児童館プロジェクト 平成27年度以降

令和7年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 11/29 榴岡児童館訪問ワークショップ「木で遊ぼう」 開催

日時:2025年11月29日(土) 10:00~14:30
参加者:榴岡児童館児童 16名 職員4名
講師:虎尾裕(宮城教育大学名誉教授)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
本来であれば坪沼八幡神社でも最後のワークショップの日だったが、熊出没に対する安全対策として野外での活動は行わず、訪問ワークショップに変更となった。児童館職員がこれまでのフィールドワークで集めた木材を児童館に運んでおいてくれたので、子どもたちは材料が不足することもなく、たっぷり遊ぶことができた。
トラちゃんは、園庭の片隅に無造作に置いてある樹の根っこを重ねて「これは、みんなの遊びを見守るよ!」と言ってから活動を始めた。

ノコギリを見つけた1年生はトラちゃんから使い方を教わり、ノコギリで丸太を切り始めた。「引いて切るノコギリは日本だけ。外国は押して切るんだよ。」ミニ知識も学んだ。廃棄予定の合板もあった。

「自由に釘を打ったら面白いパチンコ台になりそう」というと何人かが集まって釘打ちが始まった。「ゴールはここにしよう」、「台から落ちたら0点。ゴールに入ったら3点」釘打ちが終わると早速ビー玉を転がして遊び始めた。ゴールのすぐ手前に釘を打つ子がいた。大人は思わず「そこに釘打ったら玉が入らないんじゃないの?」と心配した。

男子がビー玉3個を無造作に転がしたらそのうちの2個が入った。大人の常識で子どもの自由な感性を危うく奪うところだった。子どもたちはトラちゃんからノミの扱いを教えてもらって桧の枝の皮むきを体験したり、合板に小枝を打ってアート作品を作ったりした。

午後も引き続き参加した子どもはノミと木槌を使って丸太の皮むきを体験した。その姿はまるで大工さんの雰囲気だった。

樹皮の下に眠る虫を暴き出し「楽しい」を連発していた。

丸太を切ったり、ノミを使ったりという経験は学校ではできないのでなおさら楽しかったに違いない。

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