にじいろぱれっと

~アートで繋ぐ復興支援活動in釜石市~

手芸粘土教室(クレイアート)指導者養成講習会
開催日:2016年12月7日(水)
開催時間:10:00~17:00
開催場所:特定非営利活動法人 カリタス釜石(岩手県釜石市大只越町2-4-4)
参加者:岩手県内で手芸粘土教室の運営を希望する方 13名、
株式会社日清製粉グループ 2名、
㈱サーベイリサーチセンター 2名、
いわて連携復興センター 2名
主催:株式会社日清製粉グループ本社
協賛:日清アソシエイツ株式会社 商品販売事業部
講師:大脇達也(日清アソシエイツ株式会社 商品販売事業部)、
藤原久美子(SOAT)、佐藤晴香(SOAT)
活動趣旨:
3.11で被災した地域の復興支援活動として自ら手芸粘土教室の運営を希望する団体に対し、指導員(インストラクター)を養成する研修。
仮設住宅が撤去されておらず、十分な遊びの場や機会のない地域の児童に対し、遊びの機会を提供する。または仮設住宅及び災害公営住宅等の居住者に対し、手芸粘土活動により、地域コミュニティ活動への参加への「きっかけ」を提供する。
仮設住宅でのコミュニティ活動に停滞が生じている地域、災害公営住宅においてコミュニティ再編や形成を必要としている地域の自治会や地元支援団体に対し、手芸粘土教室開催・運営という活動機会を提供する。これにより被災地の「心の復興」の一助とする。
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活動内容:
10:00~11:45
手芸粘土の取扱い方(講師:日清アソシエイツ(株)商品販売事業部 大脇達也)
粘土や道具の基本的な扱い方を教わりながら、練習として粘土を丸める、つぶす、などの動作を使ってマカロンやアイスクリームなど4種類の作品を作りました。樹脂粘土は初めてという方も使ったことがある方も、メモをしながら一つ一つ丁寧に習い、特徴をつかみながら粘土に親しんでいました。
13:00~13:30
粘土教室の事例の紹介(講演:特定非営利活動法人おはなしころりん)
実際に活動の中で樹脂粘土を取り入れている団体から、スライドを見ながら事例紹介をしていただきました。
絵本の読み聞かせの後に本の内容からイメージを膨らませて粘土で創作するという事例や、どのような効果があるか、また自分たちが活動にかける想いなど具体的なお話を聞き、参加者は自分たちが地域で教室を開催する側としてとても参考になったようでした。
13:30~16:45
手芸粘土による造形遊び(講師:SOAT藤原久美子、佐藤晴香)
応用練習でバラとカーネーションの作り方に挑戦した後、実践例としてアートクロック(時計)作りを行いました。
既存の時計やボードを利用して土台を作るところから始め、樹脂粘土で好きなパーツを作り文字盤を飾っていきます。
同時に各団体の活動内容に合わせて、素材選びや導入の仕方など教室開催にあたり具体的な相談も行いました。
団体同士の交流で情報を共有するなど、創作のバリエーションの幅を広げるだけでなく、今後の活動を更に充実させるための色々なヒントを得ることが出来ていたようです。
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参加者からの感想
・とても丁寧に教えてもらえて良かった。
・応用や実践例もあり参考になった。
・独学では分からない事がたくさん学べて勉強になった。
・他の団体との交流もあり、楽しく参加出来た。
・もっとうまく作れるように教室開催まで練習したい。
・子どもたちが楽しく活動できるようにこれから頑張っていきたい。
などの感想をいただき、中身の濃い充実した時間となったようでした。
樹脂粘土での創作活動を通して、それぞれの地域でたくさんの笑顔が広がると嬉しいですね。

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