「新田児童館inそあとの庭9・17」開催の報告

H28年度 SOAT・榴岡児童館・新田児童館 協働プロジェクト

開催日時:2016年9月17日(土) 10:00~15:00
開催場所:ArtGallery そあとの庭
参加者:新田児童館 児童37名、職員4名
講師:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
SOATスタッフ:藤原久美子、小川 牧、西村優衣子、千葉彩香

仙台市新田児童館の子ども達37名がそあとの庭にやってきました。
最初の活動はお昼ごはんを楽しく食べるためのひみつ基地作り。
テントにビニールシートを張り、ペンで絵を描いたりスズランテープを巻いて自由にデコレーションします。
紐を渡してベンチに見立てたり、葉っぱを吊るしてミノムシの飾りを作るなど、子どもならではの発想が光りました。
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庭の端まで虫やトチの実を探しにも行き、お腹を空かせたところで皆で作った基地でお弁当を食べてひと休み。
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午後は庭の外に探検に出掛け、「何が見つかるかな?」と田んぼや池のある自然の道をぞろぞろ歩いて回りました。
児童館職員の豆知識を聞きながら「うわー、でっかい蜘蛛の巣!」「アオサギだ!」と色々なものを見つけては捕まえたり観察しながら楽しみました。
他にもビニールの透明な絵に額縁を付けて作品にしたり、段ボールで造形活動、トチの実投げ、はじめてののこぎりに挑戦するなど、子どもたちの「こうしてみたい!」や「どうなるんだろう?」という発想と好奇心から様々な遊びが生まれ、大人も子どもも一緒になって取り組みました。
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子ども達は「まだ遊びたい!」「楽しかった~」と作った作品や拾った実などを大事に持ち帰り、笑顔で終了。遊び疲れるほど普段とは違った活動を楽しむことが出来たようでした。
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9月「ツリーハウスか?」

開催日 9月25日(日)
時間 11:00~15:00 (受付10:30~)
対象者:子ども(2才)~大人まで
参加者:大人7名、子ども9名 計16名
講師 齋 正弘(宮城県美術館元教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ 4名:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、西村優衣子
資料撮影:渡邊廣一(ボランティア)
まなびの庭2016 9月チラシ オレンジ
以前のまなびの庭で切り倒した庭の木や木材を使って、齋さん流ツリーハウス作りを行いました。
まずは金槌の使い方を教わって釘打ち作業。釘で木材を繋ぎ留めていきます。
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初めて挑戦するというお子さんも、最初は金槌をうまく釘に当てられないなど苦戦していましたが、何回もやるうちに丁度いい力加減でまっすぐ釘を打てるようになり、「もっと打ちたい!」と、トントンカンカンと良い音が庭にたくさん響きました。
お母さん達も普段やらない釘打ちや力仕事に新鮮な気持ちで取り組み、大人ならではのパワーを発揮して子どもと一緒に楽しんでいたようでした。
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最終的にアスレチックのような不思議な作品が出来上がり、子ども達は自分たちで作り上げたツリーハウス?を何度も登ったり下りたり、嬉しそうに繰り返し遊んでいました。
ほかにも庭の大きな木の枝に階段用の木端を打ち付け、木の高いところまで登り、登った人にしか分からない景色を見てみるなど、体を動かしながら五感で自然と創作をじっくり楽しむ一日となりました。
参加者からの感想
・貴重な体験ができて楽しかったです。
・釘うちの上達に驚きました。
・どうなることかと思いましたが、子どもたちと大人の力を上手くあわせて楽しい遊具ができてすごい!と思いました。
・初めて金づちと釘を使ったので初めは要領がつかめず手こずっていましたが、だんだん楽しみがわかってきたようでした。みんなでつくったので、達成感が大きかったです。
・大きいくぎを打つことが難しそうでしたが、やりたいようにやってみることができて、とても楽しそうでした。半日過ごすことで、色々とアイディアが浮かぶようでした。
・子供の興味の赴くまま楽しく活動できました。「釘を打つ」というスキルも身に付けられました。
ほか、

「ファブリック眼鏡ケースを作ろう!」

開催日:2016年9月4日(日)
開催時間:10:30~16:00
開催場所:泉ハウジングパーク紫山 センターハウス1F
参加者:25名
講師:千田教子(パッチワーク・布小物作家)
サポート:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)

200種類以上の生地の中から好きな布を選んで作る、針や糸を使わない眼鏡ケース作りを行いました。
用意された布は本当に色や模様のバリエーションが豊かで、見ているだけでも楽しくなります。
特に大人の方はじっくり時間をかけてこだわりの布を選んでいました。
講師の千田さんの説明を聞きながら、型紙にそって材料のシートや布を切り、ボンドなどで貼り合わせて作っていきます。
小学生のお子さんも一人ではさみを使い、途中少し疲れても最後まで頑張って取り組んでいました。
「プレゼントにする」という参加者も多く、相手に似合いそうな柄を選ぶ姿や、「おじいちゃんとおばあちゃん喜んでくれるかな?」とお母さんとお話しながら作品を作るお子さんの姿は、心がほっこりしました。
眼鏡ケースが出来上がると、大人も子どもも出来栄えに達成感と安心の笑顔がこぼれました。
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参加者からの声
「出来て嬉しいです!」
「ちょっと難しい所もあったけど楽しかった。」
「良い柄です。どこにも売ってない、自分だけ、っていうのがいいですね。」
などの感想がありました。
自分用にもプレゼント用にも、使う人がハッピーになれる眼鏡ケースになれば良いですね。

