開催日:2016年11月13日(日)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:大人11名 子ども12名 計23名
講師:半澤夏実(野あそびコンシェルジュ)
SOATスタッフ 4名:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、西村優衣子
資料撮影:渡邊廣一(ボランティア)
野あそびのプロフェッショナルである半澤さんを講師に迎え、庭の中だけで楽しむ遠足会を開催しました。
葉っぱのじゅうたん作りでは最初に庭を歩いて回り、紅葉してカラフルに染まった葉や、木の実を探して集めていきます。
「あの鳥はね、この葉っぱはね、そのキノコはね…。」と、半澤さんは途中で出会う色々なものを丁寧に教えてくれ、「そうなんだ~!」「すごい!」「じゃあこれは?」と大人も子どもも目を輝かせ、普段よりも集中して五感を働かせながらたくさんの秋を探しました。
家族ごとに協力してアイディアを出し合いながら集めた自然物をシートの上に並べ、自由にじゅうたんをデザインしていきます。
毛糸やペンも使って、どの家族もそれぞれに素敵な秋色じゅうたんが完成!
焼き芋作りでは、レンガで焚き火台を作り、薪を並べて火をつけ、正しいやり方を教わりながら包んだ芋を並べていきます。
火が消えないように時々風を送ったり、手作りじゅうたんの上でご飯を食べたりくつろぎながら焼きあがるのを待ち…。
出来たお芋は手で割ると綺麗な黄色で、ねっとりホクホクでとても美味しく、みんな笑顔で頬張っていました。
他にもはっぱじゃんけんで遊ぶなど、秋の自然をたくさん満喫して家族とも自然とも仲良くなれた楽しい一日でした。
参加者からの感想
・自然の中でアートのアイディアが自分でもびっくりするくらい沸いてきた。子ども達も斬新なアイディアで作ってくれた。焼き芋おいしかった。先生がたくさん引き出してくれたり、教えてくれたり勉強になった。他の参加者の作品も参考になった。
・秋のカーペット、自分では思いつくことができないテーマで、親子で制作することができ楽しむことができました。
・講師の先生がいつもと違う先生だったので遊び方も新鮮だった。
・かえるの催眠術が初めての経験で楽しかったです。
・楽しい遊びたけでなく新しい知識をたくさん増やしました。
・火を使ってやきいもを作れてよかったです。
・葉っぱでじゃんけんなど私には気づかない遊びをたくさん教えて頂いて私も子供も楽しかったです。
・はじめての参加でしたが、半澤先生の言葉1つ1つを聞いて頑張っている姿を見て参加して良かったなあと感じています。
ほか、
作成者アーカイブ: SOAT
10月「ハローハロウィン」
開催日:2016年10月16日(日)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:大人20名 子ども19名 計39名
講師:齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ 4名:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、西村優衣子
資料撮影:渡邊廣一(ボランティア)
年間のまなびの庭ワークショップの中でも人気の高いハロウィンパーティーが今年も開催されました。
午前の活動は本物のかぼちゃを使ったジャックオーランタン作り。
くじ引きの紐を引いてかぼちゃをゲットし、底をくりぬいて中身を掻き出します。
「種がいっぱい!」「変なにおいがする~」など大人も子どももワイワイ盛り上がって作業していました。
次に〝怖い顔〟をイメージしながらかぼちゃに目や口を描き、描いた線に沿ってカッターやテーブルナイフで切り込みを入れていきます。大人と子どもでそれぞれ出来る仕事を分担しながら協力して取り組み、最後は表情豊かで素敵なジャックオーランタンがたくさん並びました。
午後は服をリメイクしたり、紐や自然物など色々な材料を使って衣装作りです。
自分がなりたいおばけを想像しながら、帽子やステッキ、カラフルなビニールマントなどアイディアを活かした衣装がたくさん出来上がり、手作りお菓子入れも持って、最後はみんなで仮装行列!
