児童館プロジェクト 平成27年度以降

2019年坪沼八幡神社自然探検WS/5月18日 榴岡児童館

開催日時:2019年5月18日(土)10:00~16:00
場  所:坪沼八幡神社周辺
参 加 者:榴岡児童館 児童47名(2年生25名、3年生22名)、職員4名
講師:齋正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
サポート:SOAT 5名(藤原、渡邊、坂下、髙橋、佐藤)
     宮城教育大学生1名

活動内容詳細:
榴岡児童館の坪沼神社での活動では過去最多となる47名の児童が、大型バスで坪沼に到着した。
DSC00003_800DSC00009_800DSC00011_800
神社まで行く途中で、「前に来て楽しかったから、また来たんだよ。」「お母さんも田植え行きたいなぁって言ってた。私だけだけど、来られて良かった。」と語ってくれた。
DSC00019_800DSC00023_800DSC00027_800
神社の神様に挨拶をして、一同はさいじいを先頭に探検に出発した。
男の子たちは林に入るなり「ジャングルみたい!」「サバイバルだ!」と盛り上がっており、自分の背丈ほどある植物をすり抜けて、屈まないと通れない茂みの中や、急斜面の堀跡下りなど、本当にトトロに会えるのではないかと思えるような場所を、すぐ先にはどんな世界が待っているのかとドキドキワクワクしながら勇ましく前へ進んでいった。
DSC00028_800DSC00048_800DSC00072_800
早めのお昼ごはんを済ませ、午後は神事である御田植祭に臨んだ。
時々風がびゅうと吹く中、氏子さんや地域の方々と一緒に畦道に並び、お清めや祝詞、苗入れの様子を緊張しながら見た。児童館代表の子どもが祭壇の前に出て「二拝二拍手一拝」を行い、他の児童もそれにならった。
実際に田んぼに足を踏み入れて苗を植える作業では、苗を束に持ち、そこから3~5本ずつ取って丁寧に植えていった。裸足で田んぼに入ったので最初は「気持ち悪い!」「汚れる!」と抵抗がある子も多かったが、一度入って慣れてしまえば、なまぬるくヌメっとした泥の感触も「気持ちいい!」と楽しみながら笑顔で田植えをする姿がたくさん見られた。
IMG_0026_800IMG_0032_800IMG_0060_800IMG_0080_800IMG_0100_800IMG_0106_800
観察日記
サツマイモとお米の苗の2種類をそれぞれ2人ずつに描いてもらった。色のリアルさにこだわったり、植え方が分かるように全体を俯瞰して描いたり、それぞれの視点(個性)がよく表れていた。
DSC_0271DSC_0277
森での活動では、さいじいと子ども達が登り台のようなものを作り上げた。まだまだこの場所は新しく開拓されていくようだ。
DSC00085_800DSC00099_800DSC00108_800
のこぎりに挑戦していた子ども達は、時間内に木を切ってお土産に持ち帰ろうと、時々友達と交代しながら一生懸命のこぎりを引いた。時間を掛けて輪切りにした木の断面からはヒノキの強い香りが漂い、「去年持ち帰った木はもう匂いがなくなっちゃったから、新しいのが欲しかったの!」とくんくんと何度も香りを嗅ぎながら自分で切った木を大事そうに持ち帰った。
DSC00091_800DSC00092_800DSC00106_800DSC00088_800DSC00078_800DSC00077_800
探検、田植え、自然遊び、どれも昨年も行っている活動だが、同じ子が参加していても毎回新しい発見や違う体験に出会う。今回参加した子ども達もそれぞれに今日の坪沼での思い出を作れたようだった。

↑このページの先頭へ