10月18日岩手県大槌町/講師育成講座ステップ②「針を使わないお買い物バッグ作り」

10月18日(木)
場所:大槌町 臼澤寺野ふれあい集会所
講師:佐藤さん、八幡さん、小川さん、地域サポート:4名、
SOATサポート:藤原、渡邊、千田、
協力:NPO法人つどい
布端材協賛:株式会社アクタス
参加者 8名
10:00~13:00 準備作業.打合せ
・参加者が負担にならないように取手付けまで人数分を準備した。
・サイズも自分たちが使い良いサイズをいろいろ考えて決めていた。
・事前打ち合わせでまちの部分の教え方が難しいとのご意見があり教え方のレクチャーを確認して実践をした。
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13:00~15:00「針を使わないお買い物バッグ作り」
布用ボンドを使いオリジナルバッグ作りを開催しました。
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作り方の全体説明。布用ボンドの使い方、アイロンのかけ方を説明してから作業を始めた。
出来上がった作品を褒め合って喜んでいた。とても良い交流になったようで安心した。
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参加者の声
・こんなに簡単にできるとは思わなかった。
・手作りは出来ないと思って参加はやめようと思ったが私でもできたので参加して良かった。
・今日は針使わないで良いのかな?と思いましたが、出来ました。来てよかった。
・ボンドがあるのは知っていたのですが、使い方がわかってよかった。
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15:00~15:30 片付け、振り返り講師の感想
・人に教えることが緊張しすぎて出来たかわからないが、みんなが出来上がって安心した。
・自分が納得いかないと作ることも教えることも出来ない。うまく教えることができるか心配だったがみんなが、楽しんでくれて良かった。
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10月17日岩手県/いきがいつくり「積木プロジェクト」2回目開催

10月17日(水)
開催時間:13:00~15:30 
開催場所:大槌町上町ふれあいセンター
参加:ダンディクラブ(男性4名)、釜石かだっぺし(男性5名、女性1名)
指導:SOAT 藤原久美子、渡邊廣一
サポートSOAT:千田教子、とりまとめ本記録:早坂泉 
協力:NPO法人つどい、NPO法人かだっぺし、
木端材協賛:株式会社アクタス・株式会社アカセ木工

<活動の様子>
本日の作業内容とやり方の確認後、早速ワックスがけとつや出しに取りかかった。
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黙々とワックスを塗る人、私たちとのおしゃべりを楽しみながら作業を進める人と、いろいろであった。塗るワックスの量はこのくらいでいいのか、どの程度、布でこすって磨けばいいのかなど、熱心に質問する様子はまるで若者そのものだった。

14:00~14:30お茶っこタイム
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人の集まるところに顔を出すのが苦手な高齢者が一人いたが、こういうワークショップには引っ張り出すことにしているといっていた。何でも奥さんを亡くしてから外に出なくなったそうだ。「悪いんだけど出てもらってんだ。」とその人に声を掛けると「いや、悪ぐねぇよ。」と返してきた。
4人とも皆70代だが、前向きに生きているようだった。一番明るく振る舞っていたダンディさんから自分のアルバムがないことの悲しさを聞いた。中学校までのアルバムはチリ地震(1960年)の津波で流され、大人になってからのものは3.11で流され、自分の写真は1枚も残っていないと話してくれた。
お互い、どこかで、心の傷に触れないよう言葉を選びながら会話していたのだが、ワークショップを重ねることで信頼関係や絆のようなものが芽生え始めたのではないだろうか。
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今回のワークショップでは釜石かだっぺしさんから自分たちの活動内容をもっと広げたいとの希望から皮端材がほしいと言われたり、ダンディクラブの方々から貴重な話を伺うなど、大変充実したものとなった。
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10月16日宮城県石巻市・講師育成講座ステップ②「針を使わない花びら巾着」

10月16日(火)
場所:河南子育て支援センター・わいわいクラブ
講師:宮澤さん、大石さん、
SOATサポート:藤原、渡邊、千田
参加者:21名
協力:石巻市河南子育て支援センター
布端材協賛:株式会社アクタス