「トリック・オア・トリート!」の合言葉でお菓子を貰って、笑顔で終了。
五感を使った一足早いハロウィンを楽しむことが出来ました。
参加者からの感想
・カボチャのランタン作成がとても楽しかったです。自宅でも機会があれば作成してみたいと思いました。子供もとても楽しんでいたので良い企画でした。
・かぼちゃをくり抜く作業、子ども達も親も夢中になれハロウィンらしくて良かった。顔も並べてみたら、それぞれ個性があって面白かった。仮装の衣装作る時間もう少し欲しかった。
・自由な感じで楽しかった。ランチ美味しかった。自然とふれあいながら遊ぶことができて良かった。
・午前のジャックオーランタンほりは初めてやりました。午後の仮装作成は子供がすっかりはまりました。(服に絵を描けるなんてすごい!とおどろいていました。)子供は一日通して大満足でした。また来年もぜひ参加したいです。
ほか、
H28年度「にじいろぱれっと・えんそくワークショップ」終了の報告
開催日:2016年10月28日(金)
場所:ArtGallery そあとの庭
時間:10:00~13:30
参加者:石巻市北上子育て支援センター、石巻市立相川保育所 児童、保護者、職員、計52名
(児童19名、保護者22名、職員11名)
講師:花澤洋太(東京学芸大学美術分野准教授)
石井壽郎(東京学芸大学美術分野准教授)
笠原広一(東京学芸大学 美術分野 准教授) 東京学芸大学生5名(田中咲也子、遠山彩夏、末永幸歩、竹 美咲、平石 亘)
協賛:株式会社日清製粉グループ本社
共催:東京学芸大学
協力:石巻復興支援ネットワーク
主催:NPO法人東北の造形作家を支援する会(略称:SOAT)
活動趣旨
3・11東日本大震災で津波の被害により未だ復興の途中にある石巻市北上町の子どもたちを大型バスで送迎、「ArtGalleryそあとの庭」1000坪の自然環境を活用したアートワークショップを体験することで、復興工事で遊び場所も限られている子どもたちの心のケアと育成に繋げる効果を図る。
また、東京学芸大学教員とゼミ生が参加する事で新たな活動の幅を広げる効果を図ると共に、関東の大学生にとっては交流創作活動を通してメディア報道では知りえない被災地状況を体感し、知っていただく活動。
活動内容
大型バスに乗り片道2時間、子育て支援センター・相川保育所の皆さんがそあとの庭にやってきました。
見慣れない自然・人・建物に「どんなことをするのかな?」とそわそわした様子の子ども達、そしてちょっと緊張した様子のスタッフ学生たち。
さっそく活動スタートです。
午前の活動
食育ワークショップ「親子でポリパン作り!」
講師:日野 貴恵(Hugworks bread&cook 天然酵母と国産小麦のパン教室薬膳料理教室 代表)
石巻で生まれ育った日野貴恵さんを講師に迎え、ポリ袋で簡単に出来るパン作りを行いました。
袋の中に強力粉や水などの材料を測って入れ、シャカシャカ振ったり捏ねたりしながら生地をまとめます。
一次発酵の終わった生地を丸く形成してフライパンやホットプレートに並べ、二次発酵させたら焼いて完成!
親子一緒に協力しながら和気あいあいと楽しく調理。お母さんはさすが慣れた手つきで、子どももそれを真似ながら頑張って取り組んでいました。
ふっくらと焼きあがったパンは、パスタやスープなどのバイキングランチと一緒にいただきます!
