開催日時:2023年7月8日(土)14:30~20:30
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:成田小学校児童クラブ 児童18名(1~6年生)職員5名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名
活動内容詳細:
坪沼の神様に守られたのか、バスが到着したときにはほぼ雨がやんでいた。神社の石段までの道は前日に草刈りが行われ、歩きやすい状態だった。
田んぼには水生植物のオモダカが花を咲かせていたが興味を示す子どもはいなかった。アマガエルを見つけて喜ぶ男子が数人だが、いたのはよかった。
時折小雨の降る中、いつも通りに齋じいは神社の説明を終えると児童クラブの職員にバトンタッチした。
指導者の職員は根添城跡まで歩き、子どもたちは城の説明を聞いて、崖下りにチャレンジした。今回、ロープは子どもだけで結ぶことが出来た。どの子も尻込みすることなく崖を下ることが出来た。
檜林では一本橋渡り、ブランコ、シーソー、そして一番人気のターザンロープなど好きなもので遊んだ。
綱登りに挑戦した女子もいて、一番上のロープの結び目まで登ることに成功した子どもが何人もいた。今までその高さまで上った子どもはいなかったと記憶している。
齋じいと一緒に釘打ちする子どももいた。今回は曲がって打ち込まれた五寸釘をまっすぐに伸ばして抜いたり、しっかり打ち込んだり、という活動だった。ノコギリは使う場面がなかった。
夕食後は提灯を作った。絵の得意な子、苦手な子、いろいろだったがマイ提灯ということで楽しそうに何かを描いていた。花火の絵や昆虫の絵、竜の絵などもあった。
8時近くになると帰り支度をした子どもたちはマイ提灯をぶら下げて齋じいのところに集まった。全員がそろうといよいよ暗闇へ出発。
幸い雨はすっかり止んでいたので慣れない夜道も安心だった。闇の中をしばらく歩き、蛍のいる場所にたどり着いた。天気や7月という時期のせいで蛍はいないのかと思ったが、高い木の葉に止まって光っていた。幻想的な美しさを子どもたちは体感することが出来た。
今回は湿度が高く、時折小雨が降る中での活動だったが子どもたちは一日中元気で、たくさんの笑顔を見ることができたのはよかった。
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