令和7年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 10/18 新田児童館「坪沼自然体験ワークショップ/ダイコンの間引き」開催

開催日時:2025年10月18日(土)10:00~15:30
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:新田児童館 児童16名(2、3、4年生) 職員4名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
虎尾裕(宮城教育大学名誉教授)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
バスから降りるなり4年生男子が先頭に行き、下学年の児童に声がけして整列させた。畦道を歩くときは時々振り返り、「後ろが離れたからちょっとストップ。」と声を掛けたりしていた。「すごい、リーダーやっているね。」というと「2年生おそいから。」なんとも頼もしい。「今日は齋じいと何作ろうかな。」子どもたちのわくわく感が伝わってきた。

石段を数えながら登り、社務所と神楽殿に分かれて探検準備をした。

齋じいはいつもの通り、神社の神様の話しと神様への挨拶、バクの彫物について説明し、鎮守の森へと入っていった。

森を抜けると子どもたちは畑で大根の間引きを行った。

畑では農家さんと立派な大根の苗が待っていた。

大きな葉っぱをバリッと広げた姿は見るからにおいしそうだった。

子どもたちは真剣に間引きの注意点を農家さんから聞いて、その通りに間引きを行った。

水分補給後は根添城跡に向かったが、途中でシマヘビを発見した。棒ですくって見せると「やりたい、やりたい」と子どもたちが寄ってきた。シマヘビの特徴を簡単に説明し、逃がしてやった。

齋じいから根添城跡の説明を聞くと今度は篠竹ジャングルまで歩き、細い竹をかき分けて山を下った。背丈より高い竹林の中を通りたくないという2年生もいたが職員の優しいワンプッシュの声がけで頑張ることができた。

昼食後はヒノキ林で遊んだり、ノコギリで木を切ったり、齋じいのお手伝いで櫓の修理や一本橋作りをした。

ターザンロープでは子どもたちがいつの間にか遊びのルールを作っていた。しかも反則と点数を決める係までいた。
林には子どもたちのはつらつとした歓声が響いた。

シーソー遊びでは3人一緒に座ったり自分たちがやりたいと思う方法で遊びを発展させていた。

終了時刻を告げると「え~。もっとやりたい。」そういう声があちこちから聞こえ、10分近く予定をオーバーして活動を終了した。

みちのく秋祭り2025「工芸品工作体験」開催

開催日 2025年10月13日(月・祝)
開催時間 10:00~16:00
開催場所 国営みちのく杜の湖畔公園 津軽の家
参加者  20名
講師・サポート:SOAT 2名

宮城県川崎町にある国営みちのく杜の湖畔公園で開催されたオータムフェスタ2025で活動を行いました。
私たちSOATは東北各地に残る伝統工芸品を気軽に楽しめる「工芸品工作体験」を担当しました。

青森県ねぶた祭りを彩る「金魚ねぶたつくり」、秋田県の竿灯祭りで使われる竿灯(提灯)をモチーフにした「和紙のランプシェードつくり」を体験していただきました。

ご来場されたみなさまに楽しんでいただく事ができました。ありがとうございました。

2025・SOAT のアートワークショップ「ハロウィンリースつくり」開催

開催日時:2025年10月12日(日)11:00~16:00
開催場所:tbcハウジングステーション仙台駅東口
参加者:20名
講師:髙橋明日香
サポート:SOAT佐藤

ハロウィン気分を盛り上げてくれるオリジナルリースを作るワークショップを開催しました。
リースの土台はキラキラのハロウィンカラー。飾り付けのパーツはおばけやジャックオーランタン、猫やコウモリなど、カラフルで種類も豊富です。たくさんの材料の中から自分の好きな組み合わせで作れるのが今回の面白いポイントの一つです。

どれにしようかな~、と選ぶ皆さんの表情からワクワクの気持ちが伝わりました。
飾りをワイヤーをねじって留める作業は少し難しく感じる部分もあったようですが、一つ一つ丁寧に取り組み、どの方も上手に作り上げていました。

土台に似合う色の飾りを選んだり、安定する飾りの付け方を考えたり、それぞれに工夫が見られたのも良かったです。
完成したリースはどれも豪華で、見ているだけで気分はすっかりハロウィン!

