H26年度、第8回「にじいろぱれっと・いしのまき・きたかみ」活動の報告!

「フェルトコサージュ作り!」
開催日 9月24日(水)
開催場所 10:30~12:00  北上子育て支援センター
参加者 10名 
参加スタッフ:5名
講師・遠藤満里子(フェルト作家)
藤原久美子(SOAT)、佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)、
堀田奈都希(NPO法人にじいろクレヨン)、徳田なるみ(NPO法人にじいろクレヨン)

内容詳細:
羊毛に洗剤をかけて擦り、型に合わせてフェルト状にしていき、お花のコサージュを作ります。服やカバンなどに付けて、コーディネートに華やかさをプラス。普段遣いにも特別な日にもオシャレに楽しめます。
趣旨:
創作の素材の一つとして、羊毛に親しむ。羊の毛からフェルトになる過程、繊維が縮んで絡まり合うことで固まる様子など、素材の特質を実際に制作することで見て触って体感する。
また、自分の手で作品を完成させる達成感や、制作したものが日常を彩る喜びを味わう。
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※今回も子どもたちは、9月27日(土)開催予定の運動会に向けて練習中!!
先週、子どもたちの間に風邪が流行、お休みが多くて練習もほとんど出来なかったと所長さんも最後の追い込みで汗だくだく!
みんな!ファイト!
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室内では、お母さんたちが「フェルトコサージュ作り!」を楽しみました。
ワークショップを楽しみにしていた幼い子供を抱えたお母さんたちも子どもが熱を出したりで参加者が少なかったので、職員の方にも作り方を習って頂き、材料を置いてきました。
後日、皆さんで楽しんでいただけましたら嬉しいです。

協賛:公益法人石橋財団
協力:北上子育て支援センター・相川保育所・we are one北上・東北芸術工科大学・東北生活文化大学・東京学芸大学・NPO法人にじいろクレヨン・石巻北上地域復興応援隊
企画開催:NPO法人東北の造形作家を支援する会

泉ハウジングパーク紫山9月開催ワークショップ 終了の報告!

「オリジナルマグカップ作り!」
H26年9月23日(火・祝)
開催時間:10:00~16:00
参加対象者:大人から子供まで
参加者:30名
講師:佐藤晴香

あらかじめ用意されたらくやき用マグカップにオリジナルの絵付けをして焼き上がりを楽しみました。
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「モザイクアートコースター作り!」終了の報告

開催日:9月20日(日)
場所:そあとの庭
参加者:4名 子ども~大人まで
指導・サポート:佐藤晴香(東北芸術工科大学院生・SOAT協働研究)
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参加者の感想
午前の参加者は大人ということもあり、難しい絵柄にチャレンジ。
思い描く図の通りに色のタイルを並べて、隙間はタイルをカットして埋めていきます。
午後の親子での参加者は、シンプルに、けれど色使いにはしっかりこだわって制作していました。
接着剤や目地材(タイルの隙間を埋めるもの)を塗る作業も、ヘラやゴムベラを上手に使いながら自分の手で行い、乾燥機にかけて…
最後はみなさん、それぞれにこだわりの詰まった自信作が完成!
家に持ち帰ったら、さっそく飾ったり、コップやお皿置きに使おうかな、などと話していました。

仙台市立茂庭台小学校 活動の報告 !

「竹のモビール作り!」
開催日時:9月18日(木)10:40~11:30
開催場所:仙台市立茂庭台小学校 室内
     (〒982-0252 仙台市太白区茂庭台4-17-1)
参加者:茂庭台小学校2年生60名 保護者約50名(制作10名、見学40名)
参加スタッフ:3名
講師/佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)、
西村優衣子(作家)、澤村志歩(東北生活文化大学短期大学部)

