児童館プロジェクト 平成27年度以降

2022年度SOAT×児童館協働プロジェクト6/15成田東小学校児童クラブ訪問「砂場ワークショップ」

6月15日(水)15:00~16:30 砂場ワークショップ実施
参加者:成田東小学校児童クラブ児童 小学校砂場 22名(1,2年生) 職員4名
講師:齋正弘、サポート:SOAT4名

活動内容詳細:
砂場ワークショップが始まると同時に小雨が降ってきた。
事前に室長さんと雨の場合の活動(雨具作り)を打ち合わせていたので、砂場に集まった子どもたちを部屋に呼び戻し、ビニール袋による雨具作りを行った。「話をよく聞けよ。」齋じいはそう言いながら頭にかぶる部分、手を出す部分、それぞれ作りながら説明した。

袋の角を切ればよいということは理解したが、どこの角でもよいと勘違いした1年生もいて、ワイワイガヤガヤと楽しそうに雨具を作り上げた。雨具に絵を描いたり、腰紐を付ける子もいた。完成した順に校庭の砂場に向かった。

ある程度の数子どもが集まると、齋じいが穴掘りの説明をして、いつものように穴掘りが始まった。

2年生はスコップ、1年生はシャベルやひしゃくで砂を掘った。誰が言うともなく山ができるとトンネル掘りをする子どもも出てきた。

スコップをぐるぐる回しながら穴を縦にまっすぐ掘る子ども、川状に深く掘り進める子どもなど、掘り方はいろいろだった。活動終了30分前になると齋じいが水を流すぞ、と言った。すると子どもたちは手にバケツを持って校舎脇の水道の所へ駆けだした。

バケツの水は簡単に砂場に吸い取られていった。するとまたバケツを持って走りだした。「ここに水やって。」いつの間にかすでに裸足。水を掛けられて「きもちいい。」その声が引き金となりいつの間にかほぼ全員が裸足になっていた。

両手に空のバケツを持った子どもたちが水場めがけて何度も走って行った。子どもたちのズボンはいつの間にかぐしょぐしょ。「気持ち悪くないか。」「へーき。着替え持ってきたもん。」大人と子どもでは皮膚感覚が違うようだ。

砂場で穴掘りや水くみに燃える子どもたち。楽しそうだ。コロナで閉じ込められたストレスもおおいに発散している。そんな様子が子どもたちのはしゃぎぶりから伝わってきた。

大いに遊んだ後はいつものように砂場を元の状態に戻した。今回は砂場に入れる砂も用意してあったのでそれも砂場に足して活動を終了した。

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