9:00~10:00事前準備、実施進行打ち合わせ。
事前準備は参加者の作業時間を考えてしっかり行われていた。また、作業を始める前に別部屋で布と飾りのヨーヨーと飾りを選んでから、バック作りと同じく説明・ボンドの作業台とアイロンの作業台を分けて行った。紐通しの印付けとボンドをで貼り付ける作業と飾り付けを参加者に行ってもらうことにした。
10:00~12:30
初めての参加者は、ボンドに不安を感じ多く縫ってしまったためにアイロンで接着する時間が多くかかってしまった。後半はボンド少なめをもっと強調して作業をしたが、全員が仕上がったがゆっくり感想を聞く時間が取れなくて残念だった。
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参加者の声
・なかなか自分では手芸などする時間が持てないのでこういう時間があってとても楽しかった。
・今回も可愛い作品を作れると思って参加した。飾りも可愛くできたので嬉しい。
・待っている時間に久しぶりに会ってお話できた人もいて手作りだけでなく良い時間が出来て楽しかった。
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講師の声
・手作りのワークショップということで初めてきた方や久しぶりにわいわいサロンに顔を出してくれた方がいて嬉しかった。
・手作りをしたくてもできなくている人たちが多いのかなと感じた。

10月12日宮城県石巻市・講師育成講座ステップ②「和紙のランプシェード」

10月12日(金)
場所:渡波子育て支援センター
講師:金子さん、地域民生委員サポート:4名、職員2名、
SOATサポート:藤原、渡邊、佐藤、
参加:施設利用者 10組
協力:石巻市渡波子育て支援センター・地域民生委員
9:00~10:00事前準備、実施進行打ち合わせ。
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10:00~11:10「和紙のランプシェード作り」
始めに、暗室で点灯させたサンプルを参加者に見てもらいイメージをしました。
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制作は、土台となる白い和紙に、色和紙を好きな形に切ったりちぎったりして糊で貼り付け、自由に飾りを付けていきます。
お子さんは紙を破く、糊を塗るなどの簡単な作業でお母さんと一緒に仲良く参加する姿も見られました。
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デザインが出来たら、紙をあらかじめ引かれた線に沿って丁寧に折って立体に組み立てます。最後はライトアップして皆で作品を囲み、鑑賞会を行いました。
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参加者の感想
・ちぎって貼るだけで良い感じになって嬉しい。
・子どもと一緒に出来て良かった。
・子どもが一人で遊べるともっと集中して出来たけど、それでも楽しかった。
・裏にも貼ったのが良かった。
・夜に点けるのが楽しみ。

11:10~12:15 振り返りミーティング
講師の感想
・ステップ①受講時から時間が経っていたので忘れている所がありそうで心配だったが、みんな最後は笑顔だったし、親子で作れていたのも良かった。
・教えられるのと教えるのは全然違い、難しい。
・事前準備をしっかりしていたからスムーズにいったし、制作や託児のサポートの手があったから出来た事だと思った。
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10月11日宮城県石巻市・講師育成講座ステップ②「針を使わないお買い物バッグ」

10月11日(木)
場所:石巻市河南子育て支援センター・わいわいサロン
講師:大石きよ子さん、・宮澤さん、
パプラボランティアサポート3名
サポートSOAT:藤原・渡邊・千田 
協力:石巻市河南子育て支援センター
布端材協賛:株式会社アクタス
参加者 21名
9:00~10:00 準備作業.打合せ
開催場所の準備と事前準備物持ち手付まで事前準備・(脇・マチ・飾り付け)の確認。進行の確認。
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10:00~11:30「針を使わないランチバック作り」
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講師は、作り方、布用ボンドとアイロンの使い方を説明。オリジナルランチバッグ作りを楽しんでいただきました。
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参加者の声
・手作りは苦手なので自分でできたのが嬉しいい。針がなかったので思っていたより簡単にできた。
・子育てで手作りをする時間がないので、自分オリジナルのものができてとても嬉しい。
11:30~12:20振り返り
・説明・ボンドの作業台とアイロンの作業台を分けたことにより小さなお子さんがいる方を3名ずつ順番にワークショップができた。
・説明をしっかり行うことができたことでボンドのつけ方がしっかり理解でき全員がきれいに仕上がっていた。
・飾り付けを選んで参加できたお子さんもいてとても嬉しそうだった。
託児サポートの方から
・どのお母さんたちも完成したバックを持って部屋に戻ってきたときとても嬉しそうな表情をしていました。
手作りは人を元気にさせるようです。ワークショップやって良かったなあととても感じた時間でした。
講師の声
・わいわいサロンに参加してくれた全員がワークショップに参加してくれた。手作りを楽しんでもらえて準備をやって良かったと思いました。

H30年度児童館協働プロジェクト・坪沼自然探検WS/10月20日新田児童館

開催日時:10月20日10:00~15:30
場  所:坪沼八幡神社周辺
参加者数:児童館児童36名 職員5名
講師:齋正弘
サポートSOAT:藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子

