カフェ&ギャラリー

第2回 齋 正弘 美術探検—実践余話 開催終了報告

講師 齋 正弘
場所 そあとの庭1階
開催日 9月28日金曜日
時程 18:00  開場
19:00 講義開始(1時間講義 / 30分質疑) 20:30 終了
参加者 : 13名

講話終了後、自主決定型参加費(各自がその日の話の値段を決める)をArtgalleryそあとの庭、初めて開催致しました。2 回目の齋銭箱に入れられた寄付金¥5,000 がSOATに贈られました。

      

【2 回話題 始めに/ 前回の質問より風景画の見方】

初回の質問時間に参加者から風景画ってどう思いますか?という質問に齋 正弘 氏の答え:その答えを美術館に展示されている作品から見出して答えてくださいました。美術館のB1展示場に飾られていた風景・1F常設会場に展示されている風景画・2F東山魁夷展を見て、それぞれに上手いが、深み・伝わってくるものが違う。それは、何かを考えたときに、対象物をじっくり見ながら描くと目に見えるものを描いてしまうので表面的な絵になる。頭の中で想い描いた作品には、深みが出る。

【子どもの発育/物の見方・認識の話し】

生まれたばかりの時には、周りが見えていなくて、手にしたものを口にすることで、認識している。

例えば : クレヨンを口にして食べられないことを認識する。

紙などに書く→最初は、点そして線になり丸がえがけるようになる。

丸が描けるようになると、顔がかけて目と口、そして鼻、髪の毛、耳、手足と描けて行く。この時は、まだ胴体がない。なぜなら自分を見ながら書いているので胴体が見えていないと言う。 なるほど!

  

物の見方に対する認識の表現で、言葉の伝達は、ほんの数パーセントである。

子どもの発達に重要なことは、教えるのではなく子供がこまっていることの確定をして、気づかせてあげることである。

【質問時間】

今回の質問は、この頃の小学3年生は、優等生?質問に対して大人の回答を出してくる。どのような対処をしたら良いのか?

回答・・・・・これも、教えるのではなく人生の先輩として気づかせる事が大事。

次回 10月5日(金) 19:00~の講話が、楽しみです。

記 : SOAT 藤原

お問い合わせ : TEL 022-398-8844   E-meail:head@soat.jp

↑このページの先頭へ