H30年度児童館協働プロジェクト・坪沼自然探検WS/10月9日榴岡児童館とっとクラブ

開催日時:10月9日11:30~15:00
場  所:坪沼八幡神社周辺および坪沼農園
参加者数:未就学児4名、小学生3名、保護者5名 児童館職員2名
サポートSOAT:藤原久美子、渡邊廣一

活動内容詳細:
 今回のワークショップは榴岡児童館を利用している「とっとクラブ」の子どもたちとその保護者を対象とした活動だった。活動内容がサツマイモ掘りということで未就学児にぜひ体験させたいという児童館側の希望で実現した。未就学児との農業体験はSOATとしても初めてのことだったが、お母さん達が協力的だったため安心してワークショップを行うことができた。
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 子どもたちは坪沼神社の裏参道のきつい坂道を元気に上って、トイレを済ませるとすぐに昼食を取った。境内に敷かれたブルーシートに座り、秋の空気を感じながら食べたせいか、どの子も食事を終えるのが早かった。
しばらく食後の休憩を取り、1時からはヒノキ林に出かけ、保護者と一緒に木製アスレチックで遊んだ。櫓(やぐら)のように組まれた木材を見た保護者は子どもたちが作ったと聞いて驚いていた。「倒れるぞーという活動を行って、木を倒すところから始めました。それを子どもたちがノコギリで切ったり、釘を打ったりして作りました。」説明を聞いたお母さん方は驚いた様子だった。子どもたちはこわごわ櫓の上を歩いたり、長い一本橋を渡ったりして楽しんだ。ブランコもあるよ、と言うと一斉に「ブランコ、ブランコ。」と林の斜面を駆け上がっていった。また、木登りもできるよ、というと子供と一緒になって木登りを始める保護者もいた。子どもも大人も関係なく林の中の自然を気に入ったようだった。
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 40分ほど遊んでから畑に移動した。そこには芋が掘りやすいようにして農家の方が待っていてくれた。お母さんと一緒に土の中に手を入れると、とびきり大きなサツマイモがごろごろ出てきて、みんな大喜びだった。
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子どもが一部欠けた芋を見つけると「モグラさんが食べたんだって。」「モグラさん?」「モグラさんだってご飯食べないと死んじゃうでしょ。」「死んじゃうの?」かわいい会話も聞かれ、とても素敵な時間を過ごすことができた。掘った芋は各自で持ち帰ったが、持参した袋では入りきらない人もいた。
しばし神楽殿で疲れを癒やし、重い収穫を片手にうれしそうな母親と共に赤とんぼの群れ飛ぶ中を帰って行った。
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「ステンドグラス風ハロウィンランタン作り」

開催日:2018年10月21日(日)
開催時間:11:00~16:00
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口
参加者:18名(午前2名、午後16名)
指導:SOAT 佐藤晴香、西村優衣子
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乾くと透明になる絵の具を使って、ステンドグラス風のランタン作りを開催しました。
ガラス瓶にはあらかじめスタッフの手で色々なハロウィンの絵柄が黒線で描いてあります。参加者にはその中から好きな柄を選んでもらい、線の中を塗り絵のように好きな色で塗ってもらいました。
絵の具の量や塗り方のコツが掴めるまでは恐る恐るでしたが、慣れてくるとペン先を上手に使って綺麗に色を塗ることが出来ていました。
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今回は天気が良かったため屋外での開催となり、通りがかりで目に留まって参加しました、という方も多くいました。
ほとんどが家族での参加で、家族それぞれ一人一つの作品に取り組んだり、親子で協力して一つの作品を作るなど、コミュニケーションを取りながら仲良く参加する姿が見られました。
制作中は「ハロウィンは友達とパーティをするんだ。」とハロウィンの予定を嬉しそうに教えてくれる子がいたり、絵の具が少しずつ乾いて透明色に変わってくると「透明になってきた!キレイ!」とガラス瓶を太陽の光に透かしてみたりしながら喜び、「完全に乾燥するともっと透明になるよ」と教えると「えー、楽しみ!」と目を輝かせて完成を心待ちにする様子もありました。
色が塗れたら軽く乾かして、瓶の中にキャンドル型のLEDライトを入れて完成です。
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参加者からの感想
「色塗りが面白かった。」
「簡単にステンドグラスみたいになってすごい。これなら子どもでも出来て良いですね。」
「絵柄が可愛い。良い感じに出来た。」等。
夜のライトアップを楽しみに笑顔でお持ち帰りし、終了となりました。