活動内容詳細:
 新田児童館は今年度最後の坪沼自然体験を行った。やる気満々で到着した子どもたちは元気よくバスから降りて「久しぶりー。」「さいじいいるの。」とすぐにSOATスタッフに声をかけてきた。以前参加した時の話や、楽しみな活動の話で盛り上がりながら列をなして神社社務所へ向かった。本殿までの長い石段もそれぞれのペースで登っていった。
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社務所で身支度を整えるとさいじいの前に集合した。いつものようにみんなで神様に”よろしく”の挨拶をして探検に出発した。
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林の中を進んでいると「かゆくなる草があるから気を付けて。」と声がかかった。慣れた子はむやみに草花に触らずに進んでいったが、初めて参加した子どもの中には全部の草が怖いと言って中々進めない子もいた。どれが触ってはいけないか、どれは大丈夫か進みながら教えてあげると「これは大丈夫。」「あ、これはかゆいやつだ。」「これは怪しいから触らないでおこう。」とひとつひとつ確認しながら進み、林を抜けるころには頼もしい足取りとなっていた。
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 この日は畑仕事をしている人が多くいたため、遠くから畑を観察した。野菜の葉っぱを見て野菜の種類を当てたり、ハロウィーンで出てくる大きなオレンジ色のカボチャを見つけて大騒ぎしたりした。
 畑の脇からヒノキ林へ到着すると、顔くらいある大きな落ち葉を見つけて指で穴をあけお面にして楽しんだ。落ち葉ひとつでも会話が弾み、それぞれの落ち葉のお面で笑ったり、子どもたちは自然の楽しさを発見したのではないだろうか。木の遊具は大人気で、丸太渡りには列が出来るほど集まった。今回は1年生の参加が多かったが、怖がりながらもスタッフのサポートを受け最後まで渡り切り「最後まで行ったよ。」と大きな声で喜ぶ姿が沢山みられた。
 昼食後、観察日記の記録担当に選ばれた子どもたちと畑へ出発したが、途中で雨が降り始めたため一旦戻ることとなった。社務所に戻ったころで雨はどしゃぶりになった。しばらく様子を見ることになったが、どしゃぶりの雨に子どもたちは大はしゃぎで、いてもたってもいられず、雨具を着て社務所前に駆け出て雨を楽しむ子どももいた。
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雨遊びに飽きた子どもは社務所の中に戻りみんなでお絵描きをして遊んだり、手遊びをして晴れるのを待った。
 30分ほど経つと雨脚も弱まり、午後の活動も無事に開始された。野菜の観察日記も無事に実施することが出来た。絵の上手な子が多く、それぞれの野菜の絵を褒めあっていた。
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 午後もヒノキ林の活動を続けた。女子の中にはどこからか長い木の枝を見つけてきてそれを地面に立てて四角いスペースをつくり「ここ私たちのお家だよ。」とおままごとをする姿もあった。男の子の中には「この木は剣みたい。」「これは銃みたいでかっこいい。」とそれぞれお気に入りの木の棒を見せてくれた。DSC00086_800DSC00091_800DSC00134_800DSC00138_800DSC00131_800DSC00112_800
 活動が終わり「来年も来れたらいいなあ。」と少し寂しそうな顔もあったが、みんなで「またね。」と元気に手を振って笑顔で帰っていった。

 突然の雨も全身で楽しみ、自然のものを何かに見立てて遊んだり、草木を使って新しいものをつくったりと、子どもたちの創造力と豊かな感受性が大いに発揮された一日だった。

H30年度児童館協働プロジェクト・坪沼自然探検WS/10月9日榴岡児童館とっとクラブ

開催日時:10月9日11:30~15:00
場  所:坪沼八幡神社周辺および坪沼農園
参加者数:未就学児4名、小学生3名、保護者5名 児童館職員2名
サポートSOAT:藤原久美子、渡邊廣一

