開催日時:5月21日13:30~15:30
場 所:成田東小学校内砂場
参加者数:児童43名 職員6名
講師:齋正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
サポートSOAT:藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子
活動内容詳細:
今回の砂場ワークショップは昨年に引き続き二回目の開催となった。
第一回目では職員がSOATとの協働プロジェクトそのものが初めてということもあり、不安や戸惑いもあった様だったが、今回はワークショップのフォローにおいて昨年の経験が活きたものとなった。
前半は水を使わずに、ひたすら砂場を掘って、“底”を見つけることや“クマの落とし穴”サイズの大きな穴を掘ることを目標に行われた。
今回高学年生が数名参加してくれていたが、女子生徒は汚れることを気にして、はじめの内は少し離れた場所から眺めていた。しかしみんなの楽しい様子を見て、大きなシャベルを手に取り裸足になって砂場を掘り始めた。
高学年生が穴掘りに参加したことでとても大きな穴が出来上がった。
下の学年の子供たちは大はしゃぎで喜んでいた。
穴が出来ると自然に「水を溜めて池にしよう。」という新たな目標が子供たちの中から生まれ、多くの子供たちがバケツやジョウロを手に水道と砂場を行ったり来たり、低学年生も水をいっぱいに汲んで「重い、大変だ。」と言いながらも何往復もしていた。ばらばらに運んだ水を入れても思ったように穴に溜まらないと気づくと「みんなで同時に水を入れよう。」と高学年生が指揮を取り、掛け声とともに一斉に水を投入した。
その甲斐あってひざ下位までの水が入り、子供たちは我先にと足を入れこの日一番の盛り上がりをみせた。
砂場ワークショップの最後は恒例の”ばれないように元に戻す”作業。
「掘るのは大変なのに埋めるのは簡単。」と笑いながら、子供たちは後片付けまで楽しんでワークショップは終了した。
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