にじいろぱれっと

10/17福島県 地域コミュニティづくり / 共同制作「モザイクアートワークショップ」木枠外し・完成

令和元年10月17日(木)13:15~13:45
場所:福島県 富岡町立富岡第一中学校校舎 
参加者:児童生徒:26名(小学生16名中学生10名) 
指導:森敏美(造形作家) サポート2名:SOAT/藤原、渡邊、高橋、森愛子
協力:富岡町立第一小学校、富岡町立第一中学校、富岡町立第二小学校、富岡町立第二中学校
   社会福祉法人富岡町社会福祉協議会

 児童の中には給食を早々と済ませ、自分たちが作ったモザイクアートがどんな風に出来上がったか見に来るのももいた。制作中は実際の図柄を裏表反転したものしか見ていなかったため、出来上がりを確認して嬉しそうだった。
 森教授からモザイクの表面についている汚れをブラシで取り、糊をスポンジで拭き落とす作業を伝えられ「誰かやってくれる人?」との問いかけに皆元気よく手を上げた。そのため、一人ずつ全員が1分交替で拭いた。
 完全には糊を落としきれないが、ぼんやりとしていたモザイク表面がピカピカと輝きだしたのを見て「きれい」という声がどこからともなく上がった。
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「作っているときは飽きたけど、頑張ってよかった。」
「こんな風になるとは思わなかった。」
「速くどこかに飾りたい。」
「欲しい。」
子どもたちの評判はとても良かった。子どもたちの発案による「とみおかがんばれ」の文字を見つけて喜んだり「夜ノ森」という駅の表示を読んで「駅だ」とつぶやいたりした。全面に配置された桜をみてうなずくように頭を振る子もいた。一体何を感じたのだろう。制作が難しく、大人の作業が多く入った富岡町のマスコットキャラクター「とみっぴー」は「目がきれい」という感想しか出なかった。やはり自分たちが作った(苦労した)という思いの強い部分は子どもたちにとっても格別のものになったのだろう。

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