雁小屋地区・「スパイスクッキング」

開催日:2018年10月14日(日)
開催時間:10:00~12:30
開催場所:福島県新地町 雁小屋地区集会所
参加:地域住民23名(大人21名、子ども2名)
講師:宍戸多恵子(ハーブ上級インストラクター)
SOAT/4名 藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子
雁小屋カレーチラシ
ハーブ上級インストラクターの宍戸多恵子氏を講師に迎え、スパイスクッキングを開催しました。
今回はカレーの仕上げに使う「ガラムマサラ」とメキシコの薄焼きパン「トルティーヤ」作りに挑戦しました。参加者がそれぞれ手作りしたガラムマサラを加え、オリジナルカレーを皆で食べるという楽しい内容でした。
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ガラムマサラは数種類のスパイスをパウダー状に挽いてブレンドしたものです。参加者はそれぞれのスパイスの特徴や効能を聞き、香りを確かめながら「物忘れに聞くスパイスを多めに入れよう」「香りが良いからこれにしようかな」など、それぞれ好みの分量でスパイスを配合しました。それをすり鉢でゴリゴリと細かくなるまですり合わせ、オリジナルのガラムマサラの完成です。スパイスをするたびに漂うエキゾチックな香りに包まれながら、「普段はここまで本格的にやらないから面白い。」「無心になれる。」「ゴリゴリするのが楽しい。」と、男性参加者も作業を楽しんでいました。
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トルティーヤ作りでは、小麦粉やコーンミールなどを混ぜ合わせてあらかじめ作っておいた生地を、参加者が綿棒で直径10㎝ほどに伸ばし、ホットプレートで焼いて作りました。
宍戸さん特製のカレーにできたてのガラムマサラをパラリと振り掛け、トルティーヤ、ターメリックライス、ピクルスサラダと一緒にいただきました。さっきまでガラムマサラとトルティーヤ作りでワイワイと盛り上がっていた会場が静かになるほど皆さん夢中でカレーを頬張り、「美味しい!」「香りが良くて本格的。」「家のカレーと違う。」と驚いていました。子どもには少しスパイシーな味付けのようでしたが、大人からは「もっと食べたい。」「カレーの量が足りなかった。」という声が聞かれるほど好評でした。
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最後はデザートの甘いハーブゼリーと優しい味わいのハーブティーでほっと一息つきました。その後の質問タイムではスーパーで売っている香辛料でもできるか、一度作るとどれくらい日持ちするのかなど熱心な質問があり、講師が丁寧に答えていました。また、日常で活かせるハーブの豆知識なども教わりました
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ワークショップ終了後の感想では「ガラムマサラは家でも使ってみたい。」「みんなでおしゃべりしながら楽しく参加出来たのが良かった。」「今までは自己流で適当にスパイスを使っていたけど、色々な効能があると知って勉強になった。」等の声がありました。残ったガラムマサラは各自持ち帰り、ワークショップは笑顔で終了することができました。

H30年度児童館協働プロジェクト・坪沼自然探検WS/10月9日榴岡児童館

開催日時:10月9日10:00~16:00
場  所:坪沼八幡神社周辺
参加者数:児童館児童30名 職員2名
     とっとくらぶ親子13名 職員3名
講師:齋正弘
サポートSOAT:藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子

