にじいろぱれっと

8/30 福島県 地域コミュニティづくり / 和紙のランプシェード作り

令和元年8月30日
時間:10:00~12:00「和紙のランプシェード作り」開催。
開催場所:福島県双葉郡富岡町本岡関ノ前182-3
参加者17名
・帰還住民 7名
・富岡町社会福祉協議会/3名・明治安田生命㈱/3名・とみおか+ぷらす/4名(うち子ども1名)
指導・サポート:SOAT3名
協力:富岡町社会福祉協議会、明治安田生命㈱

目的
・被災者の心のケア:芸術に触れらり、手を動かして作品を作ることにより、心の癒しにつながる
・支援者支援:支援者も参加し、技術を持ち帰ることで、発展的で持続可能な支援につながる
・地域コミュニティつくり:地域の支援者やボランティアの参画により、交流機会のきっかけつくりとなる
・風化防止:各被災地で行ってきた活動を纏めた冊子を用い、地域に還元していくことで地域にはものづくりの楽しさを、支援者には手法と風化防止を啓もうするきっかけとする

活動内容
和紙の作り方の流れを説明。明るい場所での見え方と暗い場所での見え方を説明しながら、個々で何を表現したいかなどイメージしてもらい飾りつけの作業をしました。
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思い思いに熱心に製作に取り組まれていました。完成後、部屋の照明を消しランプシェードを点灯すると、「きれい!」「すてき!」とまさに「歓声」があがり、豊かな時間をお過ごしいただけたと感じています。
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ふりかえり
・ご夫婦での参加者が2組ありました。今回のワークショップは男性から「行きたい」との声でお越しになったとのことで、性別を問わないワークショップ内容と感じました。また、男性1人では来にくくともご夫婦でお越しになることにより、男性間で誘い合えるような内容や告知へも工夫ができると考えました。

・開催場所を福祉センターや団地集会所ではなく、富岡町社協様の勧めもあり外部組織(明治安田生命様富岡サービス窓口)を利用しました。この場所を住民のみなさんに開放し「集いの場」としたいとの意向で、貸し出し用の書籍などもありました。「こんなことろがあったんんだね」と、本を貸りる住民の方も複数おり「まだ出かけてこよう」との声も聞かれ、自ら足を運ぶ「外出先」の創出機会になったと感じました。(明治安田生命㈱は、福島県と「包括連携協定」を締結しており、避難指示解除地域での顧客対応や地域住民の見回り活動につなげる「富岡サービス窓口」(同県富岡町)の設置などを掲げている。)
・地域で活動を行う団体を通して、インターンシップの学生の参加もありました。それぞれの出身地や普段の生活についてなど世代を超え話が弾む様子が見られました。
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・「シェイクアウトふくしま」(県下一斉安全確保行動訓練)の開催日と重なったことから、富岡町社協様主導のもと参加者全員で訓練を行いました。
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地域団体や企業との交流機会の創出、町民の皆様への声掛けなど、富岡町社協様の多大なご協力に感謝をしております。

以上

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