「柔らかくて美味しい!」と自分で作った特別なパンを皆さん笑顔で頬張っていました。
午後
子どもの活動「秋を見つけてあそぼう!」
講師:東京学芸大学教員3名、学生5名
学芸大の学生が主体となりながら、子どもたちと秋を探しに探検に出発しました。
池や田んぼのまわりをみんなでぞろぞろ、いつもとは違う景色にドキドキワクワク。
子どもたちは何気ない道にも「あ、バッタ!」「これなんだろう?」と大人が気付かないようなものにも興味を示し、観察したり触ったり、自然を肌で感じていたようでした。
蔦で縄跳び遊びやリース作り、丸太で電車ごっこ、竹を叩いて演奏など、身の回りの素材から色々な遊びをどんどん見つけて楽しみました。
大人の活動「樹脂粘土で季節飾りを作ろう!」
講師:SOAT
子どもたちと離れ保護者は、乾くとプラスチックのような質感になる樹脂粘土を使って創作活動を行いました。
粘土と粘土版、のし棒が配られると「懐かしい、小学生ぶりかも。」と盛り上がるお父さん、お母さん達。
粘土の基本的な扱い方の説明後、練習としてバラの作り方に挑戦しました。
その後はサンプルを見たりイメージを膨らませながら好きな造形を楽しみ、木箱や透明な容器に自由に組み合わせていきます。
手を動かしているうちにどんどん新しい発想や作品が出来上がり、子どものように自由に楽しく、熱中して取り組んでいたようでした。
参加者の声
「楽しかった!」
「色々な事が出来て面白かった。」
「子どもと一緒に楽しめて良かった。環境も良いし、ご飯も美味しかった。」
「普段とは違う体験が出来て楽しかった。」
「粘土は帰ったら子どもと一緒にやってみたいと思います。」
「また来たいです。」
等の感想をいただき、短い時間ではありましたがとても充実したひとときを過ごすとことが出来たようでした。
東京学芸大学生からの感想
「子どもたちは何気ない素材からいくつもの遊びをどんどん見つけて楽しんでいて、遊びの天才だと思った。みんなで散歩をするだけでも時間内で無理なく充分楽しめた。」
「自然がたくさんある中でのびのび活動できる環境が良かった。保護者の方もリラックスしてこちらを信頼してくれていたようで良かった。」
「自分が考えていたプラン通りにはいかなかったが、結果的にみんな楽しく活動できたので、こういうものもありだなと勉強になった。」
等、それぞれに実践を通した学びが得られたようでした。
アートで繋ぐ復興支援活動in石巻~開催の報告!
手芸粘土教室(クレイアート)指導者養成講習会
開催日:2016年10月20日(木)
開催時間:10:00~17:00
開催場所:Coworking!@Ishinomaki(石巻市穀町12-25 大もり屋本店ビル1階)
参加者:石巻地域で手芸粘土教室の運営を希望する方 14名、
株式会社日清製粉グループ2名、
高頭千代子(被災者支援事業コーディネーター)
主催:株式会社日清製粉グループ本社
協賛:日清アソシエイツ株式会社 商品販売事業部
講師:大脇達也(日清アソシエイツ株式会社 商品販売事業部)、藤原久美子(SOAT)、佐藤晴香(SOAT)
活動趣旨
3.11で被災した地域の復興支援活動として自ら手芸粘土教室の運営を希望する団体に対し、指導員(インストラクター)を養成する研修。
仮設住宅が撤去されておらず、十分な遊びの場や機会のない地域の児童に対し、遊びの機会を提供する。または仮設住宅及び災害公営住宅等の居住者に対し、手芸粘土活動により、地域コミュニティ活動への参加への「きっかけ」を提供する。
仮設住宅でのコミュニティ活動に停滞が生じている地域、災害公営住宅においてコミュニティ再編や形成を必要としている地域の自治会や地元支援団体に対し、手芸粘土教室開催・運営という活動機会を提供する。これにより被災地の「心の復興」の一助とする。
活動内容
10:00~12:00 手芸粘土の取扱い方
講師:大脇達也(日清アソシエイツ(株))
粘土のこね方や保管方法など、基本的な取り扱い方から始まり、今回使用の樹脂粘土を触るのが初めてという参加者でも安心して取り組める講座でした。
ポイントを教わりながら粘土を丸める、つぶす、といった簡単な動作でマカロンやアイスクリームを作りあげると参加者は「本物っぽい!」「意外と簡単に出来た」と仕上がりに驚き、コツをつかむまで何回も練習をしていました。
13:00~17:00 手芸粘土による造形遊び
講師:藤原久美子、佐藤晴香(SOAT)
実際の事例紹介(0.5h)
講習作品のアイデア出し(1h)
午後は花やお菓子など応用的な作り方を行い、バリエーションの幅を広げる活動です。
薄く伸ばしたり、型を抜いたり、使い方によって全然違う仕上がりになるのが樹脂粘土の奥深く面白いところで、「こんな風にもなるんだ!」と色々な手法を試しながら学んでいきました。
後半は参加者に持参していただいたアイテムを活用して、それぞれの自由な発想で制作に取り組みます。
午前に行った丸める動作を応用して仙台名物のずんだ団子を作ったり、好きな色のお花と葉っぱを組み合わせてバスケット飾りに仕上げたり、細かい表現にこだわりながら動物に挑戦したり、
手を動かすうちに様々なアイディアが出て、参加者は時間のかぎり熱心に取り組んでいました。
参加者からの声
・楽しくあっという間の時間。子どもたちへこの楽しさを伝え、楽しい時間を過ごしてもらう為に指導していきたい。
・年齢、性別等に関係なく、自身が開催しているサロンで明日にでもすぐ活用できることがよく分かった。粘土細工は作ったことがあったが、今回の受講できちんと教えてもらえたので安心して取り組める。
・指導する立場とすると、本日の受講だけでは粘土の扱いに不安があるが、作ったものを見せ合ったり自然と会話が弾むのは素晴らしい時間になると思うので、頑張りたい。
・有意義な時間を過ごすことができた。親子向け、仮設住宅向けなどいろいろ開催していけたらと思う。
などの感想が寄せられ、実際の教室開催に向けての不安はあれど、全員が「出来る・出来そう」と満足度の高い充実した講座となったようでした。
この活動が地元の笑顔に繋がっていくと嬉しいですね。
「羊毛フェルト・ポンポンキーホルダー作り!」
10月9日(日)
場所:ララガーデン長町 1階 ひかりの広場
1日限定50個、無くなり次第終了!
