「花びら巾着作り」

開催日:2016年7月2日(土)、3日(日)
開催時間:10:30~16:00
開催場所:泉ハウジングパーク紫山 センターハウス1F
参加者:30名
講師:千田教子(パッチワーク・布小物作家)
サポート:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)

夏の浴衣スタイルにぴったりな、花びらのような形が可愛い巾着作りを行いました。
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まずは巾着にする布を選びます。
たくさん用意された表布と裏布が縫い合わされた生地は、柄と色の組み合わせが全部違うので、「持っている浴衣にはどれが合うかな?」「この模様良いなぁ。」など迷いながら好みの物を見つけていました。
型に合わせて印を付け、針でチクチク、またはボンドとアイロンでペタリと、布を折り合わせていきます。
あまりやったことが無い針仕事に頑張って挑戦したお子さんは、コツを教わりながら、真剣な表情で一針一針丁寧に取り組んでいました。
形が出来たら、丸いパーツ(ヨーヨーキルト)を花びら部分に貼り付けて飾ります。
ヨーヨーキルト作りにも挑戦した参加者は「意外と難しい?!」「こんな風に作るんだ~」とちょっと苦戦しつつ、感心しながらキルトの世界を一歩深く体験していたようでした。
最後にループに紐を通せば、オリジナル巾着の完成!
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参加者からの声、
「すごく可愛い!!」「作るのが好きなので、楽しかったです。ばっちりです。」
「初めて作りましたが、面白いです。普段手芸店に行く事も無いけれど、これからはお店に行ったら生地を見ながら「これであれを作ってみたいなぁ」と色々考えそうです。」
他にも、「今度浴衣で参加するお泊り会があるので、その時に持っていきます。楽しみ!」
「地域の夏祭りに友達と一緒に行くので、浴衣に合わせた色で作りました。」
「うちのお嫁さんにあげようかと思って。」などそれぞれに使い方のプランを楽しそうに語ってくれる方もおり、
どの参加者も素敵に出来た可愛い巾着を手に、笑顔でお持ち帰り、終了しました。

6月「水?あそび日和」終了の報告

開催日:2016年6月26日(日)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:大人6名、子ども8名 計14名
講師:齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ 4名:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、西村優衣子
資料撮影:渡邊廣一(ボランティア)

午前はカッパ(雨合羽)制作からスタート。
自分の体の大きさに合わせて、大きなビニール袋を切って穴を開けたり、帽子を付けたり、「自分の服はどうなってる?」「袖も付けようかな?」と服の構造を考えながら、雨が降っても濡れないしっかりとしたカッパを制作していきます。
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飾り付けも、絵を描いたり紐を巻いてみたりとそれぞれに工夫を凝らして取り組んでいました。
でも、空は晴れていて、雨が降る様子はありません。どうするの?齋さん!
すると「雨を降らせてきた。」と、なんと齋さんは竹や木を組んで雨降り装置を作っていたのでした!
手作りの雨の門をくぐり、最初は恐る恐るだった子もだんだん「気持ちいい!」と積極的に雨をかぶって楽しんでいました。

山椒味噌のおにぎりなど美味しいランチプレートで一休みした後の活動は、水のお絵かき。
〈マーブリングあそび〉では、大きな容器に水を入れ、絵の具を垂らして軽くかき混ぜ、水の上に紙を乗せると・・・綺麗で不思議な模様が紙に現れました!
「恐竜に見える。」と出来た形から連想したり、「見て、すごく綺麗な模様が出来たよ!」などコミュニケーションを取りながら、大人も子どもも次々と現れる面白い模様に夢中になっていました。
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〈水に浮かぶお絵かき〉では、水に溶ける特殊な紙にクレヨンで好きな絵を描いて、水の上に浮かべると・・・紙だけが溶けて絵が残り、まるで水の上に落書きしたみたい。
紙の構造や、水と油の話を聞きながら、「絵だけ浮いた、すごい!」「不思議~」と何枚も絵を描いては水に浮かべ、容器いっぱいに水のお絵かきを楽しんでいました。
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ツリーハウス作り??
のこぎりで木を切ったり金槌で釘を打ってみたりという体験も行いました。
(齋さんは、一体何を作ろうとしているのでしょうか?)
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参加者からの声
・とても楽しく心地良い疲れが気持ちよかったです。庭ものびのびと遊べてよかった。
特に水絵がとても楽しかったです。なかなかのこぎりやとんかちを使う機会がないので難しかったけど楽しかったです。
・日頃から水遊びも大好きだったので、心置きなく水とふれあえて喜んでいました。
・マーブルはやってもやっても違う模様になって親子で夢中になってしまいました。シークレットペーパーははじめて知りましたが、とってもおもしろかったです。
・かっぱを作って水遊びは楽しかったです。マーブルととける紙の体験も面白かったです。
計画には入っていなかった木を切ったり金づちで、くぎを打ったりも子供にとても良い体験になりました。子供は齋さんが大好きです。
・子供がその時に思いついてやってみたいと思うことができて嬉しそうでした。
など