活動内容詳細:
 今回のワークショップは榴岡児童館を利用している「とっとクラブ」の子どもたちとその保護者を対象とした活動だった。活動内容がサツマイモ掘りということで未就学児にぜひ体験させたいという児童館側の希望で実現した。未就学児との農業体験はSOATとしても初めてのことだったが、お母さん達が協力的だったため安心してワークショップを行うことができた。
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 子どもたちは坪沼神社の裏参道のきつい坂道を元気に上って、トイレを済ませるとすぐに昼食を取った。境内に敷かれたブルーシートに座り、秋の空気を感じながら食べたせいか、どの子も食事を終えるのが早かった。
しばらく食後の休憩を取り、1時からはヒノキ林に出かけ、保護者と一緒に木製アスレチックで遊んだ。櫓(やぐら)のように組まれた木材を見た保護者は子どもたちが作ったと聞いて驚いていた。「倒れるぞーという活動を行って、木を倒すところから始めました。それを子どもたちがノコギリで切ったり、釘を打ったりして作りました。」説明を聞いたお母さん方は驚いた様子だった。子どもたちはこわごわ櫓の上を歩いたり、長い一本橋を渡ったりして楽しんだ。ブランコもあるよ、と言うと一斉に「ブランコ、ブランコ。」と林の斜面を駆け上がっていった。また、木登りもできるよ、というと子供と一緒になって木登りを始める保護者もいた。子どもも大人も関係なく林の中の自然を気に入ったようだった。
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 40分ほど遊んでから畑に移動した。そこには芋が掘りやすいようにして農家の方が待っていてくれた。お母さんと一緒に土の中に手を入れると、とびきり大きなサツマイモがごろごろ出てきて、みんな大喜びだった。
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子どもが一部欠けた芋を見つけると「モグラさんが食べたんだって。」「モグラさん?」「モグラさんだってご飯食べないと死んじゃうでしょ。」「死んじゃうの?」かわいい会話も聞かれ、とても素敵な時間を過ごすことができた。掘った芋は各自で持ち帰ったが、持参した袋では入りきらない人もいた。
しばし神楽殿で疲れを癒やし、重い収穫を片手にうれしそうな母親と共に赤とんぼの群れ飛ぶ中を帰って行った。
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「ステンドグラス風ハロウィンランタン作り」

開催日:2018年10月21日(日)
開催時間:11:00~16:00
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口
参加者:18名(午前2名、午後16名)
指導:SOAT 佐藤晴香、西村優衣子
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乾くと透明になる絵の具を使って、ステンドグラス風のランタン作りを開催しました。
ガラス瓶にはあらかじめスタッフの手で色々なハロウィンの絵柄が黒線で描いてあります。参加者にはその中から好きな柄を選んでもらい、線の中を塗り絵のように好きな色で塗ってもらいました。
絵の具の量や塗り方のコツが掴めるまでは恐る恐るでしたが、慣れてくるとペン先を上手に使って綺麗に色を塗ることが出来ていました。
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今回は天気が良かったため屋外での開催となり、通りがかりで目に留まって参加しました、という方も多くいました。
ほとんどが家族での参加で、家族それぞれ一人一つの作品に取り組んだり、親子で協力して一つの作品を作るなど、コミュニケーションを取りながら仲良く参加する姿が見られました。
制作中は「ハロウィンは友達とパーティをするんだ。」とハロウィンの予定を嬉しそうに教えてくれる子がいたり、絵の具が少しずつ乾いて透明色に変わってくると「透明になってきた!キレイ!」とガラス瓶を太陽の光に透かしてみたりしながら喜び、「完全に乾燥するともっと透明になるよ」と教えると「えー、楽しみ!」と目を輝かせて完成を心待ちにする様子もありました。
色が塗れたら軽く乾かして、瓶の中にキャンドル型のLEDライトを入れて完成です。
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参加者からの感想
「色塗りが面白かった。」
「簡単にステンドグラスみたいになってすごい。これなら子どもでも出来て良いですね。」
「絵柄が可愛い。良い感じに出来た。」等。
夜のライトアップを楽しみに笑顔でお持ち帰りし、終了となりました。