AM10:00~ PM13:50 定員のため受付終了
講師:遠藤満里子(羊毛フェルト作家)
サポート:藤原久美子(SOAT)横田由華(アーティスト)
概要:
講師遠藤満里子氏があらかじめ用意したカラフルな色に染められた羊毛を使って、かぼちゃお化けなどのハロウィンをイメージしたキャラクターのオリジナルポンポンを作ります。
出来上がったポンポンは、ストラップやキーホルダとして可愛く持ち歩くことが出来ます。
作り方
オリジナル厚紙台紙に羊毛を巻き付けて、ストラップ金具を通したひもで羊毛を縛る。
ループしたいるところをはさみで切り、はさみで形を整えフェルトを切って作ったパーツを貼り付けたら出来上がり。
参加者は、子どもから大人までそれぞれに工夫しながら楽しい!可愛い!
仕上がると、笑顔いっぱい!
楽しい時間を過ごしていただきました。
「ミニチュア風鈴を作ろう!」
10月8日(土)
場所:ララガーデン長町 1階 ひかりの広場
1日限定50個、無くなり次第終了!
11:00~13:50 定員のため受付終了
講師:はまちひろ(アーティスト)
サポート: 藤原久美子(SOAT)石森ももこ(アーティスト)
概要:
風を受けて鳴る済んだ音が、ひと時の癒し空間を作り出します。
参加者は、あらかじめ用意された風鈴の土台に好きなパーツを取り付けて、
自由にデコレーション!オリジナルハロウィンでユニークな風鈴作りを楽しみます。
作り方:
参加者は、用意されたオリジナル風鈴の土台の中から好きな土台を選びます。
沢山用意された木片パーツなどに好きな模様や色を付け、飾り付けたら出来上がり!