それぞれのペースで活動を満喫することが出来たようでした。
次回は7月10日(日)、「どんぶらこ舟の旅」もお楽しみに!

ArtGalleryそあとの庭・5周年企画第二弾「春のアート祭り」終了の報告!

4月28日~5月24日開催は、春がテーマの作品27点が展示されました。
塩釜桜の掛け軸(一関恵美)や刺繍で施したバーベナやペチュニア(原田由美子)、傘や布に描かれた千葉ひろみ作品など華やかな作品が彩り、述べ200名様ほどのご来館を頂き、盛況のうちに終了致しましたのでご報告致します。
また、SOAT会員アーティストによる企画展では、初めての試みアートワークショップの開催を河北新報掲載のご協力を頂き、白石市からの参加者など新たな広がりを見ることができました。
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参加作家:一関恵美・今井宣子・尾崎博子・小野寺純一・後藤洋一・千田教子・千葉ひろみ・中村由起子・西村優衣子・永沼鴻雲・原田由美子・はらだかおる・はまちひろ

●アートの交流の場所そあとの庭で、アートをより身近に感じていただくための体験企画!!

5月4日(水・祝)「はじめての墨画」
講師:一関恵美(墨画作家)
開催場所:ArtGalleryそあとの庭 2階ギャラリー
開催時間:10:30~12:30
参加者:5名

水と墨の濃淡・にじみで「あじさい」を描くワークショップが開催されました。
墨画とはどういうものか、使う紙や墨について、道具の使い方など基本から一つ一つ丁寧な説明で、初めての参加でも分かりやすく安心して参加できる内容でした。
まずは墨を磨って香りに癒されながら、基本の筆遣いを練習します。
始めは「ドキドキ…」と緊張した様子の参加者も、描き始めるとあっという間に半紙が墨で埋まっていきます。
水と墨の絶妙なバランスによって生まれる線は、一筆の中にも色々な表情を見せ、筆遣いによっても変わる多彩な表現に魅了されるように皆さん何度も描画を楽しんでいました。
最後に一人一枚、色紙にあじさいを描いて、サインを入れて完成。
同じように描いてもそれぞれにボリュームや色合いのイメージに個性があり、初心者がほとんどとは思えないどれも素敵な出来栄えでした。
「参加出来て良かったです。」
「掛け軸(風の額)に入れるだけでも印象が変わりますね。立派に見えます!」
「面白かったです。心配していたより素敵に描けて良かったです。」
と参加者は楽しく墨画の世界に触れられたようでした。
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5月15日(日)「柳生和紙のランプシェード作り!」
講師:佐藤晴香(SOAT)
開催場所:ArtGalleryそあとの庭 外庭・館内1F
開催時間:午前の部11:00~12:30 午後の部14:00~15:30
参加者:8名

