児童館プロジェクト 平成27年度以降

10/12 成田小学校児童クラブ訪問 / 砂場ワークショップ開催

10月12日(火)10:00~11:30 
参加者:成田児童クラブ児童16名、職員3名              
講師:齋正弘、サポート:SOAT4名(藤原、渡邊、佐藤、髙橋)

活動内容詳細:
 昨日と打って変わり夜半からの雨が降り続いていた。外のワークショップでは雨の時は雨具作りからと決まっているので、集会室で雨具作りからのスタートとなった。今日は3年生以上が参加した。

子どもたちを齋じいが集めると、雨具作りの説明を始めた。大きなビニール袋を見せて「これで何作ると思う?外が雨なので濡れないように合羽作るよ。」そう言って袋をかぶった。「かぶったままでは死んでしまうから、どうすればいい?」「袋に穴を開ける。」「そうだ。」と言いながら齋じいは袋に横の切れ目を入れ、そこから顔を出した。

「これで大丈夫。砂掘るのに手はどうしたらいい?」「穴あける!」と子どもたちが答えた。齋じいも穴を開けて手を出して見せた。子どもたちはそれぞれテーブルに戻りビニール袋で合羽作りをした。マジックペンで彩色したり、スズランテープを貼り付けたり、ガムテープで装飾したりと各自思い思いの装飾を行ってオンリーワンの合羽を作った。

 合羽ができるとそれを着て雨の中、公園の砂場へと向かった。いつもは熊の落とし穴を掘るのだが、砂場の活動時間が短いことと参加者の学年が上ということもあり、はじめから富士山作りを行った。齋じいは砂場に大きな円を描いて「ここに富士山を作る」と指示を出した。

スコップとシャベルで砂を集めて山を作った。山の規模が大きいため、なかなか山の姿にはならなかった。小さな山が2つできたのでそれを一つにまとめた。山が高くなると山裾が崩れだした。子どもたちはスコップで固めながらどんどん高く砂を積んでいった。雨で濡れた砂は重く、山が高くなるにつれ、山頂に砂を放り上げるのがきつかった。

子どもたちの力も限界が近づいたところで砂場での活動が終了となった。いつものように砂場の現状維持作業を行ったが、山が大きかったので、いつものように「こっそりと直す」のに時間がかかった。

雨の中での活動だったが子どもたちは活動に夢中になって山作りを行った。大きな山を作り上げたという達成感とともにオンリーワンの合羽姿で元気よく児童クラブに戻っていった。

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