児童館プロジェクト 平成27年度以降

2022年度SOAT×児童館協働プロジェクト10/11榴岡児童館訪問「榴岡公園探検ワークショップ」2回目

10月11日(火)10:00~15:00
参加者:榴岡児童館児童 午前の部児童8名 職員2名 午後の部児童8名 職員2名
講師:齋正弘、サポート:SOAT3名

活動内容詳細:
午前、午後に1、3年生を対象に活動を2回実施した。

齋じいは榴岡公園まで街探検を行いながら公園を目指した。街探検では路面にあるいろいろな蓋について、参加した子どもたちに疑問を投げかけた。

「この蓋なんだと思う?汚水と描いてあるが、おすいってなんだかわかるか。」「汚という字は汚いって意味だけど、汚い水ってなんだ?」すると男子が「泥の水」と答えた。齋じいは「ここはトイレの水が流れているので、蓋を開けたら大変なことになる。」と言った。

汚水の蓋を子どもたちは歩きながらたくさん見つけた。GASと表示された蓋や「ソフト」と書かれた蓋などがあった。「ここの蓋を開けたらソフトクリームが出てくるといいな。」低学年生らしい夢のある話だ。実際はソフト弁の略で水道管の仕切弁のことだと齋じいは教えることはなかった。

榴岡公園に着くと早速、大人に見つからないように生け垣の隙間を歩いたり、木登りや公園が何の跡地だったか、などの説明をしながら歩いた。

野外ステージを見つけた子どもたちは「歌いたい」「踊りたい」と、午後に参加した子どもたちはステージに上がってパフォーマンスを披露してくれた。

ステージを後に、道なき道を歩き、噴水に出た。齋じいは葉っぱを浮かべて舟に見立てた。子どもたちは笹の葉を見つけてきて笹舟を作り噴水の水辺に浮かべて遊んだ。

児童館に帰る途中、石垣の上に続いているツツジの植栽の隙間を歩いた。斜面になっていたのとジョロウグモの巣があちらこちらに張っていたことで思うようには歩けなかった。ジョロウグモの雌は小さな雄を食べる、という恐ろしい話も齋じいから聞いていたので怖さが倍増したかもしれない。

やっとの思いで斜面を降りると歩き慣れた舗装道路を歩いて榴岡天満宮へ向かった。子どもたちは天満宮脇の細い空間を歩き、壁のような段差を乗り越え、広い駐車場に出た。

そこから児童館までは子どもたちがよく知っている道だった。

児童館に着くと齋じいに挨拶をして活動は終了となった。

身近な公園や街でも普段気づいていない、あるいはやったことのない経験や発見に驚いたり感激したりすることができ、とても楽しい日となった。

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