活動内容詳細/児童館児童
 児童館の子どもたちが坪沼に到着し、川辺の道から石段を登って境内へ登った。秋の気候に近づき、カエルは少なくなったが、バッタやトンボはたくさん見られ、道中も虫を追いかけたり草むらに足を止める姿が見られた。
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 社務所前の柿の木を見上げながら「柿みたいだけどなんだろう。」と友達同士で話していた。普段食べる柿とは形が違う種類だったようで柿だと教えると「こんなのもあるんだね。」と触ってみていた。
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 神様に挨拶をして探検へ出発した。林の中を子どもたちは慣れた様子で進んでいった。
林を抜けて畑の道を進みお城跡へと向かう途中、自分たちがサツマイモを植えた畑を見つけると「すごい育ってる。」「これ植えたよ。」と嬉しそうによく育った芋の葉を指さしていた。「今日はサツマイモ掘るんだよ。」という話になると「何個持って帰れるかな。」「いっぱい食べれるかな。」と楽しみな様子だった。
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 お城跡では草原を歩くたびにバッタがぴょんと跳ね、みんな身を縮めて足元を見つめて虫探しをしていた。お城跡から戻りの道では畑に生えた野菜を見つけると葉っぱを見て「あれはにんじん。あれはねぎ。」とひとつひとつ観察してみている子がいた。何度も坪沼に足を運び、野菜を植えたり畑のそばを通り、はじめの頃よりも野菜の知識や興味が増えているのだろう。畑で作業をしていた人を見つけると子どもたちは自分から「こんにちは。」と挨拶をした。
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 午後から活動するヒノキ林を下見した後、昼食の為に社務所に戻った。晴れていたので広場にシートを敷き外で昼食をとることになった。後から出発したとっとくらぶの親子が到着し、児童館とトットクラブ全員で一緒に昼食の時間となった。SOATスタッフや職員を交えて、子どもたちは楽し気に会話をしながらお弁当を食べ終えた。
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お昼休み・観察日誌
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 午後からはとっとくらぶが先にサツマイモ掘りへ出発し、児童館の子どもたちは自分たちのサツマイモ掘りまでヒノキ林で活動を開始した。木の遊具にはすぐに子どもたちが集まり遊び始めた。ツリーハウスで遊んでいた男の子に呼ばれて行くと、「ツリーハウスの下は秘密基地なんだよ。」と説明してくれた。子どもたちは自分たちで材料を見つけ工夫しながら遊んでいた。丸太渡りを更に長くしようと齋さんが動き始めると、何人かの子どもたちが率先して手伝いはじめ、大きくて重い丸太に紐をかけてみんなで声を合わせながら動かした。とても重い丸太だったので苦労したようだったがうまく運び終わると「やったー。」と嬉しそうに拍手をした。
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 とっとくらぶのサツマイモ掘りが終わると、児童館の子どもたちは10名ずつに分けて順番に畑へと出発した。農家さんから掘り方を教えてもらい、全員がサツマイモ掘りに挑戦した。小さいものから子どもたちの顔より大きなものもあり、土から出てくるたびに喜んだ。持参した袋にサツマイモを詰め、「すごく重いよ。」と言いながらも、みんな満足気な笑顔で袋を抱えて戻っていった。
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 サツマイモ堀りが終わり、この日の活動は無事に終了した。子どもたちは自分で掘ったサツマイモを片手に帰りのバスへと向かっていった。

朝の農園・サツマイモ、大根、白菜、
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10月4日福島県二本松市・講師育成講座ステップ②「裂き織り活用」