参加者からの感想
「可愛くできた。」「ワイヤーを留めるのが少し難しかった。」「ハロウィンが楽しみ。」「いつもワークショップを楽しみにしています。」など。

ハロウィンは特に何もしないという声も聞かれましたが、手作りリースで少しでも楽しい時間を過ごしていただけたら嬉しいです。
ご参加いただき、ありがとうございました。

令和7年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 10/11 新田児童館「坪沼自然体験ワークショップ/さつまいもの収穫」開催

開催日時:2025年10月11日(土)10:00~15:30
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:新田児童館 児童11名(2、3、4年生)、職員4名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
虎尾裕(宮城教育大学名誉教授)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
朝から雨だったが、子どもたちは元気にバスから降りてきた。

前回までは畦道が草のジャングル状態だったが、歩くのが特に大変なところの草刈りがしてあった。どこかの農家さんが子どもたちの様子を見ていたのだろうか。誰かはわからないが地域の人の子どもたちへの温かいまなざしを感じた。

途中で雨が少し強くなってきたので雨具を着て神社の石段に挑戦した。

午前中に芋の収穫が予定されていたが、参加者の半分が初参加ということで齋じいは神社の説明や不動様、バクの彫り物などの説明をして鎮守の森へと向かった。

予定の時間にサツマイモの収穫を始められた。
農家さんに堀り方を教えてもらい、それぞれに素手で土を掘り始めた。

雨でしっとりした土の軟らかさは子どもたちも初体験だったに違いない。虫がいる、蜘蛛がいると怖がる子どももいたが農家さんや児童館職員の声がけで頑張ることができた。

掘ってみれば芋の大きさに驚いたり、うれしがったり。苦労の分だけ収穫は大きかった。

収穫が済むと次は篠竹のジャングルをかいくぐりながら山道を歩くことに挑戦した。

雨降りでも子どもたちはパワーは落とすことなく頑張った。

昼食後はヒノキ林で桧のお土産作りや遊具で遊んだ。

齋じいがノコギリの使い方を説明し、切り方の実演、子どもたちの練習を経て、それぞれが切りたい木を探してお土産作りを行った。

木の枝払いをする子や切ったヒノキの皮むきをする子もいた。「ノコギリ楽しい?」と聞くとどの子も「うん」と笑顔で答えてくれた。お土産がいらない子どもたちはターザンロープ、ブランコ、シーソーなどで遊んだ。

立てかけてある丸太の上を歩いて遊ぶ子どももいた。どの子もどうやって遊ぶか、考えながら好きな遊びを目一杯行った。

今回の子どもたちは雨が降っても外で遊べるという、ある意味貴重な体験をすることができた。

活動終了後はまた雨の中を10分程度歩いてバスへと向かった。

※ダイコン(9/23播種)の生育状況

令和7年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 10/8 PM 新田児童館訪問「砂場ワークショップ」開催

日時:2025年10月8日(水) 14:00~15:30
参加者:新田児童館 小学1年生 計14名 職員4名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名

活動内容:
子どもたちが砂場に集まると齋じいはスコップで大きな円を描いた。
砂場に半円、そこからはみ出して残りの半円を描いた。「ここを掘るぞ」その声で子どもたちは砂を掘り出した。

バケツに砂を入れてひっくり返し山の土台を作ったがそこから山作りには発展しなかった。

穴から小石が出てくると洗って置いておくように言われ、子どもたちはそのとおりにしていたが、どうも自分から遊びを見つけきれないようだった。

裸足になってもいいよ、といわれて何人か裸足になり「気持ちいい」と喜んだが、コロナ禍以降子どもたちは土や砂などに触れて遊ぶ経験が少なくなったようだ。子どもたちが砂を掘る様子を見て齋じいは活動内容を砂+水遊びに変更した。

館庭に川を作り、掘った穴を池にして水を流した。すると子どもたちの心のスイッチが入った。バケツやじょうろで水を汲み、池を作ったり何度も川に水を流し入れ、館庭の端まで川の水を流そうと挑戦した。裸足で池に入る子どもが出てきて、いつの間にか池に下半身を沈めたり、泥水を体にかけ始めたり。

児童館の職員もこの日だけは子どもが泥だらけになって遊ぶことを覚悟していた。家でも学校でも、どこでもやれない泥水遊びを子どもたちは目一杯やり遂げた。

こんな遊びは2度とできないということを子どもたちは知っている。きっと大人になったとき楽しかったこの日を思い出してくれるに違いない。

令和7年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 10/4 榴岡児童館「坪沼自然体験ワークショップ/さつまいもの収穫」開催

開催日時:2025年10月4日(土)10:00~15:30
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童9名(2、5年生)職員3名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
虎尾裕(宮城教育大学名誉教授)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
参加予定者は13名だったが、少人数での実施となった。8名が2年生ということもあり、背丈より高い草をかき分けて神社の石段まで進めるか心配だった。

「ここ通るの?」と不安がる女子も何人かいたが、頑張って畦道を抜けた。

途中でひっつき虫の話しや野花を摘む女子、青虫を素手でつかんで喜ぶ男子がいた。最近そういう子どもがいなかったので嬉しかった。

午前中はサツマイモの収穫があったので、社務所で探検準備を済ませ、齋じいと神様への挨拶を終えるとすぐに鎮守の森に入っていった。森の中もショートカットで歩き、スピーディーに芋畑に到着した。

農家さんはニコニコと笑顔で子どもたちを待っていてくれた。農家さんから一通り芋の堀り方を聞くと早速掘り始めた。

今年の芋は生育がよく、太くて大きかった。そのため子どもたちは掘り上げるのに苦労した。「よく掘ったね。」と声を掛けるとどの子も嬉しそうだった。

サツマイモ収穫の後は、探検!

午後からはヒノキ林で遊んだ。

ノコギリなどの道具を自分たちで運び、お土産用にヒノキの輪切りをしたり、竹を探して切ったり、ターザンロープやシーソー、一本橋、ブランコ、そあいてノミを使ったヒノキの皮むきなどやりたいことを自由にやって遊んだ。

不安げに畦道を歩いていた子どもたちとは思えないほど元気一杯に「楽しい」を連発しながら遊ぶことができた。職員がちょうどよい距離感を保ちつつ丁寧な対応をしたことで子どもが安心して遊べたのだろう。

いつもと違う環境の中で気持ちがリセットされ、目一杯体を使って遊んだことで心地よい疲労を感じながら子どもたちは帰って行った。

 
※ダイコン(9/23播種)の生育状況

令和7年度 いしのまき雄勝 10/2-10/3 アートワークショップ「ステンシルのトートバッグつくり」開催

令和7年10月2日(木) 13:30-15:30 小島集会所 参加者8人
令和7年10月3日(金) 10:00-12:00 船越集会所 参加者9人
令和7年10月3日(金) 13:30-15:30 雄勝公民館 参加者16人

協力:社会福祉法人石巻市社会福祉協議会雄勝支所

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
今回は、ステンシルのトートバッグつくりを開催しました。プロも用いるステンシル専用の絵具
と筆を使ったワークショップです。
小島集会所開催風景

型紙を選び、配色を考える、その時間が悩ましくも楽しい時間となりました。
船越集会所開催風景

雄勝公民館開催風景

ご参加下さりありがとうございました。

<参加者の感想>
・今日も楽しく過ごしました
・絵具を持ったのが何年かぶりだったので楽しかったです
・次回も楽しみです
・とても楽しく素敵な作品が出来たと思います。 
・みなさんに会えて良かった
・いつも珍しい作り方をしてもらって楽しいひと時、ありがとうございます。
・簡単なようで少し難しかった
・かわいく出来上がりました など