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齋 正弘・ 美術探検—実践余話  第9回終了の報告

講師 齋 正弘
場所 そあとの庭1階
開催 2013年2月1日 金曜日
時程  18:00 開場 鍋を囲み、夕食会 会費500円

19:00 講義開始(1時間講義/30分質疑) 20:30 終了
参加者 : 8名

講話終了後、Contribution / 自主決定型参加費(各自がその日の話の値段を決める)で、齋銭箱に入れられた寄付金¥3,000がSOATに贈られました。2013年度 この日の 講話会は、前回に続き夕食会(会費500円)参加者と齋 正弘 氏とが共に鍋を囲み和やかな雑談と共に開催されました。

  

【 第9回 話題 / 美術を学ぶ理由 】

そもそも美術とは、何か ?

少なくとも見る人をビックリさせるのが、美術であると齋 氏 は、語る。一般的には、役に立つのは、図工で美術は、役に立たない使えないものでも大切な驚きを与えるものである。今回の講話会では、参加者のアンケートに答える形で開催されました。

例えば:工芸品と美術品の違い、美術と図工の違いなどについてを紐どいて解説頂きました。日本の子どもの教育は、学校教育が中心になっているがそこでは、例えば:お茶碗を作る場合には、まず粘土を渡し制作を始めているが、何のためにどんな茶碗を作りたいのかを考えることが必要でそのことから形などが決まり創意工夫の経緯が大切である。

指導要因について、本物を見る事は、勉強になるが何故、どこを見ると為になり面白いということまで考える事が大事である。

美術を学ぶ理由 !

学校教育では、何かをする為の教育がなされているが、良い人間になる為の教育には、美術が必要である。美術作品は、飾り物であり日常の生活には、役に立たない無駄なもの。しかし、健全な人間になる為の教育には、欠かせないもの大切なものである。

※ 次回 講話会は、2013年2月22日(金)最終回です。

【齋 正弘 氏 美術探検 / 否実技の実践 お知らせ 】
「ArtGalleryそあとの庭」にて開催してきました 美術探検 / 否実技実践の実践を宮城県美術館 彫刻常設展 会場にて開催いたします。
開催日: 2月24日(日)
集合時間: 10:00
集合場所: 佐藤忠良美術館前

【齋 正弘 氏 美術探検 / 否実技の実践 「ArtGalleryそあとの庭」にて開催のお知らせ 】
講師 : 齋 正弘 ( 彫刻家・SOAT 理事・元県美術館教育普及部長 )
開催 : 2013年4月 第2・第3 火曜日~
開催内容 : 美術に関する個人的相談・実技相談ほか、予定。

2013年2月3日
記:SOAT 藤原 久美子

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