にじいろぱれっと

H26年度「にじいろぱれっと・えんそくワークショップ」報告②

『虫に変身!そあとの庭であそぼう』
開催日 10月16日(木) 10:00~13:30
場所 「ArtGalleryそあとの庭」(〒989-3121 仙台市青葉区郷六笹ノ上5-4)
参加者 石巻市橋浦保育所(〒986-0202 石巻市北上町橋浦字行人前164)
子ども22名、乳幼児1名、保護者21名、職員5名、計49名。
参加スタッフ:11名
講師/片桐隆嗣(東北芸術工科大学 教職課程教授)
甲斐未樹(東北芸術工科大学 修士課程芸術文化専攻美術教育学研究領域2年)
藤原久美子(SOAT)、小川牧(SOAT)佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)
石森ももこ(東北芸術工科大学 総合美術コース3年)米澤みちる(東北芸術工科大学 総合美術コース3年)
菅野亜美(東北芸術工科大学 洋画コース3年)益田理奈(東北芸術工科大学 洋画コース3年)
加藤千智(東北芸術工科大学テキスタイルコース3年)千葉ひかり(東北芸術工科大学 工芸コース3年)

概要:
虫になりきって、そあとの庭でのびのび遊び、虫のお食事会を開いておいしいお昼を過ごすワークショップを開催します。虫になりきることで、2つのソウゾウ力(想像力と創造力)や、いつもと違う視点を育てます。食事会を開くことで、楽しさやおいしさを共有し、子ども同士、子どもとスタッフ、子どもと学生との間のつながりを深めていきます。

ワークショップ風景
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活動報告:
朝からパラパラと小雨が降っていたため、室内での活動としてスタートしました。
招待状を持って大型バスで1時間半かけて到着した保育所の子どもたちを出迎えてくれたのは、おしゃれな衣装に身を包んだ虫さん…に扮した芸工大の学生たち。
子どもたちはさっそく好みの虫さんの衣装を作ります。
素敵な衣装にするため、子どもたちはもちろん、お父さんやお母さんたちも真剣そのもの!
蝶のようにひらひら羽ばたく羽根、触覚のようなカチューシャ、新聞紙のツノ帽子など、カゴに入っているたくさんの素材やサインペンを上手に使い、親子で一緒に手を動かしてカラフルで面白い衣装がどんどん出来上がります。
学生はその様子を優しく見守りつつ、作り方のポイントやアイディアを上手に提案していました。
完成した衣装を身につけた子どもたちは、いつの間にか雨が止んでお天気になったお庭に嬉しそうに飛び出し、虫さんのように元気に庭を走り回っていました。
お昼ご飯は、虫さんらしく葉っぱのお皿にサンドイッチやサラダをのせて、みんなでおいしくバイキング。
最後は学生による「かげろうのお話」の絵本の読み聞かせもありました。
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参加した学生からは「お母さんたちに「この材料でこんなものが作れるの?!」と素材の多様性を実感してもらえた声があって良かった。」「自分でも思いつかない親子の発想がありこちらも勉強になった」などの感想がありました。子ども達、保護者、職員、スタッフも、それぞれに良い時間を過ごせた一日でした。

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カルビーニコニコこども基金助成事業
協力:幸町児童館・石巻市立橋浦保育所・北上子育て支援センター・石巻市立相川保育所・we are one北上
石巻北上地域復興応援隊・東京学芸大学・東北芸術工科大学
齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)すがわらじゅんいち(作家、調理師)
企画開催:NPO法人東北の造形作家を支援する会(SOAT

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