10月4日(木)
開催場所:根柄山団地集会所
講師:阿部さん、サポート2名:野田さん、松浦さん、
SOATサポート:藤原・渡邊・千田
協力:NPO法人みんぷく
布端材協賛:株式会社アクタス
住民参加者13名
9:00~10:00 準備、打ち合わせ、
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講師として伝えなければならない点、手順の確認。
準備物の確認。
10:00~12:00 「裂き織りを活用したワークショップ実施」
住民の皆さんは、あらかじめ裂き織り機つくりと裂き織りを体験。各自が織った裂き織りを持参してランチョンマット作りを楽しみました。
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講師の阿部さんは、布用ボンドの使い方やアイロンのあて方を説明。

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参加者は、オリジナルランチョマット作りを楽しみ。出来上がったランチョマットを使いお茶っこを交流会を行いました。
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参加者の感想:
・リバーシブルになるように作りました。ビールを美味しく飲めそう、作って良かった。
・手作りは、楽しい。皆さんとも交流が出来るのでまた開催して欲しい。
・初めて作ったので、まぁまぁの出来だった。作り方が分かったのでまた作って見たい。
・初めて完成して嬉しい。一輪さし飾って楽しみます。
12:00~12:20振り返り
講師の初体験で上手く伝えられなかった。全員が完成したのでとにかくよかった。

10月3日福島県いわき市・講師育成講座ステップ②「和紙のランプシェード」

10月3日(水)「和紙のランプシェード」ワークショップ実施
開催場所:勿来酒井団地集会所
講師:木皿さん、サポート7名
SOATサポート:藤原・渡邊・佐藤
協力:NPO法人みんぷく
住民参加者21名
9:00  会場準備、打ち合わせ
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進行手順、指導のポイントなどを確認し、参加者により良い環境で制作を行ってもらうために材料の使用方法などを検討しながら会場の準備を行いました。
9:50~12:00
最初にサンプルを見ながら作り方の説明。イメージを膨らませ、シェードのデザイン作業に移りました。
土台となる白い和紙に、色和紙や色画用紙を好きな形に切ったりちぎったり、自由に飾りを付けていきます。
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あらかじめ用意された様々な形の中から好みの飾りを探して組み合わせる作業も楽しそうでした。紙を丁寧に折って立体に組み立て、LEDライトを灯したら、最後に皆で鑑賞会をして終了です。それぞれに工夫を凝らした素敵な作品を完成させる事が出来ました。
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参加者の声:
「とても集中した。楽しかった。」「家で夜に点けてみるのが楽しみ!もう置く場所も決めてあるの。」「趣味で手芸はするけど、こういう工作的な事はしないから新鮮だった。」「こういった事が出来るから集会所の活動は大事。」「自分は普段この時間に活動していないんだけど、頑張って参加してみて良かった。」「自分の好きなように作れてとても楽しかった。」等の感想がありました。
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12:00~12:50 片付け、振り返りミーティング
いつも以上に会話も弾み、ランプシェード作りの時間を満喫する事が出来たようでした。
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10月2日福島県・講師育成講座ステップ②「針を使わない花びら巾着」

10月2日(火)
開催場所:川俣町壁沢団地 集会所
講師:秋葉さん、サポート:武藤さん、後藤さん、菅野さん、
SOATサポート:藤原・渡邊・千田 
布端材協賛:株式会社アクタス
協力:NPO法人みんぷく
視察参加2名(㈱アクタス)
住民参加者12名
13:00~準備、講師指導打ち合わせ
13:30~15:00 
ステップ②の講師秋葉さんは、はじめに全体の流れを説明してから針を使わない巾着作りを始めました。
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参加者の声
・手作りが出来てとても楽しかった。
・針を使うのは目が見えなかったりするのできないけれど、自分で出来たので良かった。
・針を使うことがなくで出来たのでとても楽しかった。手作りが大好きなのでもっとこんなことがあれば良いと思った。
・ボンドが剥がれてしまうか心配だったが出来上がってとっても嬉しい。メモを取ったので自分でも作ってみたい。
・発表会などあるが、見るばっかりで自分で作ったものを出すきっかけになれば良いと思った。
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15:00~15:30片付け・振り返りミーティング
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・年齢層が高いので準備を話し合いしながら作業を周りの糊付けまでと飾りのヨーヨーを作った。
・月2回の体操教室では5~6人の参加だったがいつもよりたくさんの参加者がいた。
・準備が大変だった分みんなが喜んで帰ったのでとても良かった。