宮城が誇る伝統的な手漉き和紙「柳生和紙」を折って作る幾何学形がおしゃれなランプシェード作りを行いました。今回の参加者は皆さん物作りが好きということで、和紙や制作工程にとても興味を持って参加して下さったようで、遠方からの参加者も居ました。
柳生和紙の歴史や特徴、現在の製作状況などを説明の後、手順に沿って和紙を丁寧に折り、メインになるシェード(外側の傘部分)を作っていきます。
「この色(遣い)どうかな?」「それも良いね!」と参加者同士の交流もたくさん見られ、気持ちの良い景色を見ながら楽しい雰囲気で制作。
伝統和紙の後継者問題についてや、その他に体験した物作りについてなど色々なお話しも出ました。
参加者の声
「楽しかったです。和紙も不思議な折り方も勉強になりました。」
「子どもも親も楽しく出来ました。夜にまた照らしてみたいです。」
「仙台の事をまた一つ知る事が出来ました。参加出来て良かったです。」
等の感想が聞かれ、それぞれ工夫を凝らした素敵なランプシェードを手に笑顔でお持ち帰り、終了しました。
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「レザーの小物入れ作り」

開催日:2016年6月12日(日)
開催時間:10:30~16:00
開催場所:泉ハウジングパーク紫山 センターハウス1F
参加者:11名
講師:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
サポート:西村優衣子(作家)

レザー(牛革)を使って、両側から開閉できる三角の形が可愛い小物入れを作りました。
レザー初心者がほとんどでしたが、大人も子どもも専用の道具を使って穴あけ作業とバネホック打ちからスタート。色々な道具を使い分けながらいくつもの工程を経ていることを知ると「そんなに色々あるんだ~」「大変!」と驚いていました。
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ハンマーでどんどんと叩いたり針で縫う作業は、最初は怖がっていたお子さんも、大人がやっている姿を見て「自分もやりたい!」と挑戦する場面も。
普段お裁縫をしないお父さんも、針の運びを確認しながら一生懸命取り組んでいました。
好きな糸で好きな模様を刺繍する作業は、色を場所によって変えたり、縫い方を工夫したりとそれぞれにこだわりを持って取り組み、素敵な作品が完成!
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参加者の声
「すごくしっかりしたものが出来て嬉しいです。使わせてもらいます!」
「作り方や道具の使い方も分かって勉強になりました。」
「面白かったです。針を通すのが固くて大変だったけどちゃんと出来て良かったです。」
等の感想があり、
大変だけど楽しいレザークラフトの魅力を感じていただけたようで良かったです。

「レザーのキーケース作り」

開催日:2016年6月11日(土)
開催時間:10:30~16:00
開催場所:泉ハウジングパーク紫山 センターハウス1F
参加者:22名
講師:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
サポート:西村優衣子(作家)

今回はレザー(牛革)を使ったキーケース作りを行いました。
「興味はあるけどレザークラフトは初めて」という参加者がほとんどで、下処理の材料や工程、使用する道具についての説明を興味深く聞く方、メモを取る方もいらっしゃいました。
まずは形にカットされた生地に、菱目打ちという道具を使って穴を開け、キーリングのパーツを蝋引き糸で縫い付けます。
その後ホックの位置を決めてポンチで穴を開け、ホックの上下や組み合わせに注意しながらはめ込み、叩いて固定。最後に好きな模様で刺繍を施して完成です。
レザーは厚くて丈夫な生地なので、道具をハンマーで叩いて金具や刺繍の穴を開けていくのですが、お子さんもお父さんやお母さんに手伝ってもらいながら自分で挑戦!
刺繍も縁をぐるりと巻いたり、自分のイニシャルを入れるなどそれぞれに工夫して、大人も子どももじっくりと真剣に取り組んでいました。
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参加者の声
「こんなに色々な道具を使うんだね。」
「結構力が要って、大変!」
「興味があって自分で始めようとしたけど、分からなくて、今回参加して色々教えてもらえて良かったです。」
「プレゼントにします。喜んでくれるかな?」
「楽しかったです。普段出来ないことが出来て良かったです。」
等の声があり、少しでもレザークラフトの事を知って楽しんでいただけたようで良かったです。

モザイクアートモニュメント設置使用石材の到着!

