令和7年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 4/22 榴岡児童館訪問「砂場ワークショップ」開催

開催日時:2025年4月22日(土)13:30~15:30
場  所:榴岡児童館 本館
参 加 者:榴岡児童館 児童25名(1年生) 職員3名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
齋じいの「ここに大きな穴を掘るぞ」という声がけで砂場ワークショップを始めた。毎年のようにやっている活動だが、今年の1年生は少し様子が違った。

全員がシャベルなど、道具を使って砂遊びを始めた。砂の湿った感じやザラザラした砂粒の感触を体験して欲しいので素手で遊ぶよう促してみた。

子どもたちからは「砂は汚いから、手が汚れるから」といった反応が返ってきた。女子の一部はフライパンや鍋を庭から見つけてきて砂を材料にママごと遊びを始めた。これも以前はなかったと記憶している。

「なんのお料理なの?」と声を掛けると「YouTubeで見たお料理」とのこと。新入生としてわずか2週間ばかりの子どもの返事に困惑した。

後半の活動で水を使った遊びが始まるといつの間にか裸足になって遊ぶ子ども、素手でドロドロの砂をいじる子どもなどが現れ安堵した。

水たまりに足を入れて「こっちの水は暖かい」と、水たまりの違いを発見した子どももいた。

いつの間にか子どもたちは泥水を気にせず夢中で遊び、終了の声が耳に入らなかったようだ。

使ったものを片付けて、砂場も何事もなかったように元に戻して??

「楽しかった、面白かった」と言いながら活動は終了した。

令和7年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 4/19 職員研修「坪沼安全点検」開催

実施日:4月19日(土) 
活動内容:
(午前) 坪沼八幡神社檜林内の安全点検/(安全点検指導者:石田孝徳(1級建築士)
(午後) ミーティング
     樹脂粘土によるキーホルダー作成体験
参加者:榴岡児童館職員4名 新田児童館職員2名 
サポート:SOAT 2名

安全点検:AM 10:00~12:00 
●安全点検では朽ち木3本及び活動素材として2本を石田さんが切り倒した。その後、これまでの活動で作った櫓、シーソー、ブランコを児童館職員とSOATにより点検し、石田さんが更に点検、補強及び修理を行った。ワークショップ用の木材は運べる長さに切断し、乾燥するよう保管場所を選んだ。

講習会:PM13:00^15:00
●ミーティング
・協同プロジェクトの意義を職員同士、SOATと共有。
・坪沼自然体験ワークショップ開催について、
 社会は安全ばかりではない。危険もある。
 子どもたちが、危険の中で安全に生きる術を自然の中での活動を通して身につけて欲しい。
・齋さんがずっとやってきたことは何か。
 子どもの発見の機会を邪魔しないということ。
15:00^16:00
●樹脂粘土によるキーホルダー作り体験

2025・SOAT のアートワークショップ「カラータック版画で春のお花畑」開催

開催日時:2025年3月23日(日)11:00~16:00
開催場所:tbcハウジングステーション仙台駅東口
参加者:20名
講師:はまちひろ(造形作家) サポート:SOAT佐藤

「カラータック版画」は専用のカラーシートと和紙を使って刷る、インクの要らない版画です。
今回は春をテーマにした作品作りに挑戦しました。

お花や蝶々、好きな動物など絵のモチーフを決め、カラーシートをはさみで切ったり手でちぎったりして、台紙に貼り合わせて絵を作っていきます。

重ねて貼ると立体感が出るのも面白い所です。
タックシールは8色あるので、どの色を使おうか考えながら楽しく作りました。
絵はそのまま版になり、できあがった絵に水で濡らした和紙を当ててこすると、和紙にカラーシートの色が付いて絵が転写されるというしくみです。

ドキドキしながら刷り上がりを確認し、きれいな絵が現れると「おぉ~」「すごい」と思わず感動や驚きの声が漏れました。
春の明るいイメージにぴったりなカラフルな作品がたくさん完成し、最後は作品を額に入れてお持ち帰りしました。

参加者からの感想
「版画って面白い。」「学校で紙版画はやったことがあったけど、カラータック版画は初めてだった。楽しかった。」「細かい部分を作るのは大変だったけど、出来上がると嬉しい。」「久しぶりに版画に触れた。こういう版画もあるんだと驚いた。」など、