COKOフェスタ2018 ふるさと村の秋まつり 「オリジナル金魚ねぷた作り」

開催日:2018年10月8日(月祝)
開催時間:午前10:00~12:00 午後13:00~15:00
開催場所:国営みちのく杜の湖畔公園 ふるさと村 月山山麓の家
参加者:37名
講師:SOAT 佐藤晴香、西村優衣子

青森県の「青森ねぶた祭」(弘前はねぷたまつり)で使われる小さな灯篭「金魚ねぷた」を、オリジナルデザインで作りました。
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本来は竹ひご(現在は針金)の骨組みに和紙を貼って、墨や絵の具で絵付けをして作りますが、今回は紙とペンを使っての制作です。
最初にあらかじめカットされた展開図を貼り合わせて多面体のボールを作り、そこに好きな絵柄を描いた尾ひれや目玉のパーツを付けて、好みの金魚を完成させていきます。
家族での参加が多く、多面体のボール作りや房飾り作りなど少し難しい作業は大人がサポートしながら協力して行い、コミュニケーションを取りながら楽しく取り組む姿が多く見られました。
形が出来たら中にLEDライトを吊るして完成です。
伝統的な模様に限らず、ハートや星などの可愛い柄やウインクしている表情など、個性的でユニークな金魚がたくさん出来上がりました。
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参加者からの声
「ねぶた祭を見に行ったけどその時は買わなかったので、今金魚ねぶたのお土産が出来て嬉しい。」
「うまく出来た。夜になったらまた光らせたい。」
「房飾りは難しかったけど、絵を描くのは楽しかった。」
「家族や先生にも見せたい!」
などの感想がありました。
作業工程が多かったため達成感もひとしおの様子で、出来上がった作品を手に下げながら笑顔でお持ち帰りし、終了となりました。

COKOフェスタ2018 ふるさと村の秋まつり 「こけし絵付け体験」

開催日:2018年10月7日(日)
開催時間:午前10:00~12:00 午後13:00~15:00
開催場所:国営みちのく杜の湖畔公園 ふるさと村 月山山麓の家
参加者:41名
講師:SOAT 佐藤晴香、西村優衣子

「こけし」は東北の各地に11系統が伝わる伝統工芸品です。宮城県は5系統の伝統こけしがあり、こけし発祥の地とも言われています。
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今回は白木のこけしにペンで好きな模様を描き、オリジナルの創作こけしを作りました。
見本を見ながら伝統的な模様を真似する方も居れば、眼鏡などの特徴を捉えて自分に似せて描いたり、好きな動物やキャラクターにするなど、それぞれ自由に絵付けを行います。
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家族での参加が多く、「こんなのどうかな?」「見て、こんな顔になった!」など作品を作りながら笑顔でのコミュニケーションも多く見られ、集中しながらも和やかな雰囲気で制作を楽しみました。
サイズは大、中、小の3種類があり好きな大きさを選んでもらいましたが、どのサイズでも「立体に描くのは難しい!」や「左右同じように描けない!」という声が聞かれました。
親子で参加したお母さんからは「思ったよりも手がぶれて上手く描けない。職人さんの凄さが分かった。」という感想もありました。
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苦労しながらも一生懸命描いた作品は、仕上がると一層愛着が湧いて見え、こけしを愛好するファンの気持ちが分かったような気がします。
お好みで金具を付けてストラップにして完成です。早速バッグに付けてお持ち帰りするお子さんもいました。
地域の伝統文化に楽しく触れる事ができた有意義な時間となりました。

