中野小学校モザイクアートモニュメント蒲生北部2号公園に設置完了の報告!

H26年度中野小学校全校生徒と共同で制作いたしました中野小学校モザイクアートモニュメントを蒲生北部2号公園に設置、仙台市に寄附採納をいたしましたのでご報告いたします。
実施日:2016年7月26日(火)
時間:9:00~11:30
場所:蒲生北部2号公園
参加者:9名
仙台市教育局総務部学事課:車塚明宏、正木淑恵、
SOAT:藤原久美子、佐藤晴香、森敏美、
上郡店:上郡長一、佐藤ほか2名
ストーリーインストーン:鶴巻伸
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AM11:30中野小学校跡地、蒲生北部2号公園設置完了。
仙台市教育局総務企画部学事課 車塚明宏氏正木淑恵氏の立ち合いを頂き、寄附採納を無事終えました。
尚、関連事業としては、中野小学校モザイクアートモニュメントのお披露目が、「中野地区地域モニュメント完成式典」でなされる予定です。

「中野地区地域モニュメント完成式典」について、
東日本大震災で犠牲となられた方々の追悼・鎮魂と、津波の被害により集団移転となった中野地区の歴史を後世に伝えることを目的とした地域モニュメント、並びに中野小学校の閉校碑等の建立完成式典(除幕式)。

日時:H28年8月11日(木・祝)午前10時から(1時間程度)
場所:中野小学校跡地(仙台市宮城野区中野字西原152番地)/蒲生北部2号公園
モニュメントの概要
慰霊塔「希望の鐘」、慰霊碑「希望の絆中野」、
地域の歴史:和田地区・西原地区・港地区・蒲生地区
学校ゾーン:中野小学校閉校記念碑、
中野小学校100周年記念碑、
日和山モザイクアート(中野小学校モザイクアートモニュメント)
中野小学校環境庁官賞受賞記念碑
       
                                    以上、

中野小学校モザイクアートモニュメント作品を石材に設置完了の報告!

実施日:2016年7月22日(金)
時間:8:30~17:00
場所:上郡店/工場
参加者:7名
SOAT:藤原久美子、佐藤晴香、森敏美、西村優衣子
上郡店:上郡長一、佐藤
ストーリーインストーン:鶴巻伸

作業工程
AM8:30~ モザイク作品接着作業
鉛板を作品の下に置いて表面の高さを揃えながら(縁より約1.2~1.3㎜下)並べ合わせた6枚の作品と石を強力接着剤で接着する。作品周りにモルタルを入れ込み詰める(半分の高さまで仮詰め)
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PM14:00~17:00作品調整作業
タイルやセメントを使用しモザイク作品同士の隙間調整、目地入れ、タイル磨き
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・・・乾燥後に、目地入れ仕上げ、サンドブラスト名入れ作業。
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7月26日10:00~
中野小学校モザイクアートモニュメント中野小学校跡地、蒲生北部2号公園設置予定

にじいろぱれっとinそあとの庭「国立東京学芸大学×児童館×SOATコラボレーション企画」

SOAT・にじいろぱれっと
3・11東日本大震災で精神的なストレスを抱えた子どもたちの心のケアと被災地の未来を担う子どもたちの育成に大切な支援をアートワークショップ実施で行う活動。

3.11当時、避難所や仮設住宅での暮らしを余儀なくされた地域の人たちは、精神的に非常に大きなストレスを抱えており、心のケアが必要な状態でした。
SOATの「にじいろぱれっと」は、活動の初段階として、まず良好な関係の構築を目指し、学生ボランティアを派遣して、ストレス発散の機会を併せて提供するべく、身体を動かすコミュニケーション活動を推進し、心の交流の構築からアートに楽しんで取り組めるよう配慮し、活動内容も粘土や貼り絵といった、子供達の感性を刺激する五感を駆使する立体造形等も考慮。
連携団体や参加ボランティアの美術学生および専門知識のあるスタッフとの協力体制により、柔軟性と機動性に富んだ実践的プログラムの実施を目指し、発表会やとりまとめ本の製作、モニュメント制作などをひとつの集大成とし活動。
現在も活動を行っているのは、予測以上に被災地の復興が困難であり、継続する事でその成果と効果を図る。

