H29年度SOAT×4児童館協働プロジェクト10/11榴岡児童館

10月11日(水)坪沼八幡神社探検ワークショップ
ワークショップ実施
開催:AM10:00~PM4:00
開催場所:坪沼八幡神社
参加者:榴岡児童館 1年生35名 職員3名
講師:齋正弘
SOATスタッフ:藤原久美子・佐藤晴香・西村優衣子・石森ももこ・渡辺廣一(ボランティア)
概要:
斎正弘氏指導の下坪沼八幡神社周辺の探検ワークショップを行った。
午前中は稲刈りの予定だったが雨のため予定を変更して雨合羽づくりを行った。
大きなビニール袋を切断し、それぞれペンやテープなどでデコレーションし、オリジナル雨合羽を作成した。
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リボンをつけたり、テープで模様を描いたり、うさぎや猫をペンで描いたりしてそれぞれ個性ある合羽を作っていた。
その後みんなでその合羽を着て森の中の探検へ出発した。
みんな自分の合羽を着てごきげんになりながら森の中を歩き回った。
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雨が少し降っていたので、雨の降った森の香りや、少し滑る地面の感触を感じていたようだ。
「へんなにおい」「つるっとする」などといった声があちこちから聞こえてきた。
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 社務所に戻り、お昼ご飯を食べた後で宮司さんのお話を聞いた。
午後からは木を切るワークショップを行った。
どの木が切りやすいかを子どもたちと見て回り、木に梯子をかけて代表の子どもがロープを結んだ。
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斎さんがある程度木に切れ込みをいれ、「ミシッ」という音とともに木を引き倒した。
中々うまく倒れず、ロープの場所を変えたりして再挑戦し、最後には木を倒すことに成功した。
子どもたちはいっせいに倒れた木にあつまり、自分たちの倒した木の大きさに驚いていたようだ。
その後のこぎりを使い、木の枝や幹を切ってみた。
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刃を使う危険性をよく理解して、お互いに声掛けをしながらのこぎりを使う姿が印象に残っている。
最後にはみんなお土産として輪切りにした木の幹をもちかえっていた。倒した木は檜だったので、子どもたちは口々に良い匂いと喜んでいた。木の香りをおうちの人にも伝えてねというと「うん」と元気よく答えていた。

H29年度SOAT×4児童館協働プロジェクト10/10成田東小学校児童クラブ

10月10日(火)
坪沼八幡神社探検ワークショップ・稲刈り体験ワークショップ
開催:10:00~15:00
開催場所:坪沼八幡神社
参加者:成田東児童館 児童18名(1年生10名、2年生5名、3年生1名、4年生2名)、職員5名
講師:齋正弘
SOATスタッフ:藤原久美子・佐藤晴香・西村優衣子・石森ももこ・渡辺廣一(ボランティア)
概要:
斎正弘氏指導の下坪沼八幡神社探検ワークショップを行った。
午前中は坪沼の農家の方と一緒に稲刈り体験を行った。
神社の長い階段を上って、長靴に履き替え田んぼへ出発。
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まず農家の方から稲刈りで使用する鎌の使い方について説明を受け、一人ずつ鎌を使って稲刈りを行った。初めての稲刈りに子どもたちは苦戦しつつも、農家の方に手伝ってもらいながら稲をかり集めていた。泥でぬかるんだ田んぼの中で足を取られ、歩くことの難しさや、鎌をどう使うとうまく切れるのかなど、実際の体験を通して子どもたちも学ぶことが多かった。何人かの子どもたちはうまく歩けず泥の中に倒れる場面も見られたが、それもまた楽しんでいるようだった。
神社に戻り、どろどろになった服を着替えたら、お昼ご飯。一生懸命稲刈りをしたあとでみんなおいしそうにお弁当を食べていた。

午後からは木を切るワークショップを行った。檜林まで森の中を歩いて行き、檜にロープを掛けてみんなで引っ張った。
「ひっぱれー」のかけ声で一生懸命みんなで綱を引き、最後には凄い音とともに木が引き倒された。
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その後子どもたちとのこぎりを使って枝を落としたり、くぎを打つ体験を行った。
くぎを打つ時の力の入れ方やのこぎりの刃の引き方など、コツをつかむまでは中々苦戦していたようだ。
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みんな汗をかきながら一生懸命木を切り、輪切りにした木の幹をお土産に持ち帰っていった。
稲刈りや木を倒すことなど初めての体験ばかりだったが、全身を目いっぱい使って動くことで自然をたくさん感じることができたようだった。
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H29年度SOAT×4児童館協働プロジェクト9/30成田東小学校児童クラブ

