
開催日時:2025年10月11日(土)14:00~15:00
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:新田児童館 児童11名(2、3、4年生)、職員4名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
虎尾裕(宮城教育大学名誉教授)
サポート:SOAT2名
活動内容詳細:
朝から雨だったが、子どもたちは元気にバスから降りてきた。
前回までは畦道が草のジャングル状態だったが、歩くのが特に大変なところの草刈りがしてあった。どこかの農家さんが子どもたちの様子を見ていたのだろうか。誰かはわからないが地域の人の子どもたちへの温かいまなざしを感じた。
途中で雨が少し強くなってきたので雨具を着て神社の石段に挑戦した。
午前中に芋の収穫が予定されていたが、参加者の半分が初参加ということで齋じいは神社の説明や不動様、バクの彫り物などの説明をして鎮守の森へと向かった。
予定の時間にサツマイモの収穫を始められた。
農家さんに堀り方を教えてもらい、それぞれに素手で土を掘り始めた。
雨でしっとりした土の軟らかさは子どもたちも初体験だったに違いない。虫がいる、蜘蛛がいると怖がる子どももいたが農家さんや児童館職員の声がけで頑張ることができた。
掘ってみれば芋の大きさに驚いたり、うれしがったり。苦労の分だけ収穫は大きかった。
収穫が済むと次は篠竹のジャングルをかいくぐりながら山道を歩くことに挑戦した。
雨降りでも子どもたちはパワーは落とすことなく頑張った。
昼食後はヒノキ林で桧のお土産作りや遊具で遊んだ。
齋じいがノコギリの使い方を説明し、切り方の実演、子どもたちの練習を経て、それぞれが切りたい木を探してお土産作りを行った。
木の枝払いをする子や切ったヒノキの皮むきをする子もいた。「ノコギリ楽しい?」と聞くとどの子も「うん」と笑顔で答えてくれた。お土産がいらない子どもたちはターザンロープ、ブランコ、シーソーなどで遊んだ。
立てかけてある丸太の上を歩いて遊ぶ子どももいた。どの子もどうやって遊ぶか、考えながら好きな遊びを目一杯行った。
今回の子どもたちは雨が降っても外で遊べるという、ある意味貴重な体験をすることができた。
活動終了後はまた雨の中を10分程度歩いてバスへと向かった。
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