雁小屋地区・「スパイスクッキング」

開催日:2018年10月14日(日)
開催時間:10:00~12:30
開催場所:福島県新地町 雁小屋地区集会所
参加:地域住民23名(大人21名、子ども2名)
講師:宍戸多恵子(ハーブ上級インストラクター)
SOAT/4名 藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子
雁小屋カレーチラシ
ハーブ上級インストラクターの宍戸多恵子氏を講師に迎え、スパイスクッキングを開催しました。
今回はカレーの仕上げに使う「ガラムマサラ」とメキシコの薄焼きパン「トルティーヤ」作りに挑戦しました。参加者がそれぞれ手作りしたガラムマサラを加え、オリジナルカレーを皆で食べるという楽しい内容でした。
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ガラムマサラは数種類のスパイスをパウダー状に挽いてブレンドしたものです。参加者はそれぞれのスパイスの特徴や効能を聞き、香りを確かめながら「物忘れに聞くスパイスを多めに入れよう」「香りが良いからこれにしようかな」など、それぞれ好みの分量でスパイスを配合しました。それをすり鉢でゴリゴリと細かくなるまですり合わせ、オリジナルのガラムマサラの完成です。スパイスをするたびに漂うエキゾチックな香りに包まれながら、「普段はここまで本格的にやらないから面白い。」「無心になれる。」「ゴリゴリするのが楽しい。」と、男性参加者も作業を楽しんでいました。
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トルティーヤ作りでは、小麦粉やコーンミールなどを混ぜ合わせてあらかじめ作っておいた生地を、参加者が綿棒で直径10㎝ほどに伸ばし、ホットプレートで焼いて作りました。
宍戸さん特製のカレーにできたてのガラムマサラをパラリと振り掛け、トルティーヤ、ターメリックライス、ピクルスサラダと一緒にいただきました。さっきまでガラムマサラとトルティーヤ作りでワイワイと盛り上がっていた会場が静かになるほど皆さん夢中でカレーを頬張り、「美味しい!」「香りが良くて本格的。」「家のカレーと違う。」と驚いていました。子どもには少しスパイシーな味付けのようでしたが、大人からは「もっと食べたい。」「カレーの量が足りなかった。」という声が聞かれるほど好評でした。
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最後はデザートの甘いハーブゼリーと優しい味わいのハーブティーでほっと一息つきました。その後の質問タイムではスーパーで売っている香辛料でもできるか、一度作るとどれくらい日持ちするのかなど熱心な質問があり、講師が丁寧に答えていました。また、日常で活かせるハーブの豆知識なども教わりました
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ワークショップ終了後の感想では「ガラムマサラは家でも使ってみたい。」「みんなでおしゃべりしながら楽しく参加出来たのが良かった。」「今までは自己流で適当にスパイスを使っていたけど、色々な効能があると知って勉強になった。」等の声がありました。残ったガラムマサラは各自持ち帰り、ワークショップは笑顔で終了することができました。

H30年度児童館協働プロジェクト・坪沼自然探検WS/10月9日榴岡児童館

開催日時:10月9日10:00~16:00
場  所:坪沼八幡神社周辺
参加者数:児童館児童30名 職員2名
     とっとくらぶ親子13名 職員3名
講師:齋正弘
サポートSOAT:藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子

活動内容詳細/児童館児童
 児童館の子どもたちが坪沼に到着し、川辺の道から石段を登って境内へ登った。秋の気候に近づき、カエルは少なくなったが、バッタやトンボはたくさん見られ、道中も虫を追いかけたり草むらに足を止める姿が見られた。
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 社務所前の柿の木を見上げながら「柿みたいだけどなんだろう。」と友達同士で話していた。普段食べる柿とは形が違う種類だったようで柿だと教えると「こんなのもあるんだね。」と触ってみていた。
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 神様に挨拶をして探検へ出発した。林の中を子どもたちは慣れた様子で進んでいった。
林を抜けて畑の道を進みお城跡へと向かう途中、自分たちがサツマイモを植えた畑を見つけると「すごい育ってる。」「これ植えたよ。」と嬉しそうによく育った芋の葉を指さしていた。「今日はサツマイモ掘るんだよ。」という話になると「何個持って帰れるかな。」「いっぱい食べれるかな。」と楽しみな様子だった。
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 お城跡では草原を歩くたびにバッタがぴょんと跳ね、みんな身を縮めて足元を見つめて虫探しをしていた。お城跡から戻りの道では畑に生えた野菜を見つけると葉っぱを見て「あれはにんじん。あれはねぎ。」とひとつひとつ観察してみている子がいた。何度も坪沼に足を運び、野菜を植えたり畑のそばを通り、はじめの頃よりも野菜の知識や興味が増えているのだろう。畑で作業をしていた人を見つけると子どもたちは自分から「こんにちは。」と挨拶をした。
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 午後から活動するヒノキ林を下見した後、昼食の為に社務所に戻った。晴れていたので広場にシートを敷き外で昼食をとることになった。後から出発したとっとくらぶの親子が到着し、児童館とトットクラブ全員で一緒に昼食の時間となった。SOATスタッフや職員を交えて、子どもたちは楽し気に会話をしながらお弁当を食べ終えた。
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お昼休み・観察日誌
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 午後からはとっとくらぶが先にサツマイモ掘りへ出発し、児童館の子どもたちは自分たちのサツマイモ掘りまでヒノキ林で活動を開始した。木の遊具にはすぐに子どもたちが集まり遊び始めた。ツリーハウスで遊んでいた男の子に呼ばれて行くと、「ツリーハウスの下は秘密基地なんだよ。」と説明してくれた。子どもたちは自分たちで材料を見つけ工夫しながら遊んでいた。丸太渡りを更に長くしようと齋さんが動き始めると、何人かの子どもたちが率先して手伝いはじめ、大きくて重い丸太に紐をかけてみんなで声を合わせながら動かした。とても重い丸太だったので苦労したようだったがうまく運び終わると「やったー。」と嬉しそうに拍手をした。
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 とっとくらぶのサツマイモ掘りが終わると、児童館の子どもたちは10名ずつに分けて順番に畑へと出発した。農家さんから掘り方を教えてもらい、全員がサツマイモ掘りに挑戦した。小さいものから子どもたちの顔より大きなものもあり、土から出てくるたびに喜んだ。持参した袋にサツマイモを詰め、「すごく重いよ。」と言いながらも、みんな満足気な笑顔で袋を抱えて戻っていった。
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 サツマイモ堀りが終わり、この日の活動は無事に終了した。子どもたちは自分で掘ったサツマイモを片手に帰りのバスへと向かっていった。

