開催日時:2025年7月5日(土)10:00~15:30
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童16名(4年生)職員5名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
虎尾裕(宮城教育大学名誉教授)
サポート:SOAT2名
活動内容詳細:
朝から気温がかなり高かったが、バスが到着するとどの子も元気に降りてきた。
リピーターがほとんどだったのでワークショップの概要はすでに知っていて、何をやりたいか、目的意識の高い子どもたちだった。虫捕り、草笛、空堀下り、カエル捕り。
首元にタオル、軍手、虫除けスプレーと探検準備も早かった。齋じいはいつもの通り、神社の説明、鎮守の森探検、根添城跡地へと向かった。
途中で誰かが「虫いた!」と叫ぶと近くにいた子どもたちがさっと集まり観察し始めた。
空堀下りではロープを結ぶのが手際よく、4年生は違うなと感心した。
昼食後は木を切りたい子ども、シーソーで遊びたい子ども、カエル捕りしたい子どもや竹で笛を作りたい子どもなど、みんな自分のやりたいことを存分にやったようだ。
途中で水分補給をかねて10分の休憩を取ったが、その時間がもったいないと、水分補給が終わると「休んだから続きをやりたい」という子どもが多かった。
トラちゃんは子どもたちの動きを見ながら用意した檜の枝をノミで削り出した。「トラちゃん何かやっているよ」と声を掛けると、それに気づいた子どもたちがいつの間にか集まっていた。
木からぶらさがったロープを見つけてロープ上がりをして遊ぶ子どももいた。このロープはなかなか子どもの目に入りにくいようで1年ぶりに見た気がする。
きっと里山遊びを満喫しようという態度があって見つけられた遊びだったのではないか。
子どもたちは帰りのバスの中から大きく手を振って帰って行った。