にじいろぱれっと

12/10 岩手県 地域コミュニティづくり「共同制作ペーパーモザイクアートワークショップ」

12月10日(火)13:00~15:30
場所:岩手県大槌町上町災害公営住宅集会所
参加者10名:地域住民/5名 大槌町社協/4名 NPO法人つどい/1名
指導SOAT:3名 
協力:大槌町社会福祉協議会 NPO法人つどい
材料協賛:株式会社アクタス

<活動の様子>
 前回のワークショップから2週間が経った。地域住民の方々が集会所で毎日行われるラジオ体操に集まり、その帰りや体操が始まる前の時間を利用してモザイクの紙片をペタペタと貼っていてくれた。そのためか、ワークショップが始まるやいなや、おばあさん達から台紙のここの色はどの色の紙かとか、ここに貼った色はこれで良かったのか等々質問攻めであった。
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足りない色の紙片があるが、どうするか、という質問もあった。正しく貼れば色数は合うのだが、自主的に頑張って貼ってくれた姿を尊重し、「大丈夫ですよ。似た色ありますから。」「心配いらないですよ。ここまで貼ったんですね。」「頑張りましたね。」と声を掛けた。安堵する高齢者の笑顔に私たちも救われた思いがした。
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 午前中の押し絵ワークショップに初めて参加した方が自宅に戻り昼食を取った後で又参加してくれた。モザイク貼りは単純だが根気がいるワークショップである。初めて参加した方も我を忘れて一心不乱にモザイクを貼り続けた。「みなさん、息してますか。」と声を掛けないといけないほど根気と集中力を切らさないで頑張っていた。高齢者の頑張りはすごいと今回も感じた。3時に作業修了を告げ、その後はお茶タイムにした。
 お茶タイムでは初めて参加の方も周りの高齢者と色々会話が弾み、楽しげだった。次回も参加したいとのことだったが、8割程度は貼り終えたので、ラジオ体操に参加しながらでも来春早々には自分たちの手で完成するものと思われた。
 
 ワークショップ終了後に聞いた感想は以下の通り。

・集中してやるのが面白かった。
・頑張った後のお茶っこはうまい。普段話さない人とのお話も楽しい。
・今日も早く終わった。
・俺は疲れねがったからもっとやれんだけど。早く完成させたいね。
・明日も集まってやりたい。

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