実施日 2016年6月9日、10日
場所  そあとの庭、上郡石材
参加者:4名
藤原久美子(SOAT)、佐藤晴香(SOAT)、鶴巻伸(ストーリーインストーン)、上郡長一(上郡石材店)、
活動内容
6月9日(木)17:00~中野小学校モザイクアートモニュメント作品をSOAT事務局・そあとの庭より上郡石材工場への移動。
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6月10日(金)9:30~石材の確認。
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5月中野小学校跡地/蒲生北部2号公園 ・モニュメント設置基礎工事終了!

実施日 2016年5月26日(木)
時間  18:00~18:45
場所  中野小学校跡地、蒲生北部2号公園、蒲生干潟
参加者:3名
SOAT:藤原久美子、佐藤晴香、小川 牧、

内容
設置場所の基礎工事確認、全体工事状況の確認。
蒲生干潟に設置されている、中野小学校生徒が設置した看板の確認。
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中野小学校跡地付近、蒲生干潟・日和山は、復興工事のためあちらこちらで通行止めになり、目的地にたどり着くのが大変な状況でした。
3・11被災以前の姿が全く見られない現状、地域の皆様の思いを察すると心が痛みました。
蒲生干潟にある日和山もかさ上げ工事のためいずれ無くなります。
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H28年4月中野小学校跡地/蒲生北部2号公園整備工事始まる!

関係者現地ミーティング
実施日:H28年4月26日(火)
時間:10:00~11:30
場所:蒲生北部2号公園
参加者:10名
モニュメント全体工事:杉崎正則(スギサキ工房)
仙台市教育局学事課:車塚明宏、正木淑恵
仙台市宮城野区建設部公園課:鈴木江美子、高泉詩野
SOAT:藤原久美子、森敏美、佐藤晴香、鶴巻伸(ストーリーインストーン)、上郡長一、
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現地合同ミーティング内容
・現場確認、地盤等の状況説明ほか、7月末のモザイクアートモニュメント設置完了に向けての工事工程説明。
・5月モザイクモニュメント設置基礎工事完了予定。
・8月11日お披露目には多数のご来賓を迎えての除幕式なども行われる予定、進行確認。

以上、

5月「そあと 竹ものがたり2016」

開催日:2016年5月29日(日)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:大人9名、子ども11名 計20名
講師:齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ 4名:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、石森ももこ
資料ビデオ撮影:渡邊廣一(ボランティア)

午前の活動は竹切りからスタート。
倒れる方向を見定めてから、齋さんが竹の根元に切り込みを入れて、子ども達が力を合わせて竹に繋いだ紐を引っ張り、「たおれるぞ~!」でうまく竹が倒れる…
はずが、引っ張る前に倒れちゃいましたが、そんなこともあります。
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倒した竹を順番にのこぎりで切って、お昼ごはん用に自分専用のお皿とコップを作りました。
節を目印にどこを切ったらちょうどいい大きさのコップやお皿が出来るのか考え、青竹のみずみずしい香りや感触を楽しみながら切っていきます。
お箸も作りたい!と一人が作り始めると二人三人と輪が広がり、鉈(なた)やナイフを使っての箸作りも自主的に行われました。
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お昼ごはんは、作った器においなりさんやお味噌汁などを入れていただきます!
見た目も味もとっても美味しいランチタイムでした。

午後は、渡って遊ぶ竹の橋作りのほか、竹の水鉄砲、竹の笛、竹琴などそれぞれに好きな創作に取り組みました。
お母さんやお父さんが「こうやるんだよ」と率先して作り始め、子どもはそれにならって一生懸命作り、
そこには子どもの「お母さん・お父さんすごい!」という眼差しや「自分も作ってみたい!」という意欲、子どもに帰ったような大人の生き生きとした姿がありました。のこぎり、鉈、木鎚、電動ドリルなど、子ども達はドキドキしながら初めて使う道具も、使い方を教わり制作するうちに安定した上手な使い方が出来るようになっていました。
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参加者の声
・どちらかといえば警戒心が強く人見知りの娘ですが、ワクワクどきどきのワークショップを体験しその後のおいしい食事ですっかりそあとの庭が大好きになったようです。齋先生の子供を魅了する不思議な力で食事のあとには、先生の姿を見つけたら、走っていなくなってしまいました。子供も親も解放的な気持ちになり遊びました。
・日頃出来ないこと(ノコギリを作って竹を切る)ができて親子ともに楽しかったです。天気が良く木々に囲まれた空間が気持ちよかったです。
・楽しく参加できました。子供も他の子と交流が出来楽しかったようです。自然の中での活動は良いですね。機会があればまた参加したいです。
・竹を使ってコップや皿を作りそれで食べたランチは最高に美味しかったです。午後も竹を使った造形にチャレンジして普段つくることのない水鉄砲や笹舟を作りとても楽しみました。
・遅めに到着してしまいましたが、スタッフさんが優しく説明してくださり嬉しかったです。竹のコップで飲んだのが4人とも初体験で香りを楽しめました。
など