「版染のれんを作ろう」

開催日:2016年9月3日(土)
開催時間:10:30~16:00
開催場所:泉ハウジングパーク紫山 センターハウス1F
参加者:15名
講師:濱 千尋(作家)
サポート:岡 里美

スチレンボードでスタンプを作るのが初めてという方が多かったですが、みなさん上手に版をつくっていました。
色を変えて押したり、いくつも並べて押すことでおもしろい絵に。
参加者同士版を交換して押す姿も見られました。
布を少しぬらしてから筆につけた染料をおいていくと、染料がにじんで幻想的な色になります。
模様を描くように染めたり、虹色に染めたり個性的なのれんになりました。
風景画のように描いた小学生や、アートな2歳児も。
「子ども部屋の段ボールハウスにつけます。」という方もいらっしゃいました。
2歳〜ご年配の方まで多くの方にご参加いただき、楽しい時間となりました。
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「榴岡児童館inそあとの庭9・10」開催の報告

H28年度 SOAT・榴岡児童館・新田児童館 協働プロジェクト

開催日時:2016年9月10日(土) 10:00~15:00
開催場所:ArtGallery そあとの庭
参加者:榴岡児童館 児童20名、職員3名
講師:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
SOATスタッフ:藤原久美子、小川 牧、すがわらじゅんいち、西村優衣子

榴岡児童館の子ども達20名がそあとの庭にやってきました。
最初は基地作り。
みんなで協力しながらテントにビニールシートを張り、そこに絵を描いたりテープを貼って飾り付け、自分たちが楽しくお昼を食べるための素敵な空間を作っていきます。
入り口にはスズランテープのカーテン、壁には窓を作るなど、各自のアイディアを活かしながらデコレーションを楽しみました。
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お昼ごはんは基地になったテントでいただきます!
カラフルな基地でみんなで食べるお弁当は楽しくて美味しいね。
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午後は庭の外まで探検に出掛けました。
生い茂った草をかき分け、蜘蛛の巣の下をくぐったり、急斜面を登ったり、豊かな自然におっかなびっくりしながらも子ども達は生き生きとした表情でどんどん進んでいきます。
釣りをしているお兄さん達に釣った魚を見せてもらうという出会いもありました。
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その後はフレームを使って午前に描いた絵を切り取って作品作りや、
段ボールを組み合わせて子ども専用のトンネル基地作り、
ロボットや鎧のようなファッション作りなどそれぞれにやりたい事に取り組みました。。
子ども達なりに「こうしてみよう!」「どうしたら出来るかな?」と頭と体をたくさん働かせていたように思います。

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子ども達からの声
「草むらでいなごをつかまえました。」「ひみつ基地づくりが楽しかった。」「テントの下でのお弁当がおいしかったです。」など「楽しかった!」と「また行きたい!」の声がたくさん聴かれ、充実した時間を過ごすことが出来たようで良かったです。

「新田児童館inそあとの庭9・3」開催の報告

開催日時:2016年9月3日(土) 10:00~15:00
開催場所:ArtGallery そあとの庭
参加者:新田児童館 児童50名、職員4名
講師:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
SOATスタッフ:藤原久美子、小川 牧、澤村志歩、渡邊廣一

H28年度 SOAT・榴岡児童館・新田児童館 協働プロジェクトinそあとの庭
仙台市新田児童館の子ども達が大型バスで、そあとの庭にやってきました。

探検に出発!
草むらや田んぼの間、木の下の小道など自然の中を歩きながら
「あ、バッタだ!」「クマが出てきたら恐いなぁ~」「いろんなキノコがあるね。」など、見たり触ったり、みんなでワイワイと自然との触れ合いを楽しみました。
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テントや木の間に張った大きなビニールシートに自由にお絵かき。
色々な色のポスカや油性ペンを使い、手を大きく動かしながら字や記号を描いたり、透明感を活かしてシート越しに見える友達を描いたり、次第にビニールに穴を開けてみたり、マニキュアのように爪に色を塗ってみるなどそれぞれの発想を広げながら取り組みました。
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午後はお絵かきの続きを少しやった後、トリミング技法で作品作りに挑戦しました。
絵を描いたビニールシートにフレーム(額縁)を当てて好きな場所を決めたら、その部分を切り抜きフレームに貼ります。できあがったら紐を付けて庭の好きな場所に飾り、みんなで作品を観て周りました。
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小さな美術館のようになったお庭で遊んでいるうち、あっという間に活動が終了。
子ども達からは「楽しかった」「もっと遊びたい」と沢山の笑顔をいただきました。
反省点を活かしながら次回もそあとの庭ならではの楽しい活動にしていきたいと思います。