令和7年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 12/6 榴岡児童館訪問ワークショップ「木で遊ぼう」2回目 開催

日時:2025年12月6日(土) 10:00~14:30
参加者:榴岡児童館 18名 職員4名
講師:虎尾裕(宮城教育大学名誉教授)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
先週に続いて2回目の「木で遊ぼう」というワークショップだった。前回参加した男子がまた遊びたいと館庭に出てきた。始めにトラちゃん作の神様に子どもたちは一礼し、活動に入った。遊んでけがをしないようにということだった。

ノコギリが初めてという子どもたちには使い方を教えてから大人の見守りの中で木を切らせた。枝を見せて「これ切るか?」と言うと「大きいの切りたい。」1年生でも返ってくる答えは同じだった。

大人の助けを借りながらも丸太を切り終えたときの子どもたちの充実感や満足感を体中から感じることができた。前回も参加した子どもたちは遊びに進化が見られた。パチンコ台に障害物を追加したり、丸太を組み合わせ、五寸釘を打ってマイチェアを作った子どもがいた。

その様子を見て廃材の板を切り、丸太と組み合わせてイスを作った子どももいた。アイディアが子ども同士で共有され、遊びが広がるのを実感した。職員が木の枝を組み合わせ小屋状のものを作ったら、さっそく子どもが輪切りにした桧を飾り、嬉しそうにその小屋に入っていった。秘密基地遊びを想像したのかもしれない。

トラちゃんが突然「コマを作ろう」と言い出し、輪切りにした木の皮をノミで剥いてドリルで穴を開けた。さらにその穴にまっすぐな枝を刺してコマを完成させた。子どもたちもコマを作りたくなった。

桧の輪切りや皮剥ぎ遊びが更にヒートアップした。コマ作りとは別に太い丸太の皮むきに集中する子どもや釘と小枝を使ったオブジェ(本人はエレベーターといっていた)を作る子どももいた。午後の活動では遊びが各自の興味へと分かれていった。子どもが自分でやりたいことを見つけやってみる、そういう活動となった。

ワークショップが終了すると子どもたちから「楽しかった」という声をたくさん聞くことができた。

令和7年度 いしのまき雄勝 11/27「第三回おがつ物コシェール実行委員会③」開催

令和7年11月27日(木) 13:30-15:30
参加者6人
協力:社会福祉法人石巻市社会福祉協議会雄勝支所

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
「おがつ物コシェール」の実行委員会を開催しました。

昨年度までは「お手伝い」としてボランティア参加してくださった住民の皆さんとSOATが実行委員会を立ち上げて活動しています。

今回は、2つの活動を行いました。
まずは、物コシェールに展示する作品集めについて、チラシのたたき台をもとに話し合いました。

その後、ものつくりワークショップのコンテンツの検討として、「パラコードのキーホルダー」の試作を行いました。実際に工程を体験し、かかる時間、材料代などを確認しながら進めました。

これからも引き続き活動をしていきます。

令和7年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 11/29 榴岡児童館訪問ワークショップ「木で遊ぼう」 開催

日時:2025年11月29日(土) 10:00~14:30
参加者:榴岡児童館児童 16名 職員4名
講師:虎尾裕(宮城教育大学名誉教授)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
本来であれば坪沼八幡神社でも最後のワークショップの日だったが、熊出没に対する安全対策として野外での活動は行わず、訪問ワークショップに変更となった。児童館職員がこれまでのフィールドワークで集めた木材を児童館に運んでおいてくれたので、子どもたちは材料が不足することもなく、たっぷり遊ぶことができた。
トラちゃんは、園庭の片隅に無造作に置いてある樹の根っこを重ねて「これは、みんなの遊びを見守るよ!」と言ってから活動を始めた。

ノコギリを見つけた1年生はトラちゃんから使い方を教わり、ノコギリで丸太を切り始めた。「引いて切るノコギリは日本だけ。外国は押して切るんだよ。」ミニ知識も学んだ。廃棄予定の合板もあった。

「自由に釘を打ったら面白いパチンコ台になりそう」というと何人かが集まって釘打ちが始まった。「ゴールはここにしよう」、「台から落ちたら0点。ゴールに入ったら3点」釘打ちが終わると早速ビー玉を転がして遊び始めた。ゴールのすぐ手前に釘を打つ子がいた。大人は思わず「そこに釘打ったら玉が入らないんじゃないの?」と心配した。

男子がビー玉3個を無造作に転がしたらそのうちの2個が入った。大人の常識で子どもの自由な感性を危うく奪うところだった。子どもたちはトラちゃんからノミの扱いを教えてもらって桧の枝の皮むきを体験したり、合板に小枝を打ってアート作品を作ったりした。