活動を終えた皆さんの顔はとても晴れやか。
年齢に関係なく、自然の中でのびのびと活動して交流や癒しの時間を楽しく過ごせたようでした。

「アートフラワーバスケット作り」終了の報告!

開催日:2016年5月7日(土)、8日(日)
開催時間:10:30~16:00
開催場所:泉ハウジングパーク紫山 センターハウス1F
参加者:24名
講師:佐藤晴香(SOATプロジェクトリーダー)
サポート:西村優衣子(作家)
お花を作る材料の樹脂粘土は、穀粉を原料とし乾燥後はプラスチックのような風合いになるキメの細かい粘土です。今回は母の日に合わせて、粘土で作るカーネーションのフラワーバスケット作りを行いました。
(カーネーションの花言葉・・・母への愛、純粋な愛、気品、誇り、永遠の幸福
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まずは粘土をこねて、伸ばして、花びらの形に形成していきます。
見本のお花を見て「え!これ粘土なの?!」「私でも作れるかな?」と心配される粘土初心者の方が多数でしたが、説明をしっかり聞いて一つ一つ丁寧にチャレンジ!始めは慣れない粘土の扱いに苦戦する様子もありましたが、作るうちにコツをつかみ、綺麗なお花を作る事が出来ていました。
「次は薄めの赤紫色で…」と粘土を混ぜ合わせて自分の好きな色をこだわって作る方や、「もう一つ作ってみたい!」と何個も挑戦する方も。誰にあげようか?どこに飾ろうか?などを考えながら、バスケットに好きな色の不織布と緑を敷いて、好きな色の花を飾り、最後にメッセージカードを添えて完成!
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参加者の声
「お母さんにプレゼントします。」とそれぞれのお母さん用に作る親子の参加者や、
「いつもお世話になっているお店の人にあげようと思います。」という方もおり、
「お母さんはこの色が好きそうだな~。」と色の組み合わせを選ぶ姿は微笑ましくありました。
「楽しかったです!粘土でこんな風にもなるなんてびっくりでした。」
「可愛く出来たし、本物じゃないので長く飾れるし、喜んでもらえると思います!ありがとうございました。」

楽しく樹脂粘土に親しむ事が出来たようでした。

そあとの庭/「南中山4丁目東子供会」ワークショップ終了の報告!

開催日:2016年5月23日(月)
時間:10:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:南中山4丁目東子供会 21名(子ども12名、大人9名)
講師:齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ 4名:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、西村優衣子(作家)

