児童館プロジェクト 平成27年度以降

2022年度SOAT×児童館協働プロジェクト8/8 新田児童館訪問「砂場ワークショップ」

8月8日(月)13:30~15:00 砂場ワークショップ実施
参加者:新田児童 館庭砂場 16名(3~5年生) 職員3名
講師:齋正弘、サポート:SOAT3名

活動内容詳細:
齋じいは館庭にダムつくりを活動の中心に据え、本日の内容を伝えた。
土を掘って壁を作り、その土壁に向けて水が流れるよう川を作る。川の水は壁に遮られ大きな池になる、というものだった。

子どもたちはスコップを手にして館庭を掘り始めた。齋じいがスコップの先で描いた線の部分に土を盛り、壁を作ろうと子どもたちは一所懸命に土を掘った。しばらくするとなんとなく壁の雰囲気ができてきた。

その土壁を見て齋じいが、近くにいた子に小石を集めて土の壁に入れ込むように言った。その子の様子を見ていると、土壁に小石を並べ始めた。城のようでかっこいいということだった。さっそく創意工夫する子どもが現れたなぁ、と思った。

水運びは女子が中心になり館庭の真ん中当たりからバケツで水を流し始めた。水は横に広がるがなかなかうまく土壁まで流れない。齋じいが土壁に向かって水が流れるようにするにはどうすれば良いか、実際に溝を掘りながら説明した。

子どもたちは流れの止まった部分に水を流すため、シャベル(移植ごて)で溝を掘った。その様子を見ていた他の男子もシャベルを手に新しい川を掘った。

バケツの水が次々館庭に流され、土壁にせき止められると大きな池ができた。

自分の島を作ろうと創造性を発揮する子ども、協力して水の流れやすい川作りに励む男子たち、泥水の池に更に深い穴を掘って落とし穴を作る女子たち、靴を泥だらけにして遊び始める子どもやバケツの水を体に掛けられて喜ぶ子どもなど、思い思いの方法で遊びを楽しんだ。

楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿を遠目に見ていた女子が活動終了間際になって、意を決し、裸足になって泥の池に入り、楽しそうに手まで浸けて遊ぶことができた。

雷鳴が聞こえだしたので安全を考え、若干早く活動は終了となった。

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