午後も引き続き参加した子どもはノミと木槌を使って丸太の皮むきを体験した。その姿はまるで大工さんの雰囲気だった。

樹皮の下に眠る虫を暴き出し「楽しい」を連発していた。

丸太を切ったり、ノミを使ったりという経験は学校ではできないのでなおさら楽しかったに違いない。

令和7年度11/25 (pm)福島県富岡町心の復興助成 事業「 アートワークショップ/干支の押絵つくり」開催

令和7年11月25日(火)13:30-15:00
実施場所:いわき平交流サロン
参加者:13名
講師:千田教子(パッチワーク・布小物作家)
協力:富岡町社会福祉協議会いわき支所、富岡町いわき平交流サロン

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
今回は福島県いわき市にある「いわき平交流サロン」で、パッチワーク・布小物作家の千田教子先生による「干支の押絵つくり」を開催しました。

毎年、富岡町内で開催している「干支の押絵つくり」をご存じの方がいて「いわきでもやって欲しいと思っていた」など講師との会話も楽しそうに交わされていました。

来年の干支「午」の縁起物を作り今年を振り返り「来年もいい年になるといいねー」と話しながら、なごやかな時間となりました。ご参加下さりありがとうございました。

<参加者の声>
・自分ではとてもよくできたと思う。来年も楽しみにしています
・細かい作業は大変でしたが楽しくできました
・初めて押絵を体験しました。丁寧な説明で完成することが出来ました など

令和7年度11/25 (am)福島県富岡町心の復興助成 事業「 学びワークショップ/ステンドグラス風アートつくり」開催

令和7年11月25日(火)9:30-11:00
実施場所:いわき平交流サロン
参加者:3名
協力:富岡町 いわき平交流サロン

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
いわき平交流サロンで「学びワークショップ」を開催しました。
学びワークショップとは、SOAT講師のもつ技術や知識を地域で活動する支援者の皆さんに共有するワークショップです。

今回はものつくりでの交流を支援するため、いわき平交流サロンの支援員のみなさんに年齢や性別を問わない「ステンドグラス風アートつくり」を体験し、ワークショップ開催のコツを伝える学びワークショップを開催しました。

受講した支援員のみなさんからは「いつもと違う体験ができた。楽しかったので、このようなワークショップを自分たちでも開催したい」「支援の手が少なくなってきている中でありがたい体験、できれば、続けてほしい。」と評価していただきました。ご参加下さりありがとうございました。

令和7年度11/21福島県富岡町心の復興助成 事業「アートワークショップ 干支の押絵つくりつくり」開催

令和7年11月21日(金)10:00-12:00
実施場所:富岡町総合福祉センター
参加者:12名
講師:千田教子(パッチワーク・布小物作家)
協力:社会福祉法人富岡町社会福祉協議会

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
今回は、千田教子先生による「干支の押絵つくり」を開始しました。このワークショップは令和元年に富岡町内で活動を始めてから毎年開催している年の瀬の恒例となっているワークショップです。

はじめに千田先生より来年の干支「午」の押絵つくりについての説明を受けました。
次に手順の説明を受け「ちゃんと聞かないと失敗するよ!」とお互いに確認しながら作業を進めていきました。

終始にぎやかな会話が飛び交い「できた!」と笑顔で見せてくださいました。

出来栄えをみんなで鑑賞しました。ご参加下さりありがとうございました。

<参加者の声>
・毎年やってほしい、ものつくり大好きです!
・細かい作業でしたが楽しかったです
・縁起の良いものをつくれてうれしかったです
・丁寧に教えてもらい、安心して参加できました など

令和7年度11/20福島県富岡町心の復興助成 事業「お手伝いボランティア/1月準備」開催

令和7年11月20日(木)13:00-15:30
実施場所:富岡町総合福祉センター
参加者:4名
協力:社会福祉法人富岡町社会福祉協議会 株式会社アクタス

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
今回のお手伝いボランティアでは1月のワークショップ「ステンシルのトートバッグつくり」の事前準備をしました。

「福祉まつりではお疲れ様でした」と声をかけると「全然疲れなかったよ!」といつも通りの元気なボランティアのみなさんです。

作業はミシンがけとアイロンかけの2チームに分けて作業をしました。

持ち手と袋縫いを21個分完成させ、持ち手と本体部分のアイロンかけをしました。
ご協力下さりありがとうございました。

令和7年度11/14福島県富岡町心の復興助成 事業「 物コシェール ㏌ こおりやま」開催

令和7年11月14日(木)10:00-15:00
実施場所:富岡町 郡山市大槻北公民館
参加者:23名
協力:社会福祉法人富岡町社会福祉協議会郡山支所、株式会社アクタス

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
郡山市で初となる「物コシェール㏌こおりやま」を開催しました。物コシェールとは地域のみなさんとSOAT、地域支援者のみなさんと協働し物つくりを楽しみながら、地域の人々の交流の場つくり、生きがいつくりを目的にした活動です。
今回は富岡町社協郡山支所のみなさんのご協力をいただき開催することが出来ました。

今回のコンテンツは、布とレザーのバッグつくり、ペーパークイリングのサンキューカードつくり、玄関マットつくりの3つです。
布とレザーのバッグつくり

ペーパークイリングのサンキューカードつくり

玄関マットつくり

郡山市にお住いの多くのみなさんにご参加いただきました。ありがとうございました。

<参加者の声>
・端材を活用したものつくりは、物を無駄にしないことがとても良いです。
・実用的で良いものが作れました
・3種類とも難しく感じましたがやってみると意外に簡単で楽しかったです。
・とても楽しかったです、また参加したいです。 など

