開催日:2015年9月13日(日)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:大人7名
講師:遠藤 満里子(染色・フェルト作家)
SOATスタッフ(4名):藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、西村優衣子(作家)
染色のプロフェッショナル・遠藤満里子さんに教わり、絞り染めの技法を使った染色体験ワークショップを行いました。
午前は図案デザインと絞りの作業。
まずは大判ストールサイズの布を広げ、丸や太線の型紙を当ててイメージを膨らませながらデザインを決めます。
大柄の大胆なものや、画像を見ながら細かい模様を描いたものなど、さっそく個性が表れていました。
その後は付けた印に沿って糸でちくちく縫って絞っていきます。
すべて縫い絞るのは結構大変な作業なのですが、分からないところや難しいところは遠藤先生に聞きながら、また、参加者同士お話に花を咲かせたりしながら、みなさん真剣に取り組んでいました。
お昼はバイキングで一休み。
秋らしい栗ご飯や温かいスープにほっこり癒されました。
午後は絞りの作業が終わった人からいよいよ染色作業に挑戦。
黄色、青色、鼠色の染料が入った大鍋の中に、各自好きな色を選んで浸けていきます。
浸ける時間や回数、場所によって染まり方が異なることを教わり、頭の中で出来上がりのイメージを考えながら、部分的に浸けてみたり違う色を重ねてみたりと、それぞれに工夫して染めていました。
浸けて液から出した直後の布の色が、時間を置くと染料が酸化して変化していく様子には「だんだん色が変わってきた!不思議!」と驚きです。
水洗いのあと糸をほどいて広げた布には・・・
「おぉ~、すごい!」「こんな風になるなんて想像してなかった。」と自分でびっくりするほど、どの布にも本当に素敵な世界が広がっていました。
途中雨が降ってきてしまい少し大変でしたが、本格的な染色体験と出来上がった作品にみなさん笑顔で、今回のワークショップは終了しました。
参加者からの感想
「できるかどうか不安でしたが、なんとか形になり嬉しかったです。他の参加者の作品がすばらしかったです。」
「染液も素材(布)もふんだんにあって楽しむことができました。」
「想像以上の出来で良かった。家での使い道を楽しく考え中です。」
「ステキな先生、スタッフさん、参加者さん達と共に良い時間が過ごせました。」
「やさしくご指導して下さり感謝。ランチも美味でした。」
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