児童館プロジェクト

SOAT・児童館協働プロジェクト第11回 ・第12回活動の報告!

開催日時:8月19日(火)
第11回 11:00~12:30、第12回 13:30~15:00
開催場所:藤倉児童館 室内
参加スタッフ:5名
講師/佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)、
藤原久美子(SOAT)、
西村優衣子(作家)、千葉彩香(東北芸術工科大学 総合美術コース4年)、
米竹七羽(聖ウルスラ学院英智高等学校3年)

第11回「ねんどマグネット作り」 11:00~12:30
参加児童:小学校2~6年生 女子24名
色の付いた紙粘土をこねて造形、またはクッキー型でくり抜いて好きな形を作り、後ろに磁石を付け、黒板や冷蔵庫にピタッとくっついて便利なオリジナルマグネットを作ります。作った作品は持ち帰り出来ます。
趣旨
初めは粘土の色を赤、青、黄、白色の4色のみ用意することで、作りたい色を自分でつく
り出すようになり、「赤色と青色を混ぜると紫になる」といった調色の勉強を楽しみながら行うことが出来ます。自分の作ったものが実際に使えるものになり生活を彩る喜びは、手作りならではの楽しみです。
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感想
午前の活動はものづくりが得意な女の子が多く、色や形から発想を得ながら、自分の好きなものをどんどん作っていました。
夏休みや身の回りのことなど色々なお話をしたり、時にはスタッフが子どもに教えてもらう姿もあるなど、仲良く交流を楽しみながらの制作。「次も来たいな~」と来月のワークショップも既に楽しみにしながら、それぞれの力作を大事そうに持ち帰りました。

第12回「大学生とねんどあそび!」13:30~15:00
参加児童:小学校2年生~中学校1年生 男子8名
趣旨
力の入れ方で自在に形が変わる粘土は、ものに対する力の加減を感覚的に学ぶことが出来、器用にものを扱ったり形を作る練習になります。
柔らかくしっとりした触り心地や力を吸収してくれる粘土特有の素材感に癒される効果もあります。
また、紙飛行機遊びは、身近な素材である紙を使った遊びのバリエーションの一つです。紙を細工し、うまく力を加えると飛ばせる(宙に浮かせる)事が出来ることを楽しみます。ものに対する力の加減を体で感じながら学びます。
内容
粘土を丸めたり、伸ばしたり、ちぎったり、叩いたり、型で抜いてみたり…。紙粘土を使って多様な造形遊びを楽しみます。作った作品は持ち帰り出来ます。
また空いた時間には、紙飛行機を折って、絵を書いたりして飾りを付けて、みんなで飛ばして遊びます。
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感想
普段は隣でカードゲームを楽しんでいる男の子たち。最初は渋々の参加でしたが、粘土を触り始めると、好みの色を作ったり、型を抜いたり、雪だるまにしてみたり…、次々と新しいものが出来ていきました。
「こんなの出来た!」と自由な発想で作ったものをスタッフに見せてくれる笑顔が印象的でした。
粘土造形を楽しんだ後は、紙飛行機作りも行いました。
スタッフが教える前に何も見ないでサクサク折っていた子が多かったのは、さすが男の子。
どうやったらうまく飛ばせるか?と投げ方や折り方を自分なりに工夫し、「遠くまで飛ばそう!」、「あの場所に入れるぞ!」などと友達同士競い合ったりしながら、飛行機飛ばしを楽しんでいました。
子どもたちの、いつもゲームで遊んでいる様子とはまた違った楽しそうな表情を見ることが出来たワークショップでした

 

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