そあと企画・関連情報

静岡県立美術館で岡沢 幸先生による、銅版画の夏休みこどもワークショップ「ドライポイントで仙台を静岡を結ぶ」(8/4・5)が開催されました。

去る8月4日(木)・5日(金)の2日間、静岡県美術館で開催されている企画展「芸術の花開く都市展」(7/19~9 /8)の関連イベントとして、夏休みこどもワークショップ「ドライポイントで仙台を静岡を結ぶ」が開催されました。これは震災の復興支援の一環として、静 岡県立美術館(http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/)からの呼びかけで実現した企画で、静岡と東北のアート交 流を目的としたワークショップです。

2日間を通じ、静岡市内に住む計21名の小学生が参加し、銅版画作家の岡沢 幸先生が講師を努めるなか、ドライポイントという技法による作品の制作が行われました。

午前中は《夏休みの思い出》をテーマに宿題で描いてきた原画による原版の作成、午後からはインクとプレス機による本格的 な刷りの作業と、1日がかりのワークショップとなりました。皆それぞれに見事な集中力と創作意欲を持って素晴らしい作品が沢山仕上がりました。特に印象的 だったのは、インクのふき取り方で変わる作品のニュアンスに興味津々なこどもたちの笑顔です。

1人4枚刷った作品の1枚はその後、美術館内に展示されることになり、ちいさな芸術家たちのデビューとなりました。

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