概要:
孟宗竹(モウソウダケ)を加工して作られた帯状のシートを使って、モビールを作ります。
曲げたり折ったり繋げたり、好きな形を作り、色々な組み合わせが楽しめます。
ペンチやハサミ、接着剤を使わなくても細工が可能なので、 力や器用さに自信がない人も気軽に取り組むことが出来ます。
趣旨:
日本でも古くから様々な文化に取り入れられてきた歴史がある、しかし普段あまり使用する機会の無い「竹」を素材に使うことで、竹の特徴( 繊維の向きがあり、丈夫でよくしなる、など)を体感しながら素材への理解を深める。
単純な動作で様々な形になるため、それぞれに創意工夫しながら多様な「形作り」を楽しむ。図形構成(丸は曲線が一本、三角形は直線が三本、など)や、ものの重さの釣り合いをみるバランスの勉強にもなる。
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感想:
見慣れない竹のシートを手に取ると、「おぉ、柔らかい!」「わ、折れた」と竹のしなりや簡単に手で折れる素材の特徴を楽しみながら、早速形作りにチャレンジ。
友だちとおそろいの柄のテープを使ったり、親子で相談や協力をしたりしながら、味気ない竹のシートがどんどんカラフルで面白いものに変身していきます。
丸や三角といった基本形以外にも、かたつむり、家、女の子、ちょうちょ、謎の形…、子どもも大人も集中して色々な形を作っていました。
短時間での制作だったためやり足りない児童が多かったようですが、それぞれに工夫を凝らし、親子のコミュニケーションを楽しみながら、充実した時間になっていたようでした。

SOAT・児童館協働プロジェクト第20回活動の報告!

「カラフル小屋作り」
開催日時:9月13日(土)14:00~15:30
開催場所:仙台市榴岡児童館(〒983-0856 仙台市宮城野区東九番丁88-1)
参加児童数:13名、職員5名
講師・スタッフ:6名
講師/花澤洋太(東京学芸大学 美術分野 准教授)、
佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)
千葉彩香(東北芸術工科大学4年)、長沼剛(東北芸術工科大学4年)
石森ももこ(東北芸術工科大学3年)、米澤みちる(東北芸術工科大学3年)

概要:参加者は様々な素材をラミネートもしくはビニールシートなどに描きそれらの素材を使い、竹、ビニールハウス支柱を構造としたカラフル小屋をつくる。また小さいものはランタン、ランプシェードとして持ち帰る。
→小屋の個数、形体、大きさは場所に合わせて大小様々つくる。
→場合により配置された小屋はビニールシートなどで繋ぎ迷路にも展開出来る。
趣旨:透過素材で出来た小さなパーツが集まる事で小屋、テントが出来、内側からの透過色を全身で体験する。
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感想:
東京学芸大学の花澤洋太講師が持ってきた見本を見て、説明を聞き、興味津々な子どもたち。制作開始と同時にさっそく色々な材料を選びます。
選んだ材料をフィルムに挟みラミネーターに掛けて、自分の作品が綺麗な透明のシートになって出てくると、「おぉ~」「すごい!」と盛り上がっていました。
特にクレヨンが熱で伸びて不思議な模様になった時は、その予想出来ない面白い効果に大人も子どもも感動。光に透かして見るとまた違った綺麗さも楽しめます。
「これを挟んだらどうなるかな?」「次はこんなふうにしたらどうだろう?」と実験するように楽しみながら、どんどん作品制作に取り組んでいました。
出来上がった作品は好きな形に切ったり繋げたりして、児童館の玄関の天井スペースにディスプレイ。児童館のお祭りでたくさんのお客さんに見てもらう予定です。

SOAT・児童館協働プロジェクト第19 回活動の報告!

