にじいろぱれっと

9/11福島県富岡町サロン活動支援「季節の押絵つくり]

令和2年9月11日
時間:10:00~12:00 開催。
開催場所:福島県双葉郡富岡町社会福祉法人富岡町社会福祉協議会福祉センター 小ホール
対象者:地域住民14名
講師・指導:千田教子(パッチワーク・布小物作家)SOAT藤原、高橋、
協力:富岡町社会福祉協議会

富岡町社会福祉協議会が主催する「ゆうゆう倶楽部」で、ものづくりワークショップ「季節の押絵つくり~お月見」の開催をいたしました。

開催の様子
「待ってたよー!」と、SOATより早く会場入りされていた住民のみなさんにお出迎えをしていただきました。押絵に興味をお持ちの方が多い様子で、作業が始まると真剣に講師の話に耳を傾けて下さり、熱心に作業を進めていました。

押絵の制作では指で摘まむと隠れてしまうような小さなパーツも作ります。その細かな制作の過程に参加された方がストレスを感じてしまうことはとても残念なことです。ですので制作が思うように進まない方にお使いいただこうと、細かなパーツはSOATも予備として制作していきました。みなさんにパーツの用意があることをアナウンスしたところ、「目が遠いな~!これは指と頭の体操だね」「作っている今は難しい作業もあるけど、自分で作るほうが完成したときうれしいでしょう?」との声、そのような心配は一切不要でした。

男性の方も2名ご参加いただきました。大きな手で器用にお互いに教えあいながら制作をされていました。押絵は男女問わない作品のように感じた一面でした。

最後の仕上げ、色紙に貼り付ける作業は見本通りに飾る方、個性的に飾る方など同じ材料と同じ型紙を用いても14人14色、それぞれ表情のあるステキな作品は仕上がりました。

前日にお手伝いボランティアのみなさんにつくっていただいたタペストリーも大好評でした。「こうやって飾るとプロの作品みたいに見えるねー」と笑顔で話されたり、「季節ごとに自分で作って飾ってもいいよね」などの話もあり、更なる創作意欲が湧き出ているようでした。

講師所感
最初は難しそう、大変と感じていた作業を自分で一つ一つ作業を行って完成させて最後に色紙に貼って組み立てを行って完成出来た時にはただ楽しいうれしいだけではなく、今度はクリスマスや干支を作って飾りたいとかタペストリーは帯で作ることができるねとか出来上がった作品に満足し、さらに次作ってみたいものなどを考えたり、自分の出来の満足だけでなく自分と違うことをほめあったりしていてとても良い交流になっているようでした。今後も手作りを通してよい交流ができることを希望します。(千田教子)

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