児童館プロジェクト 平成27年度以降

10/23 榴岡児童館訪問WS/新聞あそび

開催日時:2019年10月23日(水)14:30~16:30
場  所:榴岡児童館
参 加 者:榴岡児童館 児童1~4年生45名、職員5名
講師:齋正弘
サポート:SOAT佐藤、学生ボランティア1名

活動内容詳細:
新聞紙を使った創作ワークショップを開催した。学校から帰ってきて児童館で遊んでいた子ども達は、齋じいと黄緑色のTシャツスタッフを見かけると「あー!なんでいるの?」「今日は何するの?」「何時から?」とすぐに私たちを歓迎してくれた。
今回は「新聞紙で天井に触る」という活動をする事になり、各自どうやったら新聞紙が天井に届くかを考え、一人または数人のグループでさっそく挑戦し始めた。早くも5分後、4年生の一人が「こうすれば簡単じゃん!」と、新聞紙を丸めたボールを高く投げ、天井に当てて見せた。しかし齋じいから「手を放してもしばらくくっついているように。」という課題を与えられ、そこからまた試行錯誤が始まった。
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全体を見ていると、ボールを投げる方法と、新聞紙をくるくる丸めて棒状にしたものを繋ぎ合わせて一本の長い棒を作る方法の2つが主流だった。それぞれに工夫を凝らしつつ、隣のチームの作ったものを見ながら良い所は学んで吸収していた。「上手な人をどんどん真似して、色々にやってみる事が大事。」という齋じいの教えをきちんと実践した。
棒作りも、最初は強度のある棒にする事や、安定させて繋ぎ合わせることが難しいチームも多かった。しかし齋じいやスタッフのアドバイスをもらい、なるべく端から細く丁寧に巻くようにしたり、テープの長さや貼る向きに気を付けたり、いろいろな工夫が見られた。
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何組かがそれぞれの方法で天井に届き始めた頃、新聞紙をビリビリと破く活動が始まった。紙には破きやすい方向があることを教えてもらい、出来るだけ細かくちぎって紙くずをたくさん作った。それらを中央に集め、天井に向けて一斉に投げて遊ぶ「新聞紙シャワー」はとても盛り上がった。
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その後は遊びの延長で紙くずを大きな袋に入れてまとめて片付け、活動は終了した。活動が終わってもまだ遊び足りない子ども達は会場に残り、新聞紙で紙鉄砲を作って遊んだ。最初は上手く音を鳴らせなかった子も、何度も繰り返し挑戦すると大きな音が鳴るようになり、「出来た!」と嬉しそうな表情を見せた。
天井にいくつかテープが残って取れなくなってしまったのを見た職員の方々は「良いんじゃない!いつか落ちるでしょ!」と子ども達の活動の跡を笑って受け入れてくれた。子ども達がのびのびと活動できる環境がある事の大切さも考えさせられた。
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