COKOフェスタ2018 ふるさと村の秋まつり 「羊毛フェルトのさくらんぼブローチ」

開催日:2018年10月6日(土)
開催時間:午前10:00~12:00 午後13:00~15:00
開催場所:国営みちのく杜の湖畔公園 ふるさと村 月山山麓の家
参加者:19名
講師:SOAT 佐藤晴香、西村優衣子

ふわふわの羊毛を使って、山形県を代表する名産物「さくらんぼ」のブローチ作りを行いました。
モチーフが可愛らしいアクセサリーという事もあり参加者はほとんどが女性で、年齢は様々でした。
羊毛フェルトを扱うのが初めてという方も多く、小さなお子さんは「これは羊の毛だよ」と教えると目を丸くして驚いた様子も見せました。
始めに適量の羊毛を手に取り、洗剤を吹き掛け、お団子を作るように手でコロコロと丸めて小さなボールを作っていきます。
簡単なようで洗剤の量や力の加減が難しく、気を抜くとボールが割れたようにいびつな形になってしまう事もあるので、優しく丁寧に、時々仕上がりを確認しながら作業を行いました。
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グラデ―ジョン染めをした羊毛を使ったので、毛の色には微妙な変化があります。
2つの実を左右で違う色にしてみたり、ピンクとオレンジが混ざった色にしてみたり、参加者は自分の好きな色合いを組み合わせたさくらんぼ作りを楽しみました。
ボールが出来たら、穴を開けて紐を通し、ブローチ金具と葉っぱを付けて完成です。
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参加者からは
「可愛い仕上がりに満足です。」
「コロコロするのは楽しかったけど、綺麗な丸にするのは少し難しかった。」
「最初はふわふわだったものがこんな形に変わるなんて、羊毛と洗剤って不思議。」
「思い切って参加してみて良かった。いい思い出になった。」
などの感想が聞かれ、羊毛という素材の面白さに触れながら、それぞれお気に入りの作品を作ることが出来たようでした。

COKOフェスタ2018 ふるさと村の秋まつり 「ステンドグラス風ランタン作り」

開催日:2018年9月30日(日)
開催時間:午前10:00~12:00 午後13:00~15:00
開催場所:国営みちのく杜の湖畔公園 ふるさと村 本荘由利の家
参加者:11名
講師:SOAT 佐藤晴香、西村優衣子

秋田県にちなんだ絵柄入りのステンドグラス風のランタン作りを行いました。
ガラス瓶にはあらかじめスタッフが描いた立体的な黒い線の絵が描かれており、参加者はその線の中を塗り絵のように専用の絵の具で色を付けていきます。
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なまはげや秋田犬、ハタハタ、蕗など秋田を代表するもの、または季節感のあるモチーフが全部違った絵柄で描いてあり、参加者は「どれも捨てがたい!」「こっちの方が塗りやすそうだけど、そっちの方が可愛い、どうしよう?」など悩みながら好みの絵柄探しを楽しんでいました。
塗り絵作業では、塗ったばかりの箇所は乾いていないため触らないように、瓶の縁を持って面をくるくると回しながら次々と色を入れていきます。
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既成概念にとらわれずに好きな色で自由な感性で塗ってもらい、どれもカラフルで素敵な作品に仕上がりました。
親子で一緒に参加した方も多く、小さなお子さんは親御さんと協力しながら、コミュニケーションを楽しみながら取り組んでいました。
絵の具は乾燥すると透明色になり、完成したものに光を当ててみると「透明で綺麗!」「かわいい!」など喜びの声と笑顔が見られました。
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なまはげの作品を作ったお子さんは、「なまはげに(公園内イベント会場で)会えて嬉しかったから、その記念になって良かった。」
親子で参加のお母さんは「いろいろな色で塗れて楽しかった。」
そのお子さんは「曲がった面に書くのは難しかったけど、ちゃんと出来上がって良かった。」
などの感想がありました。
当日はあいにくの雨でしたが、室内で秋田に触れながら充実した創作の時間を楽しむことができたようでした。

