にじいろぱれっと

11/11福島県郡山市東原復興公営団地集会所(生きがいつくり・心のケア・コミュニティつくり)

11月11日「裂き織りオブジェ制作・裂き織り」
10:30~15:00 
場所:東原復興公営団地集会所
住民成参加7名、 みんぷく郡山支援員2名
講師:クリスティーヌ・プレ、花澤洋太
サポート:SOAT3名/藤原、佐藤、西村、

6月からNPO法人みんぷく郡山さんの協力にて、郡山市内と本宮市に住む、大熊町・双葉町・富岡町・浪江町などの原発事故被害地域からの避難者が参加して裂き織りした作品122枚を使って、クリスティーヌ氏考案の「裂き織りオブジェ・みの」に仕上げていきました。初めにクリスティーヌさんから「東北の伝承文化みの」に込めた思い伝え、以前鶴見坦復興団地の住民が作成していた裂き織りオブジェを活用して、裂き織りをするチームとに分かれ仕上げました。
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この日初めて裂き織りを体験する住民もいてお互いに教えあう姿も見られました。
裂き織りオブジェのテーマは安達太良山と決まり、集められた裂き織りを山の形や空に浮かぶ雲、山のすそ野などに次々と並べ替えていく住民の姿は、まるで少年少女の様に生き生きとして「モンシャンミッシェルにも似てるなぁ~」「稜線の形がいいね!」「山のすそ野に紅葉の色が欲しい!」など、生きがい作りの楽しい時間となりました。
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11:30~12:00お茶っこタイム
クリスティーヌ氏と花澤洋太氏をみんなで囲んで団らん。
参加した住民の方々は、3・11当時の状況や一時帰宅した自宅の状況、最近の話から昔懐かしい話まで、自分たちの環境がどのよう変化してきたかを話してくださいました。知らされることのない現実を知り、行っている活動の必要性をさらに強く考えました。
13:00~15:00 オブジェ仕上げ作業
本来であれば、午前中で終わる予定でしたが住民の皆様のご要望「オブジェみのに裂き織りを縫い込む作業に自分たちでしたい。」の思いに午後も作業を続けて、縫い付け作業を完成させました。
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