【前日準備】
7月15日(金)
SOAT連携協力団体、大学生ほか10名がそあとの庭にてミーティング、前日準備。
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開催日:2016年7月16日(土)晴れ
時間:10:30~15:30
場所:そあとの庭
参加協力:榴岡児童館・新田児童館(親子53名・職員6名)
企画協力・協賛:東京学芸大学美術分野・㈱日清製粉グループ本社
食育講師:大畑伸幸(ネイチャーキッズ寺子屋)
WS指導: 花澤 洋太(東京学芸大学美術分野准教授)石井 壽郎(東京学芸大学美術分野准教授) 桐山 卓也(東京学芸大学付属竹早小学校教員)山田 猛(東京学芸大学付属竹早中学校教員)
東京学芸大学生6名/田中咲也子、早川みはる、川上由真、遠山彩夏、 菊川天照、中島 悠美
SOATスタッフ 4名:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、石森ももこ

10:00 参加者到着
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10:30 「ネイチャーキッズ寺子屋/ペットボトルでミニピザづくり」開始!
午前はピザ作りから学ぶ食育ワークショップを行いました。
子ども達は保護者と一緒にペットボトルに必要な食材を入れ、そのボトルを振ったり、服の中に入れて踊ったり走ったりと遊びながら温め、生地を発酵させます。
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時々様子を見ては「ペットボトルがパンパンになってきたよ!」「大きくなってる!」と発酵で膨らんだ生地にワクワクも膨らみます。
子ども達が遊んでいる間に大人はお勉強会。
「弁当の日」という取り組みから食育の大切さを学び、皆さんスライド写真を見ながら先生のお話に真剣に耳を傾けていました。
30分ほど経って発酵の終わったペットボトルの蓋を開けると、「ポン!」という音と共ににゅるにゅる~!と勢いよく中身の生地が出てきて、「わぁー、面白い!」「びっくりした!」と子どもも大人も大盛り上がり。
その生地を伸ばして丸や好きな形に形成して、ピザソースやコーンなどを自由にトッピングして、ホットプレートで焼いて、ピザの完成。
ふっくら焼きあがった自分のピザを食べた皆さんは声を揃えて「美味しい!!」と、見ている方まで嬉しくなる満面の笑顔でピザを頬張り、手が止まりません。
「すごい、上手に焼けたね。本当に美味しい!」「家でも焼いてみようね。」という親子の会話もあり、しくみを学びながら親子一緒に行ったこのピザ作りはとても良い体験となったようでした。IMG_9213IMG_9221IMG_9240IMG_9217IMG_9237SOAT008