竹あそび(講師:齋正弘)
到着してすぐに庭で遊び始める元気いっぱいの子どもたち。
最初は竹を切り倒して「たおれるぞ~!」を体験して、その竹を交代で切って各自のコップと器を作りました。
使い方を教わりながら鋸(のこぎり)や鉈(なた)を上手に扱い、時間がかかっても途中で疲れても、最後まで取り組んで自分の器をしっかり完成させました。
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他にも竹の棒と笹を組んでおうちを作ったり、ブランコ遊び、鬼ごっこなど子どもたちはどんどん自由に遊びを展開させており、お母さんチームも、齋さんの作る竹の水道管のお手伝いに挑戦するなど、それぞれに楽しんでいたようでした。
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ものづくりワークショップ(講師:佐藤晴香)
だるまの絵付け、こけしの絵付け、ステンシルのランチョンマット作りから好きなものを選んで制作を行いました。だるまやこけしの絵付けでは、無地のものにペンで好きな顔や柄を描き込みます。
伝統的な絵柄にこだわらずに自由な感性で楽しみました。
ランチョンマット作りは、好きな型を選びステンシル技法でマットに絵柄を入れて作ります。
柄の場所を考えながら筆でトントンと叩くように絵の具を乗せていき、それぞれ個性のある自分専用のマットを完成させました。大人も子どもも頑張って作った作品に笑顔!親子一緒に、またそれぞれに、ものづくりを通してコミュニケーションや、普段とは違った環境での楽しい時間が過ごせた充実した一日となったようでした。
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参加者から声
午前の活動 竹あそびワークショップ
・全部初めての体験でした。のこぎりの使い方やナタ、普段家庭では使ったことがなかったので本当に良かったです。若い竹の子も初めてみました。
・今まで知らなかった竹のことを良く知ることができて良かった。
・久しぶりに自然に触れて楽しかった。子ども達も一生懸命のこを使って頑張っていたようです。
・たけのこ探し竹を使っての遊び、のこぎり体験などたくさんできて楽しかったです。子ども達は何もなくても遊びだし充実した時間を過ごせたと思います。
午後の活動 創作ワークショップ
「だるま」 
みんなのセンスの良さにおどろき。とっても楽しかったです。
みんな集中して楽しくできました。
「こけし」 
あっという間に終わってしまった。
「ランチョンマット」
はじめて創作ランチョンマットをつくりました。また作りたいです。
大人の皆も楽しんで絵を描きました。世界で一つですもんね。

4月「アートピクニック」終了の報告書!

開催日:2016年4月24日(日)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:大人15名、子ども14名 計29名
講師:齋 正弘(元宮城県美術館教育普及部長・SOAT理事)
SOATスタッフ 4名:藤原久美子、小川牧、佐藤晴香、西村優衣子(作家)

4月「アートピクニック」は春を探して庭探検、たけのこ掘りからスタート。
竹林の周辺をよく見てみると、地面から小さな頭がにょっきり。
目で見つけられないものは地面を優しく歩き、足の裏の感覚で探します。
スコップや木の棒を使って、親子で協力して、たくさんのたけのこを収穫することが出来ました!
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木から下げたブランコ遊びや、水を流して小さな川作り、竹の棒を渡した橋渡りなどで体を動かしながら自然の遊びを満喫しました。
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お昼ごはんは新鮮なたけのこご飯と、孟宗汁、春野菜のサラダで、ここでも春らしさを楽しみます。
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マフィン作りに挑戦。
「卵を割って入れる」「砂糖を3回に分けて混ぜる」など子どもはくじで引いたそれぞれの役割をしっかりとこなし、お母さんは「こんな風にやるんだよ、」と教えながら、材料を順番に混ぜてみんなで協力しながら作りました。
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午後は、のこぎりで木を切ったり、小刀で木を削ったり、木槌で木の杭を打ってみたり、年齢や興味に合わせてそれぞれのペースで木の遊びに取り組みました。杭とロープだけでも、十分に面白いアート空間になりましたね。
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参加者からの声
・はじめて竹の子をほり親子で楽しめました。子どもものこぎりや、小刀を使い好きなように過ごすことを楽しんだようです。
・初めて竹の子堀をしたり、即席で作られた竹と木のつり橋で遊んだり楽しかったです。
もともとある遊具で遊ぶのも良いけど、自分達で作るところから見て、できたら遊ぶというのが新鮮で、子ども達も生き生きのびのびしていたように思います。
・とても素敵な環境で子ども達にとって良いところだなと感じた。ワークショップの内容をこどもたちに合わせてゆったりと進んでいき小さい子どもその時と状況に合わせて参加できるので良いと思った。
等の感想をいただきました。(その他の感想も貴重な意見として今後の活動に反映させていただきます。)

今の時期しかできないたけのこ掘りが人気のようでした。
春らしいお天気の中で、春をたくさん見つけられたでしょうか?
今後も、そあとらしい、皆で楽しめる充実した活動を目指していきたいと思います。