9月30日(土)
坪沼八幡神社探検ワークショップ実施
開催:10:00~15:00
開催場所:坪沼八幡神社
参加者:成田東児童館 児童7名 職員4名
講師:齋正弘
SOATスタッフ:藤原久美子・佐藤晴香・西村優衣子・石森ももこ・渡辺廣一(ボランティア)
概要:
坪沼八幡神社にて斎正弘氏を講師に招き探検ワークショップ及び木を切り倒すワークショップを行った。
今回は参加人数が7名と少なかったこともあり、かなり色々な体験に挑戦できた。
最初は日差しを避けるためのタープ張りをみんなで行った。紐を引いたり、ペグを刺したり協力して子どもたちの力でタープを立てることができた。
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次にみんなで坪沼八幡神社周辺を探検した。
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森の中を進み根添舘に到着。気持ちのよい気温の中、土の上を歩く感触を楽しんだ。
齋じいの提案で根添舘の周りにある「堀」に降りてみることになった。
3メートルほどの高さから木や草をつかみながら下っていった。
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最初は腰が下がって滑り落ちそうだった子どもたちも、少しずつ自分でかかとから足をつくようになったり、しっかり木を掴んだりと、コツを覚えていった。
無事全員堀の底まで到着し、畑へと出る道を歩いて行った。子どもたちからは「スリルがあった」「なかなか難しかったけど面白かった」等の感想が聞かれた。

一度タープへ戻り昼食をとり、宮司さんのお話を聞いた。
午後からは林に入り、木を切り倒すワークショップを行った。
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みんなでよさそうな木を探し、のこぎりを引いて木に切れ目を入れてみんなで引き倒した。
掛け声とともにみんなで綱を引き、倒れた瞬間には歓声が上がった。
木の周りに集まり、木を観察したり匂いを嗅いだり、最後はみんなでのこぎりを使って木の枝を落としてみる活動も行った。
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たくさんの初めての体験にみんな楽しそうに活動を行っていた。
協力する体験、自然と触れ合う体験を通して子どもたちもまた新たな視点を持つことができたようだ。
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H29年度SOAT×4児童館協働プロジェクト9/27榴岡児童館・砂場ワークショップ

9月27日(水)砂場ワークショップ実施
講師:齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ:藤原久美子・佐藤晴香・西村優衣子・石森ももこ
概要:
榴岡児童館を訪問して館内及び榴岡小学校内で砂場ワークショップを行った。
11:00~12:30
開催場所:榴岡児童館
参加者:未就学児親子10組 20名
午前中の未就学児親子との砂場ワークショップでは、スタッフが大きな穴を掘り、そこに水をためて大きな落とし穴を設置するという仕掛けを施した。
見たこともない大きな穴に恐る恐る足を入れてみたり、水を注ぎ込んだりする姿が見られた。
最初は手足が汚れることを嫌がり砂に近寄らなかった子どもも、植物に水をあげる等のきっかけで夢中で水と砂遊びに没頭することができた。
泥のペタペタする感触、ざらっとした砂の感触、冷たい水の感触など様々な感触を自分の手足でしっかりと感じ取ることができたようだった。
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14:30~16:00
開催場所:榴岡小学校砂場
参加者:小学生80名
 午後からは榴岡小学校で砂を堀るワークショップを行った。「砂場の下には何がある?」の問いかけに「お宝!」「何もない!」等と想像を膨らませながらどんどんと砂を掘っていった。
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途中大きな石や人形、粘土など様々なものが発見され、子どもたちはその一つ一つを興味深く観察していた。
最後にはまるで化石を発掘する研究者のように深く深く掘り続けた。砂を掘るだけでなく、足を砂に埋めてみたり、砂をバケツに詰めて型を取ってみたり、出てきた石を洗ったりなど、普段はしないような砂場遊びをそれぞれ楽しそうに行っていた。
最後には掘り返した砂を先生たちに見つからないようにこっそりと元に戻すところまでみんなで力を合わせて行った。
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全身砂だらけになった子どもたちは水で体をきれいに洗い流し、「砂を掘るのは大変だった」「いろんなものが出てきた」などと感想を伝えてくれた。
普段は考えられないような視点からの砂場遊びに子どもたちも満足したようだ。

