子どもの育成支援プロジェクト

「SOAT・中野小学校協働プロジェクト」活動の報告!

【中野小学校からSOATへの依頼までの経緯】
仙台市の小中学校では復興プロジェクトを実施しています。
その復興プロジェクトは、学校ごとできることから内容を決めて各校独自に取り組むことになっています。中野小学校では「蒲生再生のために自分たちにできることはないか」を代表委員会で話し合った結果、テーマを「蒲生干潟に自然を取り戻すための看板を作る」に決定。
●蒲生に立てる看板の言葉
「未来に残そう蒲生の自然(帰るとき少しでもごみをひろってください)」に決定。
●原画の募集には27人の応募があり、全校児童と職員が投票を行い4人の絵が選ばれその絵を基にしてこれから原画を描くことになりました。
●子ども達の思いから始まったプロジェクトなので、子どもたちの思いを大切にこれからも取り組んでいきたいと考えています。

【活動の報告】
1月29日(木)第1回打ち合わせ 15:30~17:00
・現在の小学5・6年生が中心となり思い出の蒲生干潟の風景を残したい。
・看板のようなものを想像しているが、どのように形にして残すのが良いかを検討中。
・製作をSOATに協力して欲しい。
・H27年3月で卒業予定の6学年生17名が在学中にデザインなどを完成させたい。

H27年2月5日(木)第2回活動 15:30~16:00
・SOATは、これまでの経緯を基に子どもたちの思いが出来るだけ長く多くの人に見て頂けるよう「ひかりフォトによる看板制作」と「モザイクタイルアートによる看板制作」2つの企画の提案。
・参加児童が「モザイクタイルアート制作」に決定した。
・3月卒業式までの作業は、下図の完成と素焼きのタイルに6年生が絵付けをして、本焼き迄を完成させる。
・H27年度の活動は、新6年生が引き継ぎ中心となり全校児童で「モザイクタイルアート」を完成させることにする。
・時間内での作業は、あらかじめ選出された4点の作品を基に120cm×90cmの画用紙に原画の下図を制作。
途中で時間となり続きは、次回開催予定日までに児童たちで進める事とした。

H27年2月18日(水)第3回活動 13:30~15:45
「タイルアートワークショップ実施」
講師:森 敏美(東北生活文化大学教授・SOAT作家)
SOAT:藤原久美子、佐藤晴香
内容:
・ぬる釉薬の使い方の説明では、焼き上がりの色と
塗るときの色の違いやタイルに色付け時の筆の使い方などの説明をみんな真剣に聞いてから作業の開始
・最初に実行委員が中心となり下図に描かれた鳥や魚、貝などのパーツを6年生17名が1パーツをづつ選びました。
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・本焼きを終了し3月6日(金)15:30にお届けいたしました。
本焼き仕上がりカニいいね
今年度の活動は、終了となります。

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