全ての参加者から楽しかった。
飾り付けを沢山してバランスをとるのが難しかったけどうまくいったときは、うれしかった。
工夫してうまくできた!などの感想を頂きました。
ワークショップ開催5分で満席となり、3時間ほどで参加限定50人のワークショップを好評のうちに終了いたしました。
SOAT/ララハロウィン・ディスプレー展示
「ハロウィン キャンディーポット&オーナメントBOX 作り」
開催日:2016年9月22日(木祝)
開催時間:10:30~16:00
開催場所:泉ハウジングパーク紫山 センターハウス1F
参加者:12名
講師:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
サポート:西村優衣子(作家)
ハロウィン飾りにぴったりなステンドグラス風のキャンディーポットや、羊毛のポンポンを使ったオーナメントボックス作りを行いました。
どちらか片方を選んだ方もいれば、両方に挑戦した方もいらっしゃいました。
キャンディーポットは、グラスに描かれた絵柄の中から好きなものを選び、絵の縁の中を専用絵の具で塗って作ります。
塗ったばかりの個所に触れないようにグラスをくるくると回しながら、塗り絵のように自由な配色で塗っていきました。
慣れてくると模様を重ねたり、名前を描き入れるなどのこだわりアレンジも。
世界に一つの作品が出来上がりました。
参加者の声
「乾いて中にライトを入れたらきっと綺麗!楽しみ。」
「息を止めてしまうほど集中しちゃいました。」
「塗り絵が好きなので楽しかった。家でグミを入れたい。」
と完成後を想像しながら楽しく取り組んでいました。
ポンポンのアートボックスは、まず箱に飾るキャラクター作り。
ふわふわの羊毛を型に巻いて縛って、切って形を整えたら、フェルトシートで目などを付けます。
それを箱の好きな場所に配置してくっつけ、更に好みのパーツで飾り付けをして完成。
キャラクターには服や髪飾り、箱には街並みや文字の装飾など、スタッフもびっくりのアイディアとこだわりがたくさん見られました。
参加者の声
「楽しかった。今はまっているかるたの要素を入れてみました。」
「色々な飾りを付けて可愛くできました。」
と自由な発想で制作に取り組み、可愛く楽しい、個性的な作品が出来上がりました。
SOAT/吉野作造記念館・9月芸術文化事業
「マーブリングで遊ぼう!」
開催日時:9月24日(土)10:00~12:00
開催場所:吉野作造記念館(宮城県大崎市古川福沼1-2-3)
参加者:幼児~小学生 30名
講師:藤原久美子(SOAT)、佐藤晴香(SOAT)
マーブリング技法で染めた画用紙を使ってペーパークラフトを作るワークショップを開催しました。
まずはデモンストレーションでトレーに張った水の上に専用の絵の具を数滴垂らし、表面を引っ掻くように軽く模様を混ぜます。そこに画用紙を付けて引き上げると、画用紙には綺麗なマーブル模様が現れ「うわぁ~!」「すごい!」とみていた子ども達だけでなくお母さんたちの表情も輝きました。
やり方を覚えたら早速マーブリングに挑戦。
選ぶ色の組み合わせや混ぜ方によって全然違う模様になり、予想しないカラフルで美しい模様が出来上がるたびに、驚きと喜びの笑顔が見られました。
出来上がった画用紙を乾かしたら、今度はその紙でペーパーバッグ作りにチャレンジ。
説明をよく聞いて、2枚の画用紙を貼り合わせたり折ったりしながら作っていきます。
袋の形が出来たら持ち手のリボンを付けて、好みで飾り付けをして完成。
残った時間で鳥や飛行機などのオーナメント作りに取り組む子もいました。
ワークショップとりまとめ本『そうさくの庭』と、作った作品を大事にお持ち帰り、笑顔で終了となりました。
参加した子どもの声
「色々な模様が出来て面白かった。」「上手に出来上がって良かった。」
保護者の声
「食育イベントなどには時々参加するけれど物作りイベントはあまり無いので、楽しみにしてきました。」
「お友達と一緒に参加出来て嬉しそうでした。」「子どもがとても楽しんでいました。立派な本もありがとうございます。」
等の感想をいただきました。
今後も子どもたちの創造性が広がるような創作活動の機会をたくさん作れたら良いなと思います。
「新田児童館inそあとの庭9・17」開催の報告
H28年度 SOAT・榴岡児童館・新田児童館 協働プロジェクト
開催日時:2016年9月17日(土) 10:00~15:00
開催場所:ArtGallery そあとの庭
参加者:新田児童館 児童37名、職員4名
講師:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
SOATスタッフ:藤原久美子、小川 牧、西村優衣子、千葉彩香
仙台市新田児童館の子ども達37名がそあとの庭にやってきました。
最初の活動はお昼ごはんを楽しく食べるためのひみつ基地作り。
テントにビニールシートを張り、ペンで絵を描いたりスズランテープを巻いて自由にデコレーションします。
