑このページの先頭へ