5月『そあと・竹ものがたり』終了の報告!

開催日:2015年5月17日(日)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:大人16名、子ども15名  計31名
講師:齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ 5名:数本奈智子、藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、西村優衣子
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講師の斎さんと一緒に、庭探検からスタート。
まずは竹の子探し。神経を研ぎ澄ませて、地面を踏んだ足の感覚を頼りに探していきました。
お次は竹切り。竹に紐を掛けたら根元を切っていき、
「倒れるぞ~~!!」「せーの、引っ張れ~!」
子ども達はみんなで力を合わせて紐を引っ張り、見事、立派な竹を収穫しました。
倒した竹を順番にのこぎりで切って竹の器を作っていきます。
初めてのこぎりを使ったという子も、自分の分は自分で、汗をかきながら一生懸命器作りに挑戦していました。
苦労して竹に穴を開けて作った水道管で飲むお水は格別!
竹のコップで本当に美味しそうに飲む皆さんの顔が印象的でした。
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お昼はお待ちかね、自分で作った竹の器に盛った竹の子ご飯や孟宗汁などを皆でいただきます。「とても美味しいです!」と笑顔がたくさん見られました。
午後は竹で橋をかけて渡ったり、その橋の下に川を流してみたり、竹馬に乗ったり、竹ぽっくりを作ったり・・・。
家族での交流はもちろん、初めて会うお母さん同士や子ども同士もいつの間にか仲良しに。
色々な遊びにそれぞれのペースで取り組み、最後まで竹尽くしの一日を楽しく満喫しました。
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参加者の感想
「5歳の孫がいきいきとしていて、自然の中にいるってステキだと思っています。子どもが子どもになっていました。」
「特に竹を切って倒すのには圧巻。そこから全部がスタート。頭が柔らかくないといけないと感じました。」
「斎さんが次々に遊びを提供して下さって子どもたちがとても楽しんでいました。」
「自然のものだけでこんなに遊べんるんだねー、と子どもと話しました。」
「器を作るのも、食べる時愛着がわいた。」
「竹橋渡りがドキドキして楽しかったです。」

「SOAT水族館・児童館訪問プロジェクト」活動の報告!

SOAT水族館は、描いた絵を専用の機械で読み込むと、映像の海の中に自分の描いた絵が泳ぐ、紙アプリの遊びを放課後児童館などの施設で保護者の帰りを待つ子どもたちにも体験して欲しい「少しでも楽しい時間を過ごしてほしい」の願いを込めてSOATが企画して、幸町児童館、榴岡児童館、塩釜市立第一小学校仲よしクラブのご協力を頂き訪問して実施いたしました。
開催実施報告
5月8日(金)15:30~16:30
場所:榴岡児童館 参加児童55名
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5月11日(月)15:30~16:30
場所:幸町児童館 参加児童61名
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5月12日(火)15:30~16:30
場所:塩竈第一小学校仲よしクラブ 参加児童37名
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感想・効果
初めて体験参加したという声が、大半で自分が紙に描いた絵が、映像の中で動く!およぐ!事に感動の声が上がりました。
この活動では、子どもたちが、それぞれに想像する海の生き物や未来の生き物などを紙に描く事での創造性と映像を使った現代アートに参加する事で普段とは、違う体験をする。
子どもたちは、「自分たちの水族館」ということで、好きな海の生き物や、カラフルな模様の魚、顔が人間の魚、など「こんな生き物でも良いかな?!」と自由な発想でお絵かきをしていました。
映像の中を絵が泳ぎだすと、「ぼく(わたし)の出てきた!やったー!」「この魚は、光るんだよ!」「あの絵誰の?おもしろい!!」「本当に水族館にいるみたい、楽しい~」
自分の魚の特徴を紹介したり、映像の前を泳いでみたり、友達と元気に盛り上がりながら、みんなで作った水族館を眺めて楽しみました。

「~母の日に贈ろう~ レザークラフトで作るアクセサリー」終了の報告!

開催日:2015年5月10日(日)
開催時間:10:00~16:00
参加対象者:大人から子供まで
参加者:9名
講師:数本奈智子
サポート:佐藤晴香

5月10日は母の日。プレゼントにもぴったりな、レザー(革)で作る花のブローチ作りワークショップが開催されました。
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革を湿らせて柔らかくし、モデラーというヘラでグイグイ革を伸ばして花びらを形成していきます。
子ども達は「このレザーは牛さんの皮」「革は水分で柔らかく伸びる」ということにも驚き。
「人間もお風呂に入ると指の皮がふにゃふにゃになるでしょ、同じだよ。」と説明を受け「そうなんだ~」と頷いていました。
大人はシンプルに皮の素材を生かしてそのままの色で、子どもは好きな色に着色するのが人気でした。
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完成した素敵なブローチは「自分が付けたい!」という声が多く母の日の為に…という人は少なかったようですが、子どもと一緒に参加した保護者の方は子どもが楽しそうに一生懸命に物を作る様子を嬉しそうに見ており、その姿がなによりの母の日のプレゼントになっていたのではないでしょうか。
「お店で売ってそう!」「是非(服やカバンなどに)付けてみます。」と皆さん出来栄えに満足の様子。楽しく革細工に触れることができました。

SOAT・ひかりフォトプロジェクト「およげ!こいのぼり」終了の報告

開催日:2015年5月2日(土)~5月6日(水祝)
開催場所:ララガーデン長町5階 ララクラブルームほか
開催時間:11:00~17:00
対象者:子ども
来場者:1,530名 参加者:613名 同時開催ワークショップ・200名
サポート:13名
すがわらじゅんいち(アーティスト)、数本奈智子(アーティスト)、藤原久美子(SOAT)、佐藤晴香(SOAT)、西村優衣子(SOAT)、数本冴英佳(東北芸術工科大4年)、石森ももこ(東北芸術工科大4年)、小林優作(東北芸術工科大4年)、秋山雪奈(東北芸術工科大4年)、小関優太(東北芸術工科大2年)、岩間聖奈(東北芸術工科大2年)、福島美穂(東北芸術工科大2年)、金亜紀(東北芸術工科大2年)

「およげ!こいのぼり」
描いた絵を専用の機械で読み込むと、映像の海の中に自分の描いた絵が泳ぐ、紙アプリの遊び。
開始時間の前から楽しみに来場してくださった方も多く、毎日たくさんの参加者でにぎやかに行われました。
「こんなものを泳がせてみたいなぁ。」というイメージを膨らませて、ディスプレーの海の生き物の飾りを見ながらや、想像の面白い鯉のぼりや魚などを自由に紙に描いていきます。
専用の機械で絵を読み込み、水槽のように部屋に広がった水中の映像に自分の絵が泳いで出でくると「わ~、出てきた!!」「僕のだ!!」と盛り上がり、絵を指差したり、捕まえようと画面にタッチしたりして遊んでいました。
子ども達の豊かな発想力によって、会場には楽しそうに泳ぐ鯉のぼりだけでなく、虹色のカラフルな魚やかわいらしい人魚など、様々な生き物がスイスイ・ふわふわと登場しました。
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参加者からは「とっても楽しかった!」「またやりたい!」「綺麗でした。」「こんな技術があるんですね、すごい!」など喜びの声がたくさん聞かれ、たくさんの笑顔と共に大成功で終了しました。

「ひかりの版画」
光を溜めると暗いところで光る素材「蓄光」のパネルを使った、光で描く版画アートの遊び。
浮世絵の映像が映し出されたパネルの前に好きなポーズをして10秒止まります。映像を消して立っていた所から離れてパネルを見てみると…。自分の影が絵にくっきりと映った!
まるで浮世絵の世界に自分が入っていったような不思議な画面が出来上がりました。
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「えぇ~不思議、どうして?!」「面白い!」と、子ども達や親子で一緒にポーズを取ながら、光と影のアートを楽しみました。

同時開催ワークショップ 
~なつかしおもちゃを作ってあそぼう!~
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「びっくり箱を作ろう!」
(開催日:5月2日、4日、6日)
箱を開けると中身が飛び出すからくりおもちゃ、びっくり箱を作りました。
パーツに輪ゴムを掛け、和紙を貼って繋ぎます。
箱などにマスキングテープを貼ったり絵を描いて飾り付け、中身をセットしたら、オリジナルびっくり箱の完成!
ハサミで切り込みを入れたり和紙で繋ぎ合わせるところは親子で協力したりスタッフと一緒にやりながら、子ども達は自分が出来る作業に頑張って取り組んでいました。
完成すると、大人も驚くほど勢い良く飛び出るしかけに、本当にびっくり!!
「面白い!来て良かった。」「家でお父さんをびっくりさせたい!」などの感想があり、何度も蓋を開けては面白そうに笑う姿がたくさん見られました。

「パタパタを作ろう!」
(開催日:5月3日、5日)
取っ手をひっくり返すと、一番上の板から順番にパタパタと落ちるように裏表が変わる昔ながらのからくりおもちゃ「パタパタ」。
見本を見た子ども達は(大人も!)「どうなってるんだろう?!」と不思議そうに仕組みを眺めていました。
好きな色の板と帯を選び、スタッフの説明を聞きながら丁寧に組み合わせていきます。
両面テープの紙を剥がしてまっすぐ貼り合わせる所は少し苦戦しながらも、みんな最後までしっかり作り上げることが出来ました。
ちゃんと仕組みが自分で作れると「出来た!」と嬉しそうに何度もパタパタと板をひっくり返して遊んでいました。
「作っても不思議~」「楽しかったです!」とみんな笑顔。作品を大事そうに持ち帰っていきました。

4月「アートピクニック」終了の報告!

開催日:2015年4月29日(水祝)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者: 大人20名、子ども16名  計36名
講師:齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
サポート:すがわらじゅんいち(アーティスト)、数本奈智子(アーティスト)、藤原久美子(SOAT)、小川牧(SOAT)、佐藤晴香(SOAT)、西村優衣子(SOAT)
【午前】11:00~12:30 そあとの庭たんけん
お天気に恵まれたぽかぽか陽気の中、最初は春のそあとの庭をみんなで探検しました。
ゆっくり歩きながら色々な種類の草花や虫を見つけたり、竹を観察したり、気になるものを拾ったり…。竹林には長い蛇も居ました!
みんなで協力して土を掘り、見つけた竹の子を収穫するチームも。
その後は高い木の枝に紐を結んでブランコ作りや、生け花のようなディスプレイを作るなど、それぞれ自由にめいっぱい庭の自然遊びを楽しみました。
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お昼のランチはバイキング。好きな食べ物を自分でお皿に盛り、いただきます!
午前中にたくさん動いたからか皆さん美味しそうにモリモリ食べ、ご飯もスープもあっという間に完売でした。
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【午後】13:30~15:00 そあとすいぞくかん & ひかりの版画 & 自然のモビール作り
午後は専用の機械を使って、自分の描いた絵を映像の海の中を泳がせることが出来る「紙アプリ」遊び。
海の中を泳がせたい好きな絵を描き、専用のスキャナーで順番に絵を読み込むと…
映像の中に自分の描いた魚たちがスイスイ泳ぎ出しました!
自分の絵を見つけると「あ、出てきた!」「私の絵だ!」と大人も子どもも目を輝かせていました。
スイスイ泳ぐ魚たちを追いかけてタッチしたり、写真を撮ったりと盛り上がりました。

「ひかりの版画」は、蓄光塗料が塗られた特殊なパネルを使った、光と影で作るアート。
自分の影が絵の中に入ったように見える遊びに挑戦して、
「わぁ、自分だ!」「次はこのポーズでやろう!」
家族や友達と一緒に何度も影をうつして楽しみました。

同時に自然物を使ったモビール作りも開催。
竹の枝と庭から拾った松ぼっくりなどを組み合わせ、つり合いのバランスを調整しながら、自由な感性で制作に取り組みます。
出来上がったモビールは色や形をそれぞれに工夫した面白いものばかりでした。
終了後も「もっと遊びたい!」と庭を探索してから帰るなど、それぞれに楽しく素敵な時間を過ごすことが出来ていたようでした。

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参加者の感想
「とても楽しかったです。草花をこんなにゆっくり楽しんだことがなかった。」
「大人も童心に戻るので子どもと気持ちが通じ、普段より楽しめました。」
「自然の中でのんびり過ごす…あまり出来ない経験でした。ゆっくり、やさしい時間を、春の緑の中、家族で過ごせよかったです。」
「自宅に庭がないので、こういった広い屋外でたくさん遊べたのはすごく楽しかったです」
「広い屋外でたくさん遊べたのはすごく楽しかったです。スタッフの方々もすごく親切で、内容も盛りだくさんで来てよかったです。ご飯もすごくおいしかったです!」
「紙アプリは初めての体験で面白かった!」

ArtGalleryそあとの庭「小野寺純一展覧会」終了の報告

4月16日(木)~28日(火)に開催されました『小野寺純一展覧会 ~岸辺からの便り~』は、会期中は、河北新報夕刊と毎日新聞に掲載を頂き200名ほどのご高覧を賜り好評のうちに終了いたしましたので、報告いたします。
開催期間中、そあとの庭は穏やかな春の季節のとなり、
小野寺さんの昔懐かしい宮城の風景画を、ゆったりと鑑賞いただく事ができました。
IMG_5158IMG_5145IMG_5146小野寺純一個展 2015,4,18毎日新聞掲載記事(軽)
作品売上6点 グッズ売上25点
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