「押し花あんどんをつくろう」
開催日時:9月13日(土)9:30~11:30
開催場所:藤倉児童館 室内 
参加児童24名
参加スタッフ:5名
講師:花澤洋太(東京学芸大学 美術分野 准教授)佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)
千葉彩香(東北芸術工科大学 総合美術コース4年)、
長沼剛(東北芸術工科大学 総合美術コース4年)
石森ももこ(東北芸術工科大学 総合美術コース3年)

内容詳細: 竹を組み合わせて作った骨組に和紙を巻き、暗いところで優しく光る「行灯(あんどん)」を作ります。和紙には色紙やテープなどでそれぞれに思い思いの「花」を描き彩ります。
作った作品は持ち帰り出来、灯りはLEDライトなので部屋のインテリアとしても安全に使用することができます。
趣旨:日本の伝統文化(工芸)を知るきっかけになると共に、竹や和紙など日本文化に縁の深い素材に触れる機会になる。
3つの線(棒)をうまく組み合わせ、最小限で強度のある立体構造を学ぶ。
「花」という具体的なテーマをもとに様々な材料で自由に制作することで、素材や色からの発想を得たり、頭の中のイメージを表現する練習になる。
自分の作ったものが実際に使えるものとして日常に生かされる喜びと達成感を味わう。
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感想:
最初に「あんどん(行灯)」って何?というお話をした後、好きな形の竹と好きな色の紙を選び、制作スタート。3本の竹で土台を組むところや、土台に綺麗に紙を貼り付ける作業は細かい調整に苦戦する様子も見られましたが、スタッフと一緒に、どうやったらうまくいくか試行錯誤しながら取り組んでいました。
紙を重ねて貼ったり、マスキングテープとペンを組み合わせて文字を表現したり、道具を器用に使いこなしながらそれぞれに工夫をこらして制作。
最後に明かりを灯してみんなで鑑賞会をし、優しい光に透かされた色とりどりの行灯たちを「綺麗!」と眺めて楽しみました。
こども達とスタッフも前回より仲良くなれたようでした。

SOAT・児童館協働プロジェクト第18回活動の報告!

「庭アートあそび!」
開催日時:9月10日(水)15:30~17:00
開催場所:藤倉児童館 外庭
参加児童数 10名 保護者2名
参加スタッフ:4名
講師/佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)、
西村優衣子(作家)、千葉彩香(東北芸術工科大学 総合美術コース4年)、
石森ももこ(東北芸術工科大学 総合美術コース3年)

趣旨:
「すな・どろあそび」
身近な砂や泥で楽しく遊べるレパートリーを増やす。
砂や泥の形状や質感の特徴を肌で感じながら、手の動きがものの形の変化や造形物の作成に繋がる事を楽しむ。
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「かげをつかまえろ!」
感光を体験することで、科学に興味を持ってもらうきっかけになる。
光と影の関係を意識することが出来る。また、影を探す行為はものをよく見る練習にもなり、日常でも様々な発見が出来る広い視野と観察力を持つ事に繋がる。
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日光写真で遊ぶグループと、砂場で造形遊びをするグループに分かれて活動しました。
感想:
日光写真は、光と熱に反応する感光紙を使って物の影(形)を写し取るもので、今回は児童館の庭にあるものの影を撮影することにチャレンジ。
「どんな形がうつるかな?」と、庭にある植物や遊具など面白いものを探して歩き回り、それぞれに撮影をします。撮ったものはアイロンで熱を加えて焼き付け、最後はラミネート加工をして完成。
光と熱を加えた時にそれぞれ感光紙の色が変わる様子や、影の形が自分の予想しなかった雰囲気で現れたことなどに驚きながら、何枚も取り組んでいました。
出来上がった面白い作品はお母さんや職員さんに自慢しながら、「下敷きにする!」と大事に持ち帰りました。

砂場では最初、バケツを使って山をいくつも作っては壊して遊んでいました。
次第に山がたくさん作られ、スコップなどを使って砂を盛り上げたり、掘ったり、形を整えたり…。
普段遊ばない子同士でもみんなで協力しながら造形していき、最後は立派なお城が完成!石や葉っぱを飾るなど装飾にもこだわっています。

SOAT・児童館協働プロジェクト第17回活動の報告!

