まなびの庭ワークショップ

12月「クリスマスパーティー」終了の報告!

開催日:2015年12月13日(日)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:大人7名、子ども5名 計12名
講師:齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ 4名:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、西村優衣子(作家)
まなびの庭2015 12月チラシ
今回のまなびの庭ワークショップの午前は「松、たおれるぞ!」ということで、そあとの庭にある松の木を切り倒してしまうというなんとも大胆な活動を行いました。
まずは木の大きさを見て、倒した時に危ない場所、安全な場所を予測してロープで線を引きます。
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齋さんは持参したチェーンソーを「ヴィィィィン」とうならせ木を切り始め、参加者はその様子を線の外側から「本当に切っちゃうの?」「うまく倒れるのかな?」「ちょっと怖いな~」とドキドキワクワクしながら見守ります。
「ミシッ」という木がしなる音がしたらみんなで力を合わせて木にくくり付けたロープを引っ張り、「バキバキ……ドォーン!」。
倒した松の木を観察した後は、木の枝をのこぎりで切り落とす作業を行い、3歳の子どももお母さんと一緒に初めてののこぎりに一生懸命挑戦しました。
「木を切るのって大変・・・。」という事や、作業の達成感や面白さも実際に肌で感じる事が出来たようです。
大きな木を切り倒す、というなかなか見ることのない場面を間近で自分達も一緒に行うという体験に、大人も子どももキラキラした目で参加していました。
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お昼ごはんはバイキングで一休み。
ペンネにサンドイッチ、チョコレートケーキなどクリスマスらしい彩り豊かなランチを家族で囲んで「美味しい~」と楽しみました。
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午後は、午前に切った松の木やお庭にある自然物から好きなものを見つけて組み合わせ、クリスマスオーナメント作りを行いました。
蔦をぐるぐる巻いてリースを作ったり、木の枝に松ぼっくりや毛糸を巻き付けて飾ったり、それぞれに自由な発想で制作。
種類の違う木の枝や実などたくさんの自然素材とともに、リボン、ペン、テープなど色々な画材とも組み合わせを選ぶことが出来、「これなんだろう?」「これも使ってみよう!」と創造の幅が広がり、参加者の手はどんどん進みます。
大人も、特に自由な感性でのびのびと作る子どもの作品に刺激を受けながら、「こんな風にしてみたら面白いかも?」と遊び心をのぞかせながら楽しく制作に取り組んでいるようでした。
皆じっくり取り組んで、スタッフも唸る斬新なものからおしゃれなものまで、飾ったら楽しくなりそうな素敵な作品を作り上げることができました。
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参加者からの感想
・親子でゆったりと暖炉の火のもと過ごす時間とても贅沢だと思いました。プライスレスですね。素敵な時間をありがとうございました。
・松の木を倒したりノコギリで切ったり貴重な体験をさせて頂けてよかった。講師の先生が子ども達に手伝わせてくれるのも挑戦ができてありがたい。5歳、3歳にはまだ出来ないかなと思っていたが最後まで集中してやり遂げて達成感も得られたと思う。制作好きな子供も楽しんでできた。
・大人になってから木を切れて子より親が楽しんでしまいました。3歳児にはまだ早いかな?と思っていましたが、のこぎり創作ともに楽しんでいました。ランチのお野菜がおいしかったです。親子でゆったりとした時間を過ごせました。ありがとうございました。
・のこぎりで木を切るという経験はなかなか出来ないので子供はとても楽しかったです。
外からとってきた材料でクリスマス用品をつくれたのもとても楽しかったようでした。ありがとうございました。
・普段体験できない木を切り倒すことが子供は特に楽しかったようです。ランチもおいしく頂きました。午後のワークショップも思い切り好きな材料をふんだんに使い好きなリースを作りました。期待以上の体験が出来、親子で大満足です。

来年度も面白い「なまびの庭」ワークショップを企画予定ですので、お楽しみに。
(内容は決まり次第ホームページに掲載いたします。)
メリークリスマス!

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