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雁小屋地区・「和紙のランプシェード作り」

開催日:2018年9月2日(日)
開催時間:10:00~12:00
開催場所:福島県新地町 雁小屋地区集会所
参加:地域住民17名(大人16名、子ども1名)
指導:SOAT 藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子
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日本の伝統工芸品である和紙を使ったランプシェード作りを開催しました。手すきの白い和紙に、マスキングテープや色付き和紙を貼ったり、ペンで直接絵を描いたりしてランプシェードのシェード部分を作りました。
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最初は「センスないから苦手。」「どういうふうにしよう。」とデザインに迷う方もいましたが、透かしや模様の入った和紙、いろいろな色の和紙などを見ただけでも楽しそうでした。それらをちぎったり切ったりしているうちにイメージが湧いてきたようで、苦手だと言っていた参加者もどんどん自分の世界に夢中になっていきました。
今回は一つのテーブルに5~6人ずつ座っての作業でしたが、テーブル越しに話が弾み、しばらく会っていない方たちの再会の場ともなり、会場は笑いの絶えない賑やかな雰囲気となりました。
シェード部分のデザインが終わった方から組み立て作業を行いました。出来上がったばかりの和紙にしっかり折り目を付け、両端を両面テープで貼って筒状に形を整え、世界に一つだけのランプシェードを完成させました。
ワークショップの最後は暗くした部屋でマイ・ランプシェードの鑑賞会でした。「この部分がとても素敵!」「この柄、お洒落ですね!」など、参加者同士で作品を褒め合う言葉が自然に出ていました。ここでもたくさんの笑顔が見られ、素敵な活動は終了となりました。
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参加者からの感想(一部)
「和紙をちぎるところがステキ!」
「色のちがう紙や和紙を合わせているのが楽しかった。」
「とても素敵にできた。皆さんのアドバイスもとても良かったです。出来た時の感動を毎日ランプをつけながら思い出しますね!」
「参加者同士の会話ができすばらしかった。」
「団地の人とスタッフの会話が楽しかった。」
「時々やってもらいたい。楽しく出来たので、又、ぜひ参加したい。」
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今後の課題としては広報を工夫してより多くの方にご参加いただけるようにすること、参加者との楽しい会話作りの工夫などがあります。自分らしい素敵な作品が作れた事や、制作を通して普段は少ない交流がたくさん出来た事は、参加者の皆さんにとって大変有意義な時間になったようです。

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