12:30 昼食
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13:30 東京学芸大学/児童館共同制作「くっつけて空間」ワークショップ」開始!
内容:
東京学芸大学美術分野准教授、附属小、中学校の教授たちの専門知識で企画されたカリキュラムを使い同大学生、SOATスタッフなど専門知識を持つサポーターで実施するアートワークショップに日清製粉グループの食育分野の専門家が、加わり「そあとの庭」でしかできない活動を実施する。母子家庭や共稼ぎで普段親子の時間が少ない児童館に通う子どもたちや遊び場所が限られている3・11の津波による被災地の子どもたちが、参加することでの心のケアと子どもの育成、家族のコミュニケーションを図る。
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午後は美術系大学教員と学生と一緒に造形活動を行いました。
最初にみんなでお庭の外を探検!
学生がリードしながら、普段は入らないような道を通り、「あ、変なきのこがあるよ!」「これなんだか知ってる?」「この稲はこれからお米になるんだよ。」など子どもたちは学生やお父さん・お母さんとのコミュニケーションを取りながら歩いていきます。
自然に囲まれながら「「ヤッホー!!!」」と叫びはしゃぐ子どもたちを見て、お母さんたちも「思い切り声を出してはしゃげる場所で良いね。」「普段とは違う雰囲気も良いね。」と嬉しそう。
お庭に戻り、見つけた枝や笹の葉、ビニール紐などそれぞれに興味のある色々な素材を使い、自由に形にしていきます。
先生や学生は「どんな使い方が出来るかな?」「こうしてみたら面白いかも!」など創造性の膨らむ声掛けをしながら子どもと同じ目線で一緒に造形を楽しんでいました。
最後は大きな木を庭の真ん中に運んで、「木の再生をしよう!」。
周りに葉っぱや作ったものを並べ、色々な場所にカラフルなビニールひもを引っ掻けて、お庭全体が素敵なアート空間になりました。
「楽しかった~!」「また来たいです。」等の感想をいただき、子どもはもちろん大人も普段とは違ったリラックスした雰囲気で楽しい時間を過ごせていたようでした
15:30 終了
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【参加大学生からの感想】
・子どもはとても敏感で、自分が本気で向き合うと子どももしっかりやってくれるし、手を抜くとすぐバレる。一緒に遊んで仲良くなった子が、作ったピザを分けてくれたのが嬉しかった。
また、「イースト菌」という言葉を遊びの中に取り入れながら楽しく覚えることが出来たと思う。
・教える側として子どもと活動してみて、自分が子どもの頃に先生に対して思っていた事と、大人としての実際の感覚を比べる事が出来た。
・参加人数が多かったので、ブランコや坂など少し危ない個所には特に気を配って目が行き届くようにする必要があると思った。
・自然の中で長い時間のびのびと遊べる環境は良いなと思った。みんなで庭の周りを探検した事も良かった。そこで材料を集めるというこちらの狙いとは結果的に少し異なったが、それぞれに色々な発見をして楽しみ交流も出来た。
・もっと自然を生かせると良かった。
・3歳くらいの子どもも、周りの真似をして自分から積極的にハサミを使い制作しようとしていた。子どもの制作をどこまで手伝うべきかは悩んだ。スズランテープを最初は手で裂けなかった子が何回もやるうちにうまく裂けるようになるなど成長の様子が見られたのは良かった。
作品展示期間:7月28日(木)~8月9日(火)
Art Galleryそあとの庭2Fギャラリーにて展示
第三弾チラシ(最終)

ArtGalleryそあとの庭「後藤洋一個展・ガラス造形展2016くねくね凸凹感性なグラス」終了の報告

後藤洋一個展「ガラス造形展2016」~くねくね凸凹感性なグラス~は、河北ウィークリー仙台に掲載頂き、6月30日(木)~7月12日(火)の期間述べ120名様ほどのご来館を頂き、盛況のうちに終了致しましたのでご報告いたします。

後藤洋一さんの作品の中には、石こうの型にガラスの粉末をしきつめて融解させる技法「パート・ド・ヴェール」(フランス語でガラスの練り粉)を使った技法の作品もあり、ふわりと浮き出るような不思議な色合いで、一般の透明なガラスとは違った魅力がありました。
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ほかにも作る過程でガラスに気泡のはいった作品など、偶然性も取り入れた後藤さんの感性を楽しめるガラス造形展となりました。
来場された方は「この傾いたグラスはオブジェかな?」「このペンダント絵みたい」と興味津々に見入られていました。 ギャラリー担当小川

7月3日(日)ガラスのペンダント・ループタイ作り!ワークショップ開催
参加者:午前の部10:30~13:30 3名 午後の部14:00~17:00 4名 計7名
概要
まずベースとなるガラス板選びからはじまり、その上に接着剤を使ってカラフルなガラスの破片を選び、配色を考えながら思い思いにのせていきます。
そして電子レンジで加熱し冷まします。その間、時間がかかるので(約90分)参加者の皆さんはカフェでくつろぎます。
そしてやっと、出来上がったガラスパーツとの対面です。ガラス片が溶け合って模様をつくるので、思いもよらない模様になります。冷めた後、表面の凹凸をやすりでなめらかにします。自分の手でガラスがきれいになっていくこの作業で愛着がわいた方が多かったようです。
最後に紐に通し、飾り結びをしてペンダントの完成です。この飾り結びが一番難しいポイントのようでした。
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参加者の声
ガラス板にカラフルなガラス片を乗せる作業では、みなさんこだわりを持って乗せていらっしゃいました。はじめは2つ作るうちの1つを持ち帰る予定でしたが、みなさん愛着がわき2つ持ち帰りになりました。完成したペンダントを、外の日のあたる場所で見てみたり、写真を撮ったり各々楽しみ、さっそく自分の首からさげて帰られる方もいらっしゃいました。

