児童館プロジェクト 平成27年度以降

11/20 榴岡児童館 / 坪沼自然体験ワークショップ(大根の収穫)開催

開催日時:2021年11月20日(土)10:00~16:00
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童22名(1、4,5年生)、職員3名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、佐藤)

活動内容詳細:
今回の参加者のうち12名が1年生。残りの10名は何度か参加している子どもたちだった。中には10回以上参加したという子もいた。5年生は今日が最後でもう参加できないと、バスから降りるなり残念がる声が聞こえてきた。

枯れ草が繁茂する畦道ではひっつき虫を上手によけて歩いたり、トンボを探したり、イナゴを発見して喜んだり。「これ、食べたことある。甘くておいしい。でももう食べないけど。」などと豆知識を友達に披露しながら歩く姿が楽しそうだった。石段が見えると「100段以上あるから数えながら登る!」という先輩の姿を見て、1年生は必死について登った。

境内に着くと神楽殿グループと社務所グループに分かれた。5年生がリーダーシップをとってグループごと並ぶよう声がけした。みんなが並んだところで梅ちゃん(イノシシ)について注意を聞いあと、いつもの探検が始まった。

神様への挨拶、神社裏手の山歩き、SOAT農園の大根の見学、そして根添城跡の説明、空堀下りとなった。城跡の説明は齋じいが1年生だけを集めて行った。

空堀下りでは5年生が木にロープを掛けてしっかり結び、齋じいを先頭に順番に降りた。4,5年生は降りるのが楽しくて、斜面を降りては登って、また降りていた。しかも「ロープなしでもいける」と誰かが言ったので高学年の男子がロープなしに挑戦した。ズルズル滑る子もいたが「面白れー」とはしゃいでいた。

その後は空堀から田の畦道に出て、トトロの道から藪をかき分け、畑に出て、獣の足跡を見ながら檜林に向かった。

昼食後は檜林で遊んだり、釘打ちやノコギリで木を切って遊んだ。途中で、いったん遊びを止め、畑の大根を収穫した。「一人3本、抜いた分を家に持ち帰っていいよ。」というと俄然、子どもたちは力を出した。

すごい意欲だった。さっさと抜き終わった子どもはもっと抜きたがったのでOKを出した。掘ったものを全部持って帰りたいと言うので自分でダイコン袋を持って帰れるならと言う条件で許可した。すると意欲のレベルを超えて、単に欲だけで抜きはじめたように見え、農家さんもその姿に笑いをこらえられなかったようだ。実に楽しい大根掘りとなった。

収穫後、子どもたちは重いビニール袋を担いだり、両手で持ったり。「重い」「手伝って」と言いながらなんとか駐車場に戻った。

檜林に戻ると齋じいと職員で丸太を組み、大きな鉄棒のようなものを作った。もちろんすぐそれに挑戦する子どもが現れた。また、ロープを木の間に張ってハンモックを作って遊ぶ女子もいた。ターザンロープやシーソーも人気で、参加者それぞれが思い思いの遊びを十分できた。気づけばあっという間に帰る準備の時間となった。

社務所、神楽殿にそれぞれ戻り、冷えた体をお汁粉やココアで温めた子どもたちは裏参道から元気に帰っていった。

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