
2025年8月9日(土) 10:00~11:30
参加者:新田児童館児童 1年~4年生 幼児1名 大人1名 計12名 職員3名
講師:はまちひろ(造形作家)
サポート:SOAT2名
活動内容詳細:
はじめに講師から紙版画とはどういうものか実演を通しながら説明があった。「紙を切ったり、ちぎったり、穴を開けたりして自由に白い紙に貼ってみましょう。」参加者のほとんどが低学年の児童だったからか、悩むことなく紙を切ったり貼ったりがすぐに始まった。
大人は「自由」という言葉に悩み、手が動かない。子どもたちは発想豊かだ。活動の途中で講師から草の葉っぱを使ってもよいと言われ、すぐに外へ出て葉っぱ探しが始まった。
素晴らしい意欲だ。スギナやモコモコした葉っぱなど、感性の赴くままに採取した。紙版画なので平らな葉っぱを選ぼうとする大人とは違う。そういう葉っぱはどうせ版画には使えないだろう、失敗を経験するチャンスかな、と思っていたのだが、私の間違いだった。
子どもは何のこだわりもなくモコモコの葉っぱを画用紙に貼るのだった。驚いた。そうやってできた版画板に不安を抱くことなくローラーで着色し、作品を完成させた。すごい行動力だ。
改めて「自由」の意味を子どもたちから学んだ気がした。そういう自由な子どもたちから生まれた作品は見ていて楽しく豊かな色彩に感心した。
なお、保護者と参加した幼児はインクの刷り方の説明に興味津々で、ハサミや穴開けパンチを上手に使って飽きることなく最後まで楽しそうに活動に参加してくれた。
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