
開催日時:2025年10月4日(土)10:00~15:30
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童9名(2、5年生)、職員3名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
虎尾裕(宮城教育大学名誉教授)
サポート:SOAT2名
活動内容詳細:
参加予定者は13名だったが、少人数での実施となった。8名が2年生ということもあり、背丈より高い草をかき分けて神社の石段まで進めるか心配だった。
「ここ通るの?」と不安がる女子も何人かいたが、頑張って畦道を抜けた。
途中でひっつき虫の話しや野花を摘む女子、青虫を素手でつかんで喜ぶ男子がいた。最近そういう子どもがいなかったので嬉しかった。
午前中はサツマイモの収穫があったので、社務所で探検準備を済ませ、齋じいと神様への挨拶を終えるとすぐに鎮守の森に入っていった。森の中もショートカットで歩き、スピーディーに芋畑に到着した。
農家さんはニコニコと笑顔で子どもたちを待っていてくれた。農家さんから一通り芋の堀り方を聞くと早速掘り始めた。
今年の芋は生育がよく、太くて大きかった。そのため子どもたちは掘り上げるのに苦労した。「よく掘ったね。」と声を掛けるとどの子も嬉しそうだった。
サツマイモ収穫の後は、探検!
午後からはヒノキ林で遊んだ。
ノコギリなどの道具を自分たちで運び、お土産用にヒノキの輪切りをしたり、竹を探して切ったり、ターザンロープやシーソー、一本橋、ブランコ、そあいてノミを使ったヒノキの皮むきなどやりたいことを自由にやって遊んだ。
不安げに畦道を歩いていた子どもたちとは思えないほど元気一杯に「楽しい」を連発しながら遊ぶことができた。職員がちょうどよい距離感を保ちつつ丁寧な対応をしたことで子どもが安心して遊べたのだろう。
いつもと違う環境の中で気持ちがリセットされ、目一杯体を使って遊んだことで心地よい疲労を感じながら子どもたちは帰って行った。
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