児童館プロジェクト 平成27年度以降

2022年度SOAT×児童館協働プロジェクト7/20 榴岡児童館訪問「砂場ワークショップ」

7月20日(水)15:00~16:30
参加者:榴岡児童館児童16名 職員3名
場所:榴岡5丁目公園
講師:齋正弘、サポート:SOAT3名

活動内容詳細:
分室3から子どもたちがやってくるまでに時間がかかった。今回は5丁目公園。仙台サンプラザ隣の公園だ。第1陣は10名、2陣は6名で1年生から3年生までが参加した。

齋じいはいつものように砂場に子どもたちを集め、熊の落とし穴を作るぞと言いながらスコップで大きな円を描いた。

「おっきい。」「ここぜんぶ掘るの?」と1年生は驚きながらも小ぶりなスコップで穴を掘りだした。スコップが疲れた子どもはシャベルに持ち替えて砂場を掘り進んだ。

ガリガリ。コンクリートの底にシャベルの先が当たった。齋じいは掘った砂で大きな山を作るよう子どもたちに言った。大きな山と言われたものの、どのくらいの大きさが大きい山なのか判断がつかない1年生が助けを求めてきた。じゃあ山作ってみるから見てろよ。

大きいと思ったら「大きい」と教えてよと言いながら砂を積み上げた。「大きくなったよ。」というので、これでいいか、もっと大きい山にしたくないか、とそそのかしの言葉をかけた。するとせっせと山に砂を積み上げ始めた。

齋じいはある程度の山ができあがったのを確認すると、「山に水を流すぞ。」と子どもたちにジョウロを準備するよう声をかけた。暑い夏はやはり水がうれしい。子どもたちは小走りに水飲み場からジョウロで砂場に水を運び、山の頂上からザー、ザー、ジョロジョロと水をかけ始めた。

何度も往復して水を流し、山から川の流れを作り池を作った。いつの間にか男子が水飲み場でジョウロの先を使った水遊びを発見したようだった。

齋じいが落とし穴を作ると言っていたのを聞いて落とし穴を作った男子がいた。砂場に小さな穴を掘り、枝を器用に格子状に組んでその上にケヤキの皮を敷いた。そしてパラパラと砂をまき、さらに枯れ葉を散らして完成。どこから見てもそこに穴があるようには見えなかった。

子どもたちは思い思いに砂場を使って遊び、水を使って楽しんだ。久しぶりの晴れの日は暑く、水分補給をしながらマスク姿で元気に遊ぶことができた

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