「モザイク壁画をつくろう!④」
開催日時:9月9日(火)
14:00~15:00 スタッフ準備作業
15:00~17:00 ワークショップ
開催場所:幸町児童館 室内
参加スタッフ:7名
講師・森 敏美(東北生活文化大学 生活美術学科 教授)、
藤原久美子(SOAT)、佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)、
横山瑞希(東北生活文化大学)横田由華(東北生活文化大学)西村優衣子(作家)落合香木(作家)
概要:
モザイク技法を用いて壁画を作るワークショップの第4回目。
個人制作とは異なり、子どもたちはみんなで協力してひとつの大きな壁画を完成させる。
テーマは「にじのせかい」
今回は、前回に引き続きタイルを並べて絵を作っていく作業を行う。
(スタッフによる準備作業では、前回子どもたちが並べたタイルを土台のベニヤ板に接着する作業を行う。)
趣旨:
モザイク技法の面白い世界観や知識に触れる。
共同で作ることにより、協調性や参加者同士のコミュニケーションをはかる。
自分のイメージが形になる喜び、共同で一つの大きな作品を作る楽しさを知る。
14:00~15:00 スタッフ準備作業
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15:00~17:00 ワークショップ
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SOAT・児童館協働プロジェクト第16回活動の報告!

「モザイク壁画をつくろう!③」
開催日時:9月8日(月)13:00~17:00
開催場所:幸町児童館 室内
参加児童:20名
参加スタッフ:6名
講師・森 敏美(東北生活文化大学 生活美術学科 教授)、
藤原久美子(SOAT)、佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)、
横山瑞希(東北生活文化大学)横田由華(東北生活文化大学)西村優衣子(作家)

概要:
モザイク技法を用いて壁画を作るワークショップの第3回目。
個人制作とは異なり、子どもたちはみんなで協力してひとつの大きな壁画を完成させる。テーマは「にじのせかい」。
今回は、前回に引き続きタイルを並べて絵を作っていく作業を行う。
(スタッフによる準備作業では、前回子どもたちが並べたタイルを土台のベニヤ板に接着する作業を行う。)
趣旨:
モザイク技法の面白い世界観や知識に触れる。
共同で作ることにより、協調性や参加者同士のコミュニケーションをはかる。
自分のイメージが形になる喜び、共同で一つの大きな作品を作る楽しさを知る。
13:00~15:00 スタッフ準備作業
幸町児童館モザイクWS9月8,9日 005幸町児童館モザイクWS9月8,9日 002
15:00~17:00 ワークショップ
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中新田幼稚園 活動の報告!

開催日時:9月5日(金)10:00~11:30
開催場所:中新田幼稚園 室内(〒981-4261 宮城県加美郡加美町町裏八番21−2)
参加児童:年長組31名、年中組38名(計69名)
参加スタッフ:4名
講師 佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)、
藤原久美子(SOAT)西村優衣子(作家)千葉彩香(東北芸術工科大学 総合美術コース4年)

「竹のゆらゆらかざりをつくろう!」
概要:
孟宗竹(モウソウダケ)を加工して作られた帯状のシートを使って、飾って楽しめる作品を作ります。
曲げたり折ったり繋げたり、好きな形を作り、色々な組み合わせが楽しめます。
ペンチやハサミ、接着剤を使わなくても細工が可能なので、 力や器用さに自信がない人も気軽に取り組むことが出来ます。
趣旨:
日本でも古くから様々な文化に取り入れられてきた歴史がある、しかし普段あまり使用する機会の無い「竹」を素材に使うことで、竹の特徴( 繊維の向きがあり、丈夫でよくしなる、など)を体感しながら素材への理解を深める。
単純な動作で様々な形になるため、それぞれに創意工夫しながら多様な「形作り」を楽しむ。図形構成(丸は曲線が一本、三角形は直線が三本、など)の勉強にもなる。
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活動感想:
園児は、年長組と年中組に分かれて活動しましたが、どちらの組も竹シートに絵を描いたり色付けしたりマスキングテープを器用に使いこなして工夫しながら器用に飾りを作っていました。
話しかけると、「これは海でね、」などと描いた絵の説明や、「見て見て!」と出来上がった形を嬉しそうに見せてくれました。
普段の幼稚園での活動を垣間見ることのできる、積極的な創意工夫のできる園児たちでした。成長が、楽しみです。