まなびの庭ワークショップ

8月「夏の思い出作りワークショップ」終了の報告!

開催日:2015年8月23日(日)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:大人7名、子ども8名  計15名
講師:齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ 5名:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、西村優衣子(作家)、上戸ゆき(作家)

この日は朝から雨模様。
探検に行くための準備として、「カッパ」作りから始まりました。
大きなビニール袋を切って着るシンプルなものですが、体のサイズに合わせて穴を開けたり、テープや紐で飾りを付けてアレンジしたり、大人も子どもも創意工夫しながら熱中して取り組んでいました。
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出来上がったマイ・カッパをまとって、いざ探検へ!
・・・と思ったら丁度晴れてきてしまったのですが、そのまま庭をぐるりと歩いて周り、木の下で幹を叩いて雫をバラバラと落とし「雨だ!」とカッパで雨に当たる体験をしたり、虫やきのこなどを発見したりと、雨上がりの空気感を楽しみました。
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お昼ごはんはバイキングで、スープの肉団子は皆で順番に鍋にタネを絞り入れて作りました。
ごはんやサラダ、自分たちも作ったスープなど「全部美味しい!」と、おかわりも進むランチタイムで一休み。
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午後は竹を使った創作活動。
大きな竹を切り倒し「たおれるぞ~!」の体験をして、協力して庭の中心に運び、竹をのこぎりで切ったり鉈で割ったりしていきます。
子ども達は初めての体験でも道具の使い方を教わりながら積極的にチャレンジして、最初はぎこちなかった手つきも段々と上手に道具を扱えるようになっていました。
小さな家作りでは、雨が降っても大丈夫なようにビニールを巻いて葉っぱの屋根を葺き、「出入り口はどこにどうやって作ろう?」「こんなふうにしてみたらどうかな?」とみんなで相談・協力しながら、立派な造形物が完成。
ほかにも竹のコップ作り、切った竹を耳に当てて音を聞く、竹を叩いて鳴らしてみる、器用なお父さんが箸を作るなど、竹から出来る様々な遊びを満喫していました。
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大人も子どもも一緒になって、考える、手を動かす、感じる、コミュニケーションする、形にする、といった活動がそれぞれ一生懸命に、かつマイペースに良い雰囲気で出来ている様子が見られ、「ワークショップ」の基本的なところをしっかりと体験できていたように思います。

参加者からの感想
・雨でしたが、雨も楽しめてよかったです。
・とても楽しかったです。
・初めて参加させていただきました。子どもだけでなく大人も楽しかったです。
・雨で残念でしたが、カッパを作って庭を探索する活動も良かった。
バッタ、カエル、カナヘビなど虫をたくさん見つけられ子どもたちも大喜びだった。
ランチが美味しく肉団子作りも良かった。

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