開催日時:2022年6月18日(土)14:30~20:30
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:新田児童館 児童20名(3、4、5年生) 職員3名
講師:齋正弘
サポート:SOAT3名(藤原、渡邊、佐藤)
活動内容詳細:
13:00~14:00 新田児童館で使用竹採り
活動前に太い竹を農家さん(裏山)からご提供いただいた。
今回のワークショップ参加者は夜の活動ということで希望者が多く、抽選で選ばれたという。炎天下の中、川沿いの背丈の高い草の畦道を神社の石段を目指した。「草がくっつくからいやだ。」そう言って草の中を歩くのが苦手な子どもたちもいたが、なんとか頑張って草の中を歩いた。
元気に長い石段を登り、神楽殿グループと社務所グループに分かれて水分補給、虫除けスプレーをしてタオルを首に巻き、軍手をして齋じいのところへ集合した。
神様に遊びの安全を全員でお願いし、根添館跡に向かった。途中また、草ぼうぼうの空き地も歩いた。
4,5年生といえども生長した夏草は大きく、かき分けながら前に進んだ。
館跡に着くとその説明と地元の神様の説明を聞き、石造りの社を確かめた。次は空堀下りの挑戦だった。堀を下りる前に休憩を兼ねて水分補給をした。
休憩が終わると桑の木にロープをむずび空堀を降りた。「やっぱりむり。」と言って10歩も降りないうちに引き返す子どもがいたが、周りの応援を受けて2度目のチャレンジで下ることができた。空堀を降りると蛍の見学場所の確認を行い、竹炭作りの窯を見学しながら鎮守の杜に向かった。
前々回倒すのが途中になっていた檜を倒し、子どもたちはノコギリで枝払いを行った。さすがに高学年生は力があり、あっという間に枝払いが終わった。
ターザンロープに興味のある子どもたちはターザンごっご。なぜか細い檜に吸い寄せられる子どももいて「檜にこっちだよ、と呼ばれているんじゃない。○○ちゃん、気をつけて。」などと声を掛け合い、仲良く遊ぶことができた。
ノコギリを終えた子どもたちは大きな手作りシーソーにまたがり「うわ、おもしろい。」を連発していた。
5時に鎮守の杜から移動し、夕食、そして提灯作りへと活動は移っていった。
18:30~19:30 提灯作り
社務所の様子
神楽殿の様子
マイ・ランタンが出来上がる頃には外も暗くなり、雰囲気が出てきた。子どもたちは自分の提灯に明かりを灯して「きれい」と喜んでいた。7時半になると全員社務所の軒下に集まり齋じいのお話。それが終わると蛍見学に出発した。
手には自作のちょうちん1つ。山並みがうっすらとシルエットになって見えた。暑いし湿度もあったので蛍は出るはず。
見学場所に15分ほど早く着いてしまったので少し待ったが、8時近くになるとぽつり、ぽつりと光が見え始めた。もちろん子どもたちは大興奮。そんな中、なんと子どもの手に蛍が舞い降りた。暗すぎてカメラでは撮れなかったが、人の目には明るく輝いて見えた。
蛍に夢中になっているといつの間にか帰りの時間となった。子どもたちはちょうちんを手に「楽しかった。」「今日来てよかった。」と言ってくれた。帰りのバスの中で子どもたちはきっと今日の活動の夢を見ながら帰るのだと思った。
Copyright © 2024 SOAT. all rights reserved.