朝の農園・サツマイモ、大根、白菜、
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10月4日福島県二本松市・講師育成講座ステップ②「裂き織り活用」

10月4日(木)
開催場所:根柄山団地集会所
講師:阿部さん、サポート2名:野田さん、松浦さん、
SOATサポート:藤原・渡邊・千田
協力:NPO法人みんぷく
布端材協賛:株式会社アクタス
住民参加者13名
9:00~10:00 準備、打ち合わせ、
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講師として伝えなければならない点、手順の確認。
準備物の確認。
10:00~12:00 「裂き織りを活用したワークショップ実施」
住民の皆さんは、あらかじめ裂き織り機つくりと裂き織りを体験。各自が織った裂き織りを持参してランチョンマット作りを楽しみました。
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講師の阿部さんは、布用ボンドの使い方やアイロンのあて方を説明。

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参加者は、オリジナルランチョマット作りを楽しみ。出来上がったランチョマットを使いお茶っこを交流会を行いました。
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参加者の感想:
・リバーシブルになるように作りました。ビールを美味しく飲めそう、作って良かった。
・手作りは、楽しい。皆さんとも交流が出来るのでまた開催して欲しい。
・初めて作ったので、まぁまぁの出来だった。作り方が分かったのでまた作って見たい。
・初めて完成して嬉しい。一輪さし飾って楽しみます。
12:00~12:20振り返り
講師の初体験で上手く伝えられなかった。全員が完成したのでとにかくよかった。

10月3日福島県いわき市・講師育成講座ステップ②「和紙のランプシェード」

10月3日(水)「和紙のランプシェード」ワークショップ実施
開催場所:勿来酒井団地集会所
講師:木皿さん、サポート7名
SOATサポート:藤原・渡邊・佐藤
協力:NPO法人みんぷく
住民参加者21名
9:00  会場準備、打ち合わせ
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進行手順、指導のポイントなどを確認し、参加者により良い環境で制作を行ってもらうために材料の使用方法などを検討しながら会場の準備を行いました。
9:50~12:00
最初にサンプルを見ながら作り方の説明。イメージを膨らませ、シェードのデザイン作業に移りました。
土台となる白い和紙に、色和紙や色画用紙を好きな形に切ったりちぎったり、自由に飾りを付けていきます。
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あらかじめ用意された様々な形の中から好みの飾りを探して組み合わせる作業も楽しそうでした。紙を丁寧に折って立体に組み立て、LEDライトを灯したら、最後に皆で鑑賞会をして終了です。それぞれに工夫を凝らした素敵な作品を完成させる事が出来ました。
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参加者の声:
「とても集中した。楽しかった。」「家で夜に点けてみるのが楽しみ!もう置く場所も決めてあるの。」「趣味で手芸はするけど、こういう工作的な事はしないから新鮮だった。」「こういった事が出来るから集会所の活動は大事。」「自分は普段この時間に活動していないんだけど、頑張って参加してみて良かった。」「自分の好きなように作れてとても楽しかった。」等の感想がありました。
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12:00~12:50 片付け、振り返りミーティング
いつも以上に会話も弾み、ランプシェード作りの時間を満喫する事が出来たようでした。
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