児童館プロジェクト 平成27年度以降

6/23 新田児童館訪問/砂場ワークショップ開催

6月23日(水)15:00~16:30 
参加者:新田児童館児童 児童21名(3年生以上)、職員3名
講師:齋正弘、
サポート:SOAT4名(藤原、渡邊、佐藤、高橋)

活動内容詳細:
 今年初めての新田児童館訪問砂場ワークショップだった。ワークショップの場所は館庭ではなく、近隣にある西田公園というところでの活動だった。子どもたちは公園脇の集会所に荷物を置いて齋じいの待つ砂場へと集合した。

 「今日は砂場の底まで掘る、ということをやってみよう。」子どもたちは一斉にシャベルやひしゃくを手に砂場を掘り出した。参加者が3年生以上だったこともあり、スコップで穴を掘る子どもも多かった。ここの砂場は結構深く、なかなか砂場の底まで掘れる子どもがいなかった。

最初に「底」に到達したのは女子だった。カチン、カチン。シャベルの先が砂場の底のコンクリートに当たる音がした。「すごいね。とうとう底までいったね。」褒めると「もっと掘りたい。」と答えながらも満足そうだった。男子はなかなか深く掘るのが難しいようだった。砂遊びに参加しないで一人、バットを振り回して遊んでいた男子がいたが、「君は力がありそうだから大人用のスコップで掘ってみたらどうか。」という声がけに応じて掘り始めた。するとしばらくしてカチン。砂場の底を掘り当てた。

「やっぱり、君はやれると思っていたんだよ。」そう声をかけたが、多分シャイなのだろう。うれしそうな表情を一瞬しか見せてくれなかった。砂場のあちこちで掘り進むと古いペットボトルやお菓子の包装、BB弾など、いろいろな発掘があった。

ペットボトルを掘り当てた男子が「これ、2012年賞味期限だ。てことは震災の時売ってたんだ。ぼく生まれていない。」
 掘った砂が次々と山になっていった。砂場の端にできた山にはいつの間にか花が飾られていた。誰が飾ったのだろうと思っていたら、なんと男子。砂場の反対側で咲いている花を見つけて飾ったという。風流な砂山ができあがった。子どもはもしかしたら生まれながらに美の探求者なのかもしれないと思う瞬間だった。

穴やトンネルができあがると齋じいが「ここに水を流してみよう。」と子どもたちに声をかけた。子どもたちはバケツやじょうろを手に一目散に水場へ駆けだした。バケツに水をくみ、頑張って砂場まで運んだ。子どもたちは感覚としてバケツいっぱいの水の重さがわからないため、苦労して水運びをする子どももいた。穴にザー、ザーといくら水を入れても水たまりができない。「もっと入れて。」友達の声に走って水をくみに行った。何度も何度も水を入れたが、水たまりの水はすぐになくなった。

いつの間にか子どもたちは水で遊ぶことを発見した。蛇口からただ水を入れるのではなく、水飲み用の蛇口から水を勢いよく出してバケツでキャッチする遊びを始めた。頭から水をかぶってしまう子どももいた。

新田児童館は砂場遊びの時だけは汚れることを前提に着替え持参で参加している。なので子どもたちは砂遊び=汚れる、という図式を理解している。今回はだれも裸足になる子どもがいなかったので全身泥まみれ、とはならなかったが、思い思いに砂場ワークショップを楽しめたようだ。

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