「金魚ねぶたを作ろう!」

開催日:2016年7月17日(日)、18日(月祝)
開催場所:ララガーデン長町 1階 ひかりの広場
開催時間:11:00~15:00
参加者:各日50名×2日間=100名
スタッフ:3名
佐藤晴香(SOAT)、西村優衣子(作家)、横田由華(作家)

青森県を代表するお祭り・青森ねぶた祭りで用いられる金魚型の提灯、「金魚ねぶた」をオリジナルアレンジで作るワークショップを開催しました。
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展開図を折って貼り合わせ幾何学形のボールを作り、そこに目やヒレなどのパーツを貼って作っていきます。
ボール作りでは子どもだけでなく一緒に参加のお父さん、お母さんも楽しんでおり、中には「普段はこういう事やらないけど、これはずっとやっていたいですね。」と自分の意外なツボを発見したお父さんも。
横に付ける白いヒラヒラ(房飾り)は紙を折りたたんで交互に切り込みを入れて作るのですが、うまく伸びるようにするには切り込みの深さが重要です。
切り離さないように向きに注意しながら「う~ん、意外と難しい。」「なるほど、こうしたらいいんだ!」と皆さん真剣に取り組んでいました。
伝統的な金魚ねぶたは赤色の体に墨の黒目が印象的ですが、今回は創作ねぶたという事で色や模様は自由に作ってもらいました。伝統に忠実な装飾で取り組む方もいれば、カラフルな色でハートや水玉模様を描いたり、ウインクやニコニコ笑顔の可愛い表情にアレンジするなど、色々な金魚が現れました。
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参加者からの声
「ボールを作ったり絵を描いたりするのが楽しかった。」
「可愛い金魚ができて良かったです。」
「前もイベントに参加して楽しかったのでまた来ました。ありがとうございます。」
等の声が聞かれました。
大人も子どもも豆知識を聞きながら制作を楽しみ、金魚ねぶたとの距離を少し縮められたようでした。

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「ララみこしを作ろう!」~夏だ!祭りだ!ララ祭り!~

仙台市太白区4児童館×SOAT共同制作オブジェ「ララみこしを作ろう!」
参加児童/200名:長町南児童館60名、 大野田児童館60名、東長町児童館40名、金剛沢児童館40名
概要:
4ヶ所の児童館児童に、夏をテーマにした絵や字を千代紙(裏)に自由に描いてもらい、回収したその作品をSOATがオブジェの一部として貼り込み、オリジナル「神輿」を作る協働制作ワークショップです。
夏を象徴する「神輿」は祭礼で神霊を移した神輿が地域を練り歩くことで人々の安寧を祈念するものです。
子どもたちの夏への期待が現れたこのオブジェにより、日本の伝統行事への理解を図ると共に、地域の人・ものを繋ぎ、夏の雰囲気を楽しく盛り上げます。
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協力:長町南児童館(公益財団法人 仙台ひと・まち交流財団) 大野田児童館(NPO法人ワーカーズコープ)東長町児童館 (NPO法人ワーカーズコープ)
金剛沢児童館(NPO法人ワーカーズコープ)
協賛:ララガーデン長町
企画制作:NPO法人東北の造形作家を支援する会(略称:SOAT)

実施内容:
SOAT6月中旬各児童館へ材料の配布~7月4日児童館より作品回収
長町南児童館60枚東長町南児童館40枚大野田児童館60枚金剛沢児童館40枚IMG_8695IMG_8853
SOATオブジェ制作風景
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7月16日20:00~24:00搬入飾り付け完了!
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7月26日展示風景
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中野小学校・モザイクアート蒲生北部2号公園設置について、ご報告!

中野小学校モザイクアートモニュメント制作、石材に設置作業を7月22日行うための打ち合わせを行いましたので、ご報告いたします。
実施日 2016年7月9日(土)
時間  18:00~18:45
場所  上郡店/工場
参加者:4名
SOAT:藤原久美子、佐藤晴香、森敏美
ストーリーインストーン:鶴巻伸
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【作業実施日の決定】
7月22日(金)
場所:上郡店・芋沢工場
参加:5名 SOAT藤原久美子、佐藤晴香、森敏美、
鶴巻伸(ストーリーインストーン))上郡長一、
AM8:30~ 石にモザイク作品を接着、セメント流し作業
PM13:30~一連作業終了まで予定
手順:モザイク作品同士の隙間調整作業、目地入れ、コーキング作業
・作業場所の確認(作業は、夜間まで及ぶ予定です。)

【中野小学校跡地、蒲生北部2号公園設置予定】
7月26日10:00~中野小学校モザイクアートモニュメント設置の予定。

7月「どんぶらこ舟の旅」終了の報告!

