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島根県立美術館で彫刻家・青野 文昭氏による、ワークショップ 「拾った欠片を再生する試みー「なおす」とはどういうことか?」(10/30)が 開催されました。

10月30日(日)、島根県美術館で青野 文昭氏による、ワークショップ「拾った欠片を再生する試みー「なおす」とはどういうことか?」が開催されました。これは震災の復興支援の一環として、島根県立美術館(http://www1.pref.shimane.lg.jp/contents/sam/index.html)からの呼びかけで実現した企画です。島根美術館ではこの他にもミュージアムショップで東北の作家の作品を展示販売いただくなどのご協力をいただきました。この場を借り、心より御礼申し上げます。
ワークショップ当日は青野 文昭氏の講師のもと、大人および子供含め計13名の参加をいただき、東北の被災地および美術館周辺で採集された欠片をもとに、様々な手法で“再生”への試みがなされました。

午前中はプロジェクターを使い、同コンセプトで自身の制作活動を続けている青野氏の作品を鑑賞しながらレクチャーが行わ れ、創作アプローチについて参加者それぞれが考察。午後から様々な道具による本格的な“再生”作業が行われました。もとあるカタチに戻す単純な“修復”で はなく、モノを再び意味ある存在として新陳代謝させる“再生”をテーマに生まれた作品は、参加者それぞれに想像力が発揮された個性的なものとなったようで す。出来上がった作品はその後、青野氏の作品とともに美術館ロビー内に展示していただきました。

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