10/5 福島県川内村なかよし館(生きがいつくり、心のケア、地域コミュニティつくり)

10月5日
場所:川内村なかよし館
住民参加11名
SOAT5名/藤原、佐藤、千田、渡邊、西村、

13:30~準備作業
16:00~18:00「ハロウィンワークショップ」
概要:
川内村「なかよし館」に通う小学生41名の1年生~6年生を対象に普段とは違う時間を過ごして、子どもの育成に繋げる活動をしました。

「変身ワークショップ」
概要:
布や新聞紙、黒のごみ袋やスズランテープなどを使って自由に変身を体験、普段体験できない時間を過ごすことで、心を開放して、癒しの時間を楽しんでもらいました。
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「羊毛で作るポンポンストラップ」
概要:
天然の羊毛を使うことで羊と毛糸製品の仕組みを知ってもらい、柔らかな肌触りの癒しとオリジナルハロウィンストラップに仕上げる創意工夫を体験してもらいました。
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「キャンディーBOX作り」
概要:
ハロウィンお菓子をもらうためのBOXに装飾をするワークショップ。あらかじめ用意されたパーツやポスカ、油性ペンなどで装飾をすることで、創意工夫の力を身に付ける。
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参加した子どもの中には、最初戸惑いながら「僕は、いいよ!」「やらない」と言っていた子も終わりころには、すべてに参加して楽しそうに、みんなが笑顔で終了しました。
子どもの声:
「もっとやりたい!」「普段と違うことが出来て楽しかった。」
「仮装のままで、帰りたい!」「楽しい!」
※最初は、仲間に入れずにいた子どもも、みんなが笑顔で帰って行ったので、ホットしました。

10/5 福島県川内村コミュニティーセンター(生きがいつくり、心のケア、地域コミュニティつくり)

10月5日「お花のコサージュ作り・裂き織り」

9:00~10:00準備作業

10:00~11:00お花のコサージュ作り
場所:川内村コミュニティーセンター会議室
住民参加11名
SOAT5名/藤原、佐藤、千田、渡邊、西村、
概要
シワ加工を施した布を数枚重ねて花びらの形に整え、糸で縫い留めてお花のコサージュを作ります。

手慣れた様子で作り上げていく人などそれぞれに布の花びら選びなどを楽しみながらオリジナルのコサージュを作りました。
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10:45~11:00 お茶っこタイム
川内村での開催4回目のこの時間では、顔なじみの住民の方もできて、次回開催予定の裂き織りオブジェの話や12月の一人一品持ち寄り忘年会の話題も盛り上がりました。
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11:00~12:00 「裂き織り」
今回は、新たに参加した2名の方も一緒に裂き織りを体験していただきました。何度か参加している人が、教えている姿もあり、生きがいづくりにも貢献していると思いました。
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10/4福島県本宮市下田復興住宅集会所(生きがいつくり・心のケア・コミュニティつくり)

10月4日「裂き織り体験」
13:30~16:00
場所:本宮市、下田団地集会所
住民参加5名
みんぷく郡山職員7名
SOAT2名/藤原、佐藤、
概要
参加者は、縦糸の張り方や横糸の使い方を体験して、裂き織りオリジナルの作品を仕上げていきました。
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15:30~16:00お茶タイム
住民とのコミュニケーションの時間では、移住先での暮らしなども話題になり和やかな時間を過ごしました。
中でも、「ものづくりをしているときは、集中できていい」と
裂き織りは、想像以上に住民の皆さんの癒しと生きがいに繋ったようでした。
お茶タイムが終わっても、引き続き「裂き織り」を続け、「自分たちで時間を決めて今後も裂き織りをみんなでしょう」と、張り切ってました。
12月までに、発表会用の裂き織りを作る目標にしたようでした。
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9/28岩手県大槌町/大槌こども夢ハウス(地域コミュニティー作り・支援者支援)