開催日:2016年7月10日(日)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:大人3名、子ども5名 計8名
講師:齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ 3名:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香
資料撮影:渡邊廣一(ボランティア)

「舟」と聞いて「小さい舟を工作するのかな?」「笹舟かな?」とそれぞれにイメージを膨らませていましたが、今回は竹を使って大きな舟の模型作りに挑戦しました。
まずは長い竹を3本切り倒して、カーブを付けて繋ぎ合わせ、基本の構造を作ります。
何回目かの参加者は、のこぎりの使い方も様になってきていました。
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みんなで協力しながら補強芯を付けたり、側面に笹を飾ったり、お母さん達も子どもに負けないくらい積極的に作業に加わり、どんどん舟らしい形が現れてきました。
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途中、皆でテーブルを囲んで美味しいランチプレートのお昼ごはんで休憩を取り、
午後には参加者同士もすっかり仲良くなって会話も弾みました。
出来上がった舟は木の下に運んで、紐を枝に掛けて吊り上げ、「わー、浮いた!」。
想像していなかった素材・大きさ・形態の舟の完成に「さすが齋さん、こうきたか~。」と思いつつ、一生懸命作ったみんなの舟の完成に、自然と拍手が起こりました、
その後は小さな木の舟や竹箒、弓矢などそれぞれに作りたい物の制作に自由に取り組み、終了。
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「この道具はこうやって使うんだよ」「見て、出来たよ!」と親子でのコミュニケーションや、大人も子どもも各自が熱心に取り組む姿が見られ、とても良い時間が流れていたと思います。
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参加者からの声
・一般的に考える「舟を作る」ワークショップと違う意外性がある舟で面白かったです。
子供が好きなように取り組めるのもありがたいです。
・はじめ1人1つずつ舟を作るのかと思っていたので、大きな舟の想像がつかなかったのか暑かったのか、子供たちの集中力が散漫でどうしようかと思いました。でも時間がたつにつれておもしろみを感じ始めて積極的に取り組み始めてよかったです。弓矢やながしそうめん用の竹に木で舟づくり楽しかったです。

ArtGalleryそあとの庭/「美しい⭐ものby atelier reiko textile」終了の報告

関令子個展「美しい★もの by atelier reiko textile」は6月21日(火)河北新報夕刊、仙台情報誌ぱど6月号に掲載頂き、6月16日(木)~28日(火)の期間述べ100名様ほどのご来館を頂き、盛況のうちに終了致しましたのでご報告いたします。
河北新報掲載記事、関令子個展
関 令子さんのテキスタイル作品は、北欧で見た田舎道の景色を、墨を散らして描いたチェニックや、スウェーデンの流れる海を表現した、墨と藍の重ね染めの青色のストール等、和のもので西洋を表わしたという、独自の色合いが美しいテキスタイル作品展示となりました。
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来場された方からは、「それぞれに物語性があり、自分で身に付けてみたくなる」「爽やかな色合いでこれからの季節似合いますね」等お声掛けいただきました。

「花びら巾着作り」

開催日:2016年7月2日(土)、3日(日)
開催時間:10:30~16:00
開催場所:泉ハウジングパーク紫山 センターハウス1F
参加者:30名
講師:千田教子(パッチワーク・布小物作家)
サポート:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)