紐を渡してベンチに見立てたり、葉っぱを吊るしてミノムシの飾りを作るなど、子どもならではの発想が光りました。
庭の端まで虫やトチの実を探しにも行き、お腹を空かせたところで皆で作った基地でお弁当を食べてひと休み。
午後は庭の外に探検に出掛け、「何が見つかるかな?」と田んぼや池のある自然の道をぞろぞろ歩いて回りました。
児童館職員の豆知識を聞きながら「うわー、でっかい蜘蛛の巣!」「アオサギだ!」と色々なものを見つけては捕まえたり観察しながら楽しみました。
他にもビニールの透明な絵に額縁を付けて作品にしたり、段ボールで造形活動、トチの実投げ、はじめてののこぎりに挑戦するなど、子どもたちの「こうしてみたい!」や「どうなるんだろう?」という発想と好奇心から様々な遊びが生まれ、大人も子どもも一緒になって取り組みました。
子ども達は「まだ遊びたい!」「楽しかった~」と作った作品や拾った実などを大事に持ち帰り、笑顔で終了。遊び疲れるほど普段とは違った活動を楽しむことが出来たようでした。
9月「ツリーハウスか?」
開催日 9月25日(日)
時間 11:00~15:00 (受付10:30~)
対象者:子ども(2才)~大人まで
参加者:大人7名、子ども9名 計16名
講師 齋 正弘(宮城県美術館元教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ 4名:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、西村優衣子
資料撮影:渡邊廣一(ボランティア)
以前のまなびの庭で切り倒した庭の木や木材を使って、齋さん流ツリーハウス作りを行いました。
まずは金槌の使い方を教わって釘打ち作業。釘で木材を繋ぎ留めていきます。
初めて挑戦するというお子さんも、最初は金槌をうまく釘に当てられないなど苦戦していましたが、何回もやるうちに丁度いい力加減でまっすぐ釘を打てるようになり、「もっと打ちたい!」と、トントンカンカンと良い音が庭にたくさん響きました。
お母さん達も普段やらない釘打ちや力仕事に新鮮な気持ちで取り組み、大人ならではのパワーを発揮して子どもと一緒に楽しんでいたようでした。
最終的にアスレチックのような不思議な作品が出来上がり、子ども達は自分たちで作り上げたツリーハウス?を何度も登ったり下りたり、嬉しそうに繰り返し遊んでいました。
ほかにも庭の大きな木の枝に階段用の木端を打ち付け、木の高いところまで登り、登った人にしか分からない景色を見てみるなど、体を動かしながら五感で自然と創作をじっくり楽しむ一日となりました。
参加者からの感想
・貴重な体験ができて楽しかったです。
・釘うちの上達に驚きました。
・どうなることかと思いましたが、子どもたちと大人の力を上手くあわせて楽しい遊具ができてすごい!と思いました。
・初めて金づちと釘を使ったので初めは要領がつかめず手こずっていましたが、だんだん楽しみがわかってきたようでした。みんなでつくったので、達成感が大きかったです。
・大きいくぎを打つことが難しそうでしたが、やりたいようにやってみることができて、とても楽しそうでした。半日過ごすことで、色々とアイディアが浮かぶようでした。
・子供の興味の赴くまま楽しく活動できました。「釘を打つ」というスキルも身に付けられました。
ほか、
「ファブリック眼鏡ケースを作ろう!」
開催日:2016年9月4日(日)
開催時間:10:30~16:00
開催場所:泉ハウジングパーク紫山 センターハウス1F
参加者:25名
講師:千田教子(パッチワーク・布小物作家)
サポート:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
200種類以上の生地の中から好きな布を選んで作る、針や糸を使わない眼鏡ケース作りを行いました。
用意された布は本当に色や模様のバリエーションが豊かで、見ているだけでも楽しくなります。
特に大人の方はじっくり時間をかけてこだわりの布を選んでいました。
講師の千田さんの説明を聞きながら、型紙にそって材料のシートや布を切り、ボンドなどで貼り合わせて作っていきます。
小学生のお子さんも一人ではさみを使い、途中少し疲れても最後まで頑張って取り組んでいました。
「プレゼントにする」という参加者も多く、相手に似合いそうな柄を選ぶ姿や、「おじいちゃんとおばあちゃん喜んでくれるかな?」とお母さんとお話しながら作品を作るお子さんの姿は、心がほっこりしました。
眼鏡ケースが出来上がると、大人も子どもも出来栄えに達成感と安心の笑顔がこぼれました。
参加者からの声
「出来て嬉しいです!」
「ちょっと難しい所もあったけど楽しかった。」
「良い柄です。どこにも売ってない、自分だけ、っていうのがいいですね。」
などの感想がありました。
自分用にもプレゼント用にも、使う人がハッピーになれる眼鏡ケースになれば良いですね。