9月28日(木)10:00~12:00
「粘土で作るデコスイーツ」&「裂き織り体験WS」
場所:大槌こども夢ハウス
協力:迫又自治会 大槌こども夢ハウス親の会 特定非営利活動法人つどい
指導SOAT:藤原久美子、佐藤晴香
大槌こども夢ハウス職員3名
概要:
粘土のふわふわホイップクリームに、粘土のクッキーやフルーツなど、本物そっくりなデコスウィーツを器に楽しくトッピング!で、非日常の癒しと創意工夫の時間を体験。
東北の伝承文化「裂き織り」でコースター作りの体験。
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10:00~12:00
大人対象:8名 
大人の部の粘土のデコスウィーツ作りでは、作り方のメモを取るなど、積極的に参加している方もいて、癒しの時間を楽しんでいただきました。
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裂き織りでは、「今日は裂き織りがしたくて来ました。」という人や「結構うまくできた(男性)」などの声を頂きました。
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15:30~18:00 子ども対象:7名
デコスウィーツ作りでは、「カラフルなお菓子パーツがたくさんあって選ぶのが楽しかった。」「ドーナッツやピザなどいろいろ作れて楽しかった」「クリームを絞るのがむづかしかった」の声が聞こえました。
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裂き織り体験では、1年生男子も上手に糸掛けから裂き織りまで集中して仕上げていました。高学年の女子は、「これは、ハマる。楽しい!」「またやりたい!」今度は、違う糸や布を使ってみたいなど、好評のうちに帰りのお迎えの時間となりました。
いつもと違う時間を過ごして、いつもと違う自分に出会えたように思いました。
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9/25福島県郡山市八山田1号棟集会所(生きがいつくり・心のケア・コミュニティつくり)

9月25日(月)
10:00~12:00「花びら巾着作り」
場所:八山田1号棟集会所
参加:8名 みんぷく郡山職員3名
郡山市社会福祉協会避難者生活支援相談員2名

概要:
針や糸を使用しないで、正方形の布とボンドで巾着を作っていきます。巾着を縛ると花びらの形になり上品で可愛らしく仕上がります。ようようキルトで飾り付けて、出来上がり。
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八山田団地の参加者は、高齢者が多く最高齢者93歳の女性でした。「思ったより簡単にできた」「可愛い」と自分たちの出来栄えに満足した様子。
「膝が痛い」「手先が思うように動かない」などの声も聞こえましたが、皆さん可愛い笑顔で帰りました。
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11:30~「お茶っこタイム」
地域交流、コミュニティー作りの時間を楽しみました。
残ったおやつを出来上がったばかりの花びら巾着に入れて、「ありがとう!」「また来てくださいね!」と、嬉しそうに笑顔でお帰り頂きました。

13:00~15:00
SOATスタッフの振り返りミーティングをしました。

9/21福島県郡山市柴宮団地57棟、58棟、59棟、(生きがいつくり・心のケア・コミュニティつくり)

9月21日(水)13:30~15:30
場所:柴宮復興公営団地57棟、58棟、59棟、
12:30~準備作業
参加者12名(男3名、女9名)
みんぷく郡山職員6名、郡山社協2名
概要:
和紙を使って、オリジナルランプシェード作りを開催いたしました。和紙の強さと温かみを感じながら、楽しく日本の伝統文化に触れてみましょう。
団地の自治会長さんのごあいさつで、各棟の普段触れ合う機会が少ない住民の方々が、交流の時間を過ごすきっかけになりました。
参加者は、和紙に折り目を付けてからそれぞれに色紙などで飾り付けを楽しみながら創り上げていきました。
出来上がったランプシェードに明かりがともると、「明かりがともると綺麗に影が来たので満足!」「癒される!」「夜が来るのが楽しみです。」などの感想を頂きました。
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今年3月まで団地の(みんぷく郡山)前任者からは、「一年間、各棟住民のコミュニティを作るのに苦労したが、解決できなかった。今日は、ものづくりを通して、団地同士の交流もできたので良かったです。同じテーブルでも顔を合わせることがなかった方々でしたので、びっくりしました。」
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15:00~15:30お茶っこタイム(コミュニケーションつくり)
住民の皆さんとは、初めての交流でしたが和やかに会話も進み、楽しんでいただけたのだとほっと胸をなでおろしました。SOATが、仙台から来たと聞くと、「自分の娘が、仙台に住んでいる。」と懐かしそうに話す人や「女川は、どうなってますか?」など、話が弾みました。
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16:00~17:00 指導者ミーティング
みんぷく郡山職員5名 SRC1名
SOAT2名:藤原、佐藤
裂き織り機作成指導とワークショップの振り返りと次回以降の打ち合わせミーテイングを行いました。
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