夏の浴衣スタイルにぴったりな、花びらのような形が可愛い巾着作りを行いました。
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まずは巾着にする布を選びます。
たくさん用意された表布と裏布が縫い合わされた生地は、柄と色の組み合わせが全部違うので、「持っている浴衣にはどれが合うかな?」「この模様良いなぁ。」など迷いながら好みの物を見つけていました。
型に合わせて印を付け、針でチクチク、またはボンドとアイロンでペタリと、布を折り合わせていきます。
あまりやったことが無い針仕事に頑張って挑戦したお子さんは、コツを教わりながら、真剣な表情で一針一針丁寧に取り組んでいました。
形が出来たら、丸いパーツ(ヨーヨーキルト)を花びら部分に貼り付けて飾ります。
ヨーヨーキルト作りにも挑戦した参加者は「意外と難しい?!」「こんな風に作るんだ~」とちょっと苦戦しつつ、感心しながらキルトの世界を一歩深く体験していたようでした。
最後にループに紐を通せば、オリジナル巾着の完成!
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参加者からの声、
「すごく可愛い!!」「作るのが好きなので、楽しかったです。ばっちりです。」
「初めて作りましたが、面白いです。普段手芸店に行く事も無いけれど、これからはお店に行ったら生地を見ながら「これであれを作ってみたいなぁ」と色々考えそうです。」
他にも、「今度浴衣で参加するお泊り会があるので、その時に持っていきます。楽しみ!」
「地域の夏祭りに友達と一緒に行くので、浴衣に合わせた色で作りました。」
「うちのお嫁さんにあげようかと思って。」などそれぞれに使い方のプランを楽しそうに語ってくれる方もおり、
どの参加者も素敵に出来た可愛い巾着を手に、笑顔でお持ち帰り、終了しました。

6月「水?あそび日和」終了の報告

開催日:2016年6月26日(日)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:大人6名、子ども8名 計14名
講師:齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ 4名:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、西村優衣子
資料撮影:渡邊廣一(ボランティア)

午前はカッパ(雨合羽)制作からスタート。
自分の体の大きさに合わせて、大きなビニール袋を切って穴を開けたり、帽子を付けたり、「自分の服はどうなってる?」「袖も付けようかな?」と服の構造を考えながら、雨が降っても濡れないしっかりとしたカッパを制作していきます。
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飾り付けも、絵を描いたり紐を巻いてみたりとそれぞれに工夫を凝らして取り組んでいました。
でも、空は晴れていて、雨が降る様子はありません。どうするの?齋さん!
すると「雨を降らせてきた。」と、なんと齋さんは竹や木を組んで雨降り装置を作っていたのでした!
手作りの雨の門をくぐり、最初は恐る恐るだった子もだんだん「気持ちいい!」と積極的に雨をかぶって楽しんでいました。

山椒味噌のおにぎりなど美味しいランチプレートで一休みした後の活動は、水のお絵かき。
〈マーブリングあそび〉では、大きな容器に水を入れ、絵の具を垂らして軽くかき混ぜ、水の上に紙を乗せると・・・綺麗で不思議な模様が紙に現れました!
「恐竜に見える。」と出来た形から連想したり、「見て、すごく綺麗な模様が出来たよ!」などコミュニケーションを取りながら、大人も子どもも次々と現れる面白い模様に夢中になっていました。
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〈水に浮かぶお絵かき〉では、水に溶ける特殊な紙にクレヨンで好きな絵を描いて、水の上に浮かべると・・・紙だけが溶けて絵が残り、まるで水の上に落書きしたみたい。
紙の構造や、水と油の話を聞きながら、「絵だけ浮いた、すごい!」「不思議~」と何枚も絵を描いては水に浮かべ、容器いっぱいに水のお絵かきを楽しんでいました。
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ツリーハウス作り??
のこぎりで木を切ったり金槌で釘を打ってみたりという体験も行いました。
(齋さんは、一体何を作ろうとしているのでしょうか?)
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参加者からの声
・とても楽しく心地良い疲れが気持ちよかったです。庭ものびのびと遊べてよかった。
特に水絵がとても楽しかったです。なかなかのこぎりやとんかちを使う機会がないので難しかったけど楽しかったです。
・日頃から水遊びも大好きだったので、心置きなく水とふれあえて喜んでいました。
・マーブルはやってもやっても違う模様になって親子で夢中になってしまいました。シークレットペーパーははじめて知りましたが、とってもおもしろかったです。
・かっぱを作って水遊びは楽しかったです。マーブルととける紙の体験も面白かったです。
計画には入っていなかった木を切ったり金づちで、くぎを打ったりも子供にとても良い体験になりました。子供は齋さんが大好きです。
・子供がその時に思いついてやってみたいと思うことができて嬉しそうでした。
など

それぞれのペースで活動を満喫することが出来たようでした。
次回は7月10日(日)、「どんぶらこ舟の旅」もお楽しみに!