令和7年度11/8福島県富岡町心の復興助成 事業「お手伝いボランティア×SOAT 福祉まつりプロジェクト」開催

令和7年11月8日(木)9:00-16:00
実施場所:富岡町 まなびの森
参加者:40名
協力:社会福祉法人富岡町社会福祉協議会、福島大学ボランティア、株式会社アクタス

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
SOATと富岡町お手伝いボランティアの協働「福祉まつりプロジェクト」として始まった富岡町社会福祉協議会主催福祉まつりへの参加も今年で3回目を迎えました。

令和7年度の参加に向け半年をかけて準備を進めてきました。「物つくりの楽しさを伝えたい、物つくりを通して人と人を繋げたい」富岡町に住むボランティアのみなさんの愛と元気に満ちたワークショップです。

今年は「ステンドグラス風アートつくり」を開催しました。

大人も子供も富岡町にゆかりのあるみなさんに楽しんでいただけました。

久しぶりの再会を喜んだり、子どもの手際や色使いに関心したり、みんなが物つくりを通して笑顔になった時間でした。

ご協力、ご参加、ご支援くださった皆様、ありがとうございました。

2025・SOAT のアートワークショップ「ステンドグラス風アートつくり」開催

開催日時:2025年11月23日(日)11:00~16:00
開催場所:tbcハウジングステーション仙台駅東口
参加者:20名
指導:SOAT 藤原、佐藤

乾くとクリアカラーになる絵の具を使い、ステンドグラスのような透け感が楽しめる作品作りを行いました。

今回は「猫」「魚」「鳥」「花」「亀」の5種類の下絵を用意しました。
好きなデザインの下絵を選び、縁どり線の中を専用絵の具で塗り絵のように塗っていきます。
絵の具の量の加減や、細かい部分の塗り方など、きれいに塗るためのポイントがいくつかあるのですが、みなさん少しずつコツを掴みながらとても上手に塗られていました。

どこに何色を塗るかを考えるのも楽しい時間で、それぞれに工夫しながら集中して作っていたのが素晴らしかったです。
同じデザインでも色合いでかなり印象が変わり、オリジナリティーが出ていました。

塗り終えたらドライヤー軽く乾かし、フレームに入れてスタンドと共にお渡しして終了です。
今回は小学生のお子さんから大人の方までご参加いただきましたが、どの年代でも楽しめて満足感のあるワークショップとなりました。

参加者からの感想
「楽しかった。」「こういう細かい作業は得意!」「ステンドグラスらしいカラフルな色合いにしてみました。」「子どもの自由な発想やカラフルな感じがいいですね。」「色を選ぶのは悩んだけど楽しかった。」など。

令和7年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 11/15 「大根の収穫」開催

実施日:11月15日(土) 
活動内容:大根の収穫作業
参加者:榴岡児童館職員4名、(子ども1名)  
サポート:SOAT 2名

 熊出没に対する安全対応ということで坪沼での活動が中止となった結果、子どもたちが行う予定だった大根の収穫を行った。

農家さんにも手伝っていただき240本の大根を収穫することができた。播種の時期が遅れたことで大根の生育に影響が出たものの、みずみずしい葉がおいしそうだった。

収穫した大根は、各児童館で児童に配布される。

令和7年度 いしのまき雄勝 11/6-11/7 アートワークショップ「手びねりの小皿つくり」開催

令和7年11月6日(木) 13:30-15:30 小島集会所 参加者10人
令和7年11月7日(金) 10:00-12:00 船越集会所 参加者9人
令和7年11月7日(金) 13:30-15:30 雄勝公民館 参加者13人

講師:柴田滋紀(造形作家)
協力:社会福祉法人石巻市社会福祉協議会雄勝支所

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
今回は、石巻市で活動されている造形作家の柴田滋紀先生による「手びねりの小皿つくり」を
開催しました。

陶芸用の土を見て「手びねり?」「自分で形をつくるの?」「どうやって作るの?」と、たくさんの「???」。ワークショップ開始前からみなさん興味津々の様子でした。

柴田先生から指導を受け、土を伸ばしていきます。「どうしていいかわからない!」との参加者は柴田先生から「自由な発想で、思うように作ってみてください」と声掛けされ一安心していたり、作りたい形や用途がイメージ出来ていてそれに近づけるよう努力される方もあり、まさに「思い思い」の時間を過ごしました。

ご参加下さりありがとうございました。

<参加者の感想>
・難しかったけど楽しかった
・また来てほしい
・もっとゆっくりしたかったなあ
・短時間で素敵な皿が出来ました
・どんな仕上がりになるか楽しみながら作りました
・いろんなことを学ばせてもらいありがとうございます。
・みなさん素晴らしいです
・今日もおもしろく、楽しく過ごしました  など