H30年度児童館協働プロジェクト・坪沼自然探検WS/9月29日榴岡児童館

開催日時:9月29日10:00~16:00
場  所:坪沼八幡神社周辺
参加者数:児童26名 職員3名
講師:齋正弘
サポートSOAT:藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子

活動内容:
バスで到着した子どもたちを迎え、鳥居をくぐって裏参道の坂道を上った。上りながら「私、SOATの活動全部行ってるよ。」「私は2回目。」とこの活動を楽しみにしていたことを嬉しそうに話してくれた。
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社務所に到着し全員の探検準備が終わると、みんなで齋さんの元へ集まり、神様へ挨拶をした。ひとりの男の子が「みんな帽子とって。」と言うと、全員が帽子を取り静かに参拝をした。
午前中のメイン活動は稲刈りだった。石段を下りて川沿いにある神様の田んぼの前に集合した。5月に新田児童館の子どもたちが植えた苗が立派に育っていた。この日は榴岡児童館の子どもたちが神事に参加してから稲刈りを行った。
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神事の最中、子どもたちは真剣な面持ちで宮司さんの言葉を聴いていた。神事が終わると稲刈りが始まり、ひとりずつ鎌を持って田んぼの脇に並んだ。今か今かと畦道から前のめりになる子どもたちを農家さんはなだめながら丁寧に稲刈りの方法を教えてくださった。力を入れても切れなかった子も、しばらくすると鎌の扱いに慣れて、どんどん稲刈りが上達していった。
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虫やカエル、ザリガニを見つけて盛り上がる男子チームがいたが別の子が「やらないと終わらないよ。」と友達に声をかける場面もあった。「すごくうまくなったでしょ。」「大変だけど楽しいね。」と笑顔いっぱいで楽しみながら、稲刈りは無事に終了した。
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外で昼食を取った後、何人かの子どもたちは午後の活動より少し早めに畑の観察を行った。前回の観察日記にも参加した子どもは、慣れた様子でしっかりと観察が出来た様だった。前回参加時に「絵が下手で恥ずかしい。」と言っていた子が、意欲的に自信をもって取り組む様子もみたれた。白菜、大根、サツマイモの育ち具合を自分たちでしっかり観察し、お互いの絵を褒めあいながら観察日記を完成させた。
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午後の活動はヒノキ林で”倒れるぞー”が行なわれた。4年生が齋さんを手伝って木に縄を結び、ノコギリを使って切り込みを入れていった。他の子どもたちは木から繋がった長い縄を手に待ちきれない様子で「まだかなあ。」「引っ張れって言われたら引くんだよ。」と話ながら待っていた。
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齋さんから「引っ張れー。」という合図あると一斉に力いっぱい縄を引いた。倒す木の枝が他の木に引っかかり中々倒れなくなると「せーの。」と、みんなで声を合わせて縄を引いた。
木はなかなか倒れないので、「もう一回。せーの。」と、全員で力一杯綱を引くと、なんとヒノキは根っこから抜けた。
せっかくノコギリで切れ込みを入れたのだが、そこから倒れることはなかった。ヒノキは折れまいとして頑張り、子どもたちは倒そうと頑張った。なかなか迫力のある“倒れるぞー”だった。「倒れたー。」「やったー。」と子どもたちは自分たちの倒した木に駆け寄って早速、ノコギリ作業に挑戦した。
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”倒れるぞー”が無事に終わると、ヒノキ林の中でブランコや材木渡りなど、それぞれに自然体験を楽しんだ。
晴天ではなかったものの子どもたちが帰るまで雨は降らず、稲刈りや”倒れるぞー”など、普段体験できないことを通して子どもたちは感性